私たちには「間違う権利」がある。 | 「自分のままで“養護教諭”になる」YOUKYOUカフェ・柏木むつき

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幾度となくこのブログで紹介している、

鴻上さんの今回の人生相談。

 

19歳の娘を過干渉に育ててしまったと悔やむ48歳母に、鴻上尚史が指南した「健康的に自立」させる方法

 

つい、子どもに対してアドバイスしてしまう。

ああしなさい、こうしなさい、と先回りして口出ししてしまう。

失敗してほしくないから。

痛い目に遭わせたくないから。

間違ってほしくないから…。

そんな想いで子育てしてしまった結果を後悔してしている女性からの相談でした。

 

鴻上さんが以下のようなことを書いていました。

子供には「間違う権利」があります。
 

子供から「間違う権利」を取り上げてしまっている親がいます。

全部先回りして、全部準備して、全部アドバイスして、子供が絶対に間違わないようにする親です。それはつまり、子供から間違うチャンスを取り上げているのです。

子供は間違えて成長します。間違えたことは、忘れないからです。でも、他人のアドバイスは忘れます。特に、うまくいったアドバイスは忘れます。

数学でいきなり「正解は、xイコール25だよ」と教えられたようなものです。

その場では助かりますが、何の応用もききません。

自分で考えて、答えを出して、間違って、また考えて答えを出して、そうやって人間は成長するのです。

子どもの「間違う権利」。

これを取り上げてしまっている親がいる、と鴻上さんは言いますが、

同じように取り上げてしまっている教師もいると思います。

 

私はそのような教師を責めたいのではありません。

きっとその教師も「間違う権利」をこれまで認めてもらって来なかった。

だからその権利自体を知らなかったり、

知っていたとしても行使してこなかったりした結果、

子どもたちに「間違う権利」を与えるのが怖かったりするのだと思います。

(私はそうでした)

 

自分が許せたこと、

自分が受け入れられたこと

自分が認められたことは、

相手に対しても許せるし受け入れられるし認められる。

 

「許せない」「受け入れられない」「認められない」は、

結局のところ相手に対してではなく自分自身に対してだったりもします。

 

間違っても良いよ。

失敗しても良いよ。

それでも大丈夫だよ。

そんな言葉をまずは自分に。

 

鴻上さんの記事は本当に色々なことを考えさせてくれます。


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☆養護教諭シリーズ

「憧れの養護教諭」になる方法。

養護教諭としての優先順位。

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自分の「楽しい」へのアンテナの張り方。

養護教諭だって嫌われることがあって当然。

仕事を辞めたい、異動したい、と思った時。

養護教諭としての「観」を超えて。

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番外編

仕事と勉強を両立する方法

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