明石の実家に帰っている間に行ってみたかった、別府鉄道と国鉄高砂線の廃線跡を見てきました。
その中で国鉄高砂線尾上駅跡のお話。
最寄駅は、山陽電車の尾上の松駅です。

ところで広告にある日新信用金庫ですが、ワタシは明石に住んでいる頃、とても大きな銀行なんだろうと思っていました。
だって、明石のどこにでもあるし、神戸にもあるし…
…でも、ローカルな信用金庫だったんですよね、まあそれはどうでも良いとして。
尾上の松駅の駅舎です。

この立ち位置から振り向くと…
…こちらです。

踏切に向かって進みます。
踏切を渡ると…

…正面に十字路があるので、ここを左に曲がります。

左を見たところ。

この道路がすでに国鉄高砂線の廃線跡です。
メチャ山陽電車から近いところを走っていたのですが、ここから山陽電車の高砂駅あたりまで並走していたようです。
高砂線の駅名で言えば、尾上駅から高砂北口駅までの間ですね。
奥が加古川駅方面、別府鉄道との接続駅だった野口駅もこっちの方向です
こちらは高砂方面。

と、歩道の脇にある黄色のフェンスに視線が釘付けになりました。
これ踏切の警報器や遮断機の周りにあるガードじゃないですかねえ。
もしかしたら、踏切の痕跡がここに残っているってことでしょうか?なんで撤去せずに残っているんでしょうね。
さて、廃線跡を加古川方面に向かうとすぐに尾上駅跡にたどり着きました。

徒歩で5分くらい、山陽電車の普通車の運行間隔は15分が標準ですから、次の列車が来るまでに訪問できちゃいます。
駅跡にはモニュメントがあるのですぐに分かります。

石碑の裏には尾上駅の歴史が刻まれていました。

廃止になって40年になるんですね。
この先、加古川方面へは左にカーブして山陽電車をアンダークロスしています。

当時の様子はこちらへ
そのあとは山陽電車で高砂駅に向かい、車内から並走する国鉄高砂線の痕跡を辿ってみました。

これが廃線跡でしょうねえ。
この先、並走しながら加古川(川の名前のほう)を渡るのですが、鉄橋の構造物は残っていませんでした。

あまり歩かなくても良いし、草むらをかき分ける必要もないので、廃線跡めぐりとしては散歩気分で行けました。
高砂駅前にあるホテルに泊まって廃線跡めぐりをするのも良いかも!
山陽電車高砂駅から徒歩1分、廃線跡も目の前です