球磨村の駅、二つ目は一勝地駅です。
縁起の良い駅名ということで受験生などに入場券が好評です。
地名も「一勝地」なのですが、元々は鎌倉時代に、この地を治めていた地頭、一升内下野守の名前から来ているそうです。
駅構内です。
元々は2面3線の構内があったようですが、現在は1線撤去され、2面2線の構内となっています。
構内移動は地表連絡で行われています。
島式ホームから見た駅舎です。
大きな木造駅舎が残っています。
楽しみです、さっそく駅舎に向かってみましょう。
駅舎の壁にはモノクロの駅名標があります。
縁起が良いとされる、こちらの入場券、駅を受託管理しているJAが発売していました。
駅舎の中に入ってみます。
いきなり天井を見ちゃう私、元々はストーブの煙突があったのかな?
九州とはいえ、山の中なのでストーブがあったとしても不思議ではありませんね。
今は、ただの広告吊り下げ設備になっていますが。
出札とと改札です。
カウンターはきれいに改築されていますね。
委託駅なので改札は撤去されてしまったようです。
では駅舎です。
眩しいなあ、ちょうど逆光になってしまいました。
右手に回ってみましょう。
ちょっとは見えやすくなったでしょうか?
くるっと回って駅前です。
駅前はすぐに県道が並走、この県道15号線は人吉水俣線、写真左手から球磨川の支流芋川に沿って山間に入り、鹿児島県に一旦入ってから再び熊本県に入ります。
鹿児島県内からは、かつての国鉄山野線薩摩布計駅、大川ループ、久木野駅などの廃線・廃駅の付近を通る県道、クルマがあれば一度行ってみたいエリアです。
話を戻して、県道の向こうはもちろん球磨川、この辺りは急流を眺めることができます。
その対岸は国道219号線、山の中腹に見えるのは球磨村役場です。
その後、平成22年に、一勝地駅に「SL人吉」に乗って訪問していました。
前回の訪問とは違い大変に賑わいの一勝地駅でした。
では、次の駅に参りましょう。
(平成15年12月訪問)
(平成22年3月訪問)
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