この時間は、福岡県の駅をぐるりします。
本日の駅は、鹿児島本線と篠栗線の接続駅、吉塚駅です。
現在の高架駅舎と地表駅当時の旧駅舎をご紹介します。
**********
吉塚駅について
所属:JR九州 鹿児島本線
開業:明治37年6月19日
場所:福岡市博多区
形状:高架駅
乗換:篠栗線(福北ゆたか線)、福岡市地下鉄箱崎線馬出九大病院前駅徒歩約6分
吉塚駅へのアクセス 吉塚駅と博多駅・福岡空港
福岡空港ー吉塚駅は、地下鉄・JR利用で所要時間20分前後(乗換時間含む)
タクシー利用で約13分料金1950円です
吉塚駅の写真とご紹介
現在の吉塚駅
吉塚駅は高架駅、博多や天神など福岡市の中心からは離れていますが、福岡県庁への最寄駅となっています。

こちらの高架駅舎は平成16年に完成しました。
訪問当時は、この駅の近くに住んでいて、毎日のように見ていた駅ですが、わざわざ写真を撮りにくることもなく引っ越しをしてしまったので、写真は少なめです。
駅前です。

高架駅となって駅前広場が整備された関係で駅舎の両サイドはマンションが建っています。
駅前を奥に進むと、福岡県庁や地下鉄の馬出九大病院前駅があります。
高架駅なので反対側の駅舎も見たいところですが…
…実は反対側は通路があるだけです。

高架下店舗はありますが、実はこの高架、JR九州の高架ではなくJR西日本の高架、つまり山陽新幹線の高架なので、この高架下にJR九州の駅部分はありません。
駅前です、こちらは駅裏になりますが商業ビルや住宅、スーパーマーケットなどもあって、そんなに閑散とはしていません。

JR九州とJR西日本の高架部分、小倉方面を見たところです。

博多駅から並走してきたJR九州の高架とJR西日本の高架は、ここ吉塚駅から離れていきます。
左側がJR九州の吉塚駅、右側がJR西日本の高架です。
では駅舎内部に戻ってみましょう。
当時は出札窓口のほかJR九州の旅行会社も入っていてカウンターを並べるように設置されていました。

当時は、複雑な行程の乗車券は、博多駅窓口の混雑を避け、ここの駅窓口にメモを渡して後日受け取りに行っていました。
改札です。

まだSUGOCAは登場する前だったようです。
発車標は3色LEDでした。
鹿児島本線と篠栗線(福北ゆたか線)が接続する駅で、篠栗線の列車は全て博多駅まで直通するので、路線別の発車票に博多方面の枠が2枠あります。
構内は3面5線です。

奥が博多・八代方面。
ワタシが立っている場所は1面1線ホームで、中央と合わせて2面3線が鹿児島本線ホーム、奥の1面2線が篠栗線ホームとなっています。
こちらは小倉・桂川方面です。

当駅を発車後、すぐに両線は離れ離れになります。
手前博多までは、篠栗線が単線の別線となったまま博多駅まで続いているので、吉塚駅から博多駅までは3線構造となっています。
(平成24年7月訪問)
地表駅当時の吉塚駅・旧駅舎
ここからは地表駅当時の吉塚駅です。

現在の駅前広場に平屋の駅舎があり、駅前はすぐに道路で手狭な駅でした。
駅舎右には鯛焼き屋さんの「甘党屋」があり、とても美味しい鯛焼きを提供していました。
新駅舎になっても駅内に店舗を構えてましたが現在はどうなったでしょう?
駅前はの三叉路は現在とあまり風景が変わらないように思います。

改札は千鳥配置になっていました。

*次回からは、香椎線の駅をご紹介します。
福岡の駅をぐるり 記事リスト
※お越しになった日にちによっては、未公開となっている場合があります。
これまでの駅舎・駅めぐりブログ
山梨県のJR駅をめぐります
愛知県のJR駅をめぐります
岐阜県の駅をめぐります

写真は、平成10〜20年代撮影のものが多くあります。現在の状況とは変わっていることがありますので、参考にする際はご注意ください。
また、当ブログをご利用される際は、必ずこちらの記事「免責事項について」をお読みの上、ご覧ください。