この時間は、福岡県の駅をぐるりします。
本日の駅は、日田彦山線が分岐する日豊本線の城野駅です。
写真は,平成10〜20年代撮影のものが多くあります。現在の状況とは変わっていることがありますので、参考にする際はご注意ください。
また、当ブログをご利用される際は、必ずこちらの記事「免責事項について」をお読みの上、ご覧くださいね。
では,最後までごゆっくり!
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本日やってきたのは、日豊本線の城野駅です。
駅舎は橋上に見えますが、構内上は、ほぼ東西連絡通路と構内跨線橋となっており、2階建ての地表駅に近い構造です

右側に「城野駅西口」の表示がありますが、駅舎正面が北口、左端は東口となっていて、構内反対側が南口と、各出口に東西南北の表示が当てられています。
2階部分、広いデッキ構造となっていて、業務部分は2階に集約されています。

訪問は、新駅舎完成の1か月後で、1階部分にはまだ何もありませんでした。
駅入口。

駅前です。

以前からある駅前はほぼ駐輪場という異様な光景でしたが、駐輪場の奥は再開発され現在はBONJONOという名称のエコ推進地域として整備され、私が立っている駅舎2階部分のデッキから奥にデッキ上の自由通路が延びています。
こちらは自由通路、奥が南口、地表に構内が見えます。

南口は、ほぼ更地、現在は駅前広場が整備されています。

では駅舎に入ってみましょう。
城野駅は直営駅(当時は業務委託駅)、みどりの窓口もあります。

改札です。
出札窓口と改札の窓口とは距離があって、この構造だと常時複数の駅員さんが勤務する必要があるのかなと思います。
では構内に入りましょう。
待合室は広くありません。

待合室の奥がトイレ、上写真を見ると分かるとおり、角を左に曲がると構内方面です。

ここまでの写真で分かるとおり、とても木材と多用した作りとなっていて、観光列車をどんどん生み出していた当時のJR九州らしい駅舎になっています。
構内に降りて駅名標です。
「いしだ」は日田彦山線の石田駅です。
日田彦山線は当駅で分岐していますが、当駅折り返しの列車は指定されておらず、全ての列車が日豊本線で小倉方面に直通しています。
構内、大分・添田方面です。

3面5線の広い構内、左が先ほどご紹介した駅舎側、右端のホーム右側の5番線は非電化の日田彦山線の列車しか使用しないため架線が張られていません。
ここまでが、平成27年1月、新駅舎となって1か月ごの訪問でした。
ここからは、その9年前の城野駅です。
現在の北口駅舎があった場所に木造駅舎がありました。

国鉄末期に改築されましたが、木造駅舎らしい面影を残した構造の駅舎でした。
当時の駅前は、やはり自転車駐輪場に占拠されていました。

かつての城野駅周辺は小倉南区の北端に位置し、小倉北区から続く市街地になっています。
また、駅の西側にはダイエー城野店(現在はマックスバリュ)もあって、駅の周辺はとても賑やかでした。
出札窓口。

キオスクだけでなく不二家までありました。

改札です。

構内の構造は現在と変わりません。

方向は、新駅舎の構内写真とは逆で奥が小倉方面です。
左端にキハが停まっていますが、こちらが架線が張られていないホームになります。
(平成18年3月、平成27年1月訪問)
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