ゆったりと山肌を雲の影が流れ、水面を渡る風も見える肥薩線の沿線。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200513/16/penguin-suica/05/7f/j/o0640048014758119024.jpg?caw=800)
遠くから、カタカタと列車が近づく音がしてきました。
キハ31かな?
スピードが遅いのか、なかなかワタシのところまでやってきません。
待ちくたびれちゃいましたよ(笑)
それにしても列車が来なければ何も音がしない駅でした。
撮影したのは、こちらの駅。
1面1線の小さな棒線駅。
海路駅です。
もちろん、近くに海はありません。
ただ、このあたり、八代市でも、球磨川沿いの人吉市や球磨村でもなく、海沿いのイメージがある芦北町にある駅です。
芦北町の代表的な駅は、肥薩おれんじ鉄道(旧鹿児島本線)の佐敷駅、かつて、特急「つばめ」も停車していた本線駅です。
ちょっと、いえかなり意外でした。
旅をしていて、JR九州などのように所在地表示の駅名標があると、こんな発見もあって楽しいものです。
もしかしたら、ここから芦北町の海沿いの街に繋がるルートがあったので「海路」なんて駅名が付いたのかもしれませんね。
駅の裏手から球磨川の支流沿いに海路小学校があります。
ただし、こちらの小学校90年代からすでに休校中となっています。
狭い敷地に、教室と体育館を重ねて建築している小学校です。
その谷沿いから、逆に海路駅方面を見たところ。
川船は何に使われていたのでしょう。
正面を左右に流れる球磨川の対岸は、球磨村となっています。
静寂に包まれ、とても球磨川流域らしい風景が残る素敵な場所でした。
肥薩線沿線自治体の「ふるさと納税」で地域を応援してみませんか、本日は、海路駅がある熊本県葦北郡芦北町の特産品をご紹介です。