熊本の駅をぐるり、3回目の本日は葉木駅です。
このタイプの駅名標、SLが運行している路線でよく使われています。
以前、SL阿蘇BOYが運行していた豊肥本線でもこのタイプの駅名標があります。
このタイプの駅名標で、駅紹介のブログをアップしているワタシにとっては、とても便利。
だって、駅周辺の観光ポイント、開業日、駅名の由来も乗っているんですから。
でも、今回の場合、この写真を撮影したのは平成15年、いまから17
年ほど前です。
この駅名標、たぶん現在はないと思うのですが、この駅名標に記載されている情報と現実は全く異なっています。
荒瀬ダム、なんと現在は存在しません。
ダムがなくなっちゃうなんて信じられないような話ですが、国内では最初の大型ダムの廃ダムとなりました。
詳しくはWikipediaで→荒瀬ダム
荒瀬ダムは発電ダムだったので、このダムがなくなって、ダムで吸い上げられていた川の水がそのまま流れることになりました。
そのため下流が増水、土砂の海への流失で水質の改善や干潟の発達による生態系の復活が図られたのです。
ということは、駅名標にあるもうひとつの集客施設、ボート競技場も当然なくなっているわけです。
今は、こちらの駅名標のようになっているのかもしれないですね。
イラストもなくて、オールマイティな感じ。
(平成15年10月撮影)
肥薩線沿線自治体の「ふるさと納税」で地域を応援してみませんか
熊本の駅をぐるり