この時間は、福岡県の駅をぐるりします。
本日の駅は、篠栗線(福北ゆたか線)と香椎線のクロス駅長者原駅です。
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長者原駅について
所属:JR九州 篠栗線(福北ゆたか線)
開業:昭和63年3月13日
場所:福岡県糟屋郡粕屋町
形状:橋上駅(篠栗線)、高架駅(香椎線)
乗換:香椎線
長者原駅へのアクセス 長者原駅と博多駅・福岡空港
NAVITIME 博多駅から長者原駅 博多↔長者原 最速約11分
NAVITIME 福岡空港駅から長者原駅 福岡空港↔長者原 最速約15分(乗換時間含まず)
タクシー利用 福岡空港国内線タクシー乗り場↔長者原駅 約16分・約1760円
長者原駅の写真と訪問記
福岡の駅をぐるり、本日で最終回です。
ラストは、篠栗線と香椎線の立体交差駅、長者原駅です。
まずは駅舎。
どうして国鉄当時、ここに駅がなかったのか不思議なのですが、昔から香椎線と篠栗線は、この地点で立体交差していました。
おそらく、このあたりの鉄道は現在と違い、石炭輸送をメインに敷設され、福岡市内への通勤路線という目的は少なかったのだろうと思います。
そうなると、直接レールが平面で接続しないこの地点に駅を作る必要はなかったのでしょう、さらに宇美から博多(吉塚)方面へは勝田線が直通していましたから、必要性はさらに少なかったのではなかったのではないかと思います。
駅前です。
2路線のクロス地点ということもあり、有効利用できる土地が少なく駅前は狭いです。
こちらは北口です。
別角度から駅舎を見てみます。
駅舎は外見は単純な橋上駅舎に見えます。
左側の地表が篠栗線の構内、奥が吉塚方面です、橋上駅舎の2階部分の奥に左右に香椎線の高架線(駅部分前後は築堤)があります。
北口は、タクシーのほか、コミュニティバスの乗り場にもなっているようです。
2階に上がってみましょう。
出札です。
有人駅でみどりの窓口もあります。
コンコースです。
南口に行ってみましょう。
このコンコースに並行するように、奥に香椎線のホームが見えます。
香椎線の構内、高架というよりほぼ築堤のみですね。
こちらからは、バラ園で有名な駕与丁(かよいちょう)公園に行くことができます。
とても広い池のある公園で、春は桜も綺麗です。
あと、地域のボランティアさんがお世話している地域猫もいるし🐈⬛
ワタシも行ったことがあります。
町役場もこちら側にあります。
南口から見た駅舎。
駅前です。
こっちは北口よりさらに狭くなっています。
長者原に福岡市地下鉄を乗り入れさせるという計画がありますが、この駅前の状況でどうするつもりなんだろう?
いっそ、篠栗線を地下駅にして地下鉄とバリアフリーにしちゃば良いのに。
さて、2階に戻って出札右の改札から構内に向かいます。
改札を入って直進すると、香椎線のホームにそのまま出ます。
左に曲がると篠栗線のホームの上です。
先に篠栗線側に行ってみましょう。
奥の階段を降ります、エレベータもあります。
篠栗線は島式ホームです、以前は単式でしたが拡張されました。
奥が桂川方面です。
こちらは吉塚方面。
篠栗線の駅名標です。

では次は香椎線の構内、篠栗線のホームからもあがれます。

写真は奥が先ほど入場した改札です。
ホームの香椎寄りに上写真の改札への通路、宇美寄りに下写真の篠栗線(福北ゆたか線)への乗換階段があります。

構内香椎・西戸崎方面です。

こちらは宇美方面。

真下を篠栗線の列車が通過していきました。

香椎線の駅名標です。

イラストは粕屋町のシンボルマークで「KASUYA」のKを音符でかたどったものとなっていて、粕屋町の町章とは別に制定されたものです。
福岡の駅をぐるり、今回は福岡県北部のJR九州の駅をぐるりしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回からは岩手県の駅をぐるりいたします、お楽しみに!
(令和6年8月訪問)
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山梨県のJR駅をめぐります
愛知県のJR駅をめぐります
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