山背国の太秦めぐり① ~蚕の社~ | NAVI彦 ~つつがなき神さまめぐり~

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神社めぐりをしています。
その土地ならではのお話も、
さくっとまとめてます。

ホツマツタヱ師の
なぁぶぅさんとめぐった

大和国のホツマツタヱ編
前回までつづってきましたが、

 



今回はその続きで、
大和国のホツマツタヱ⑩ ~鳥見社の勾玉池~
で汲んできた
勾玉池(まがたまいけ)のお水を

京都の
木嶋坐天照御魂神社
(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)、

通称・
蚕の社(かいこのやしろ)の
元糺す池(もとただすのいけ)に
撒くというミッションにきました。



山背国の春日神③ ~蚕ノ社~
にも書きましたが、

ここは、
賀茂(かも)氏
秦(はた)氏
縁のふかい重要な神社です。

 



その池の水は
いまでは枯れていて
おおくのかたが

嘆いているといいます。

すこしでも

援けになれたらいいなという思いと、

なにやら楽しそうだなという思いが
ぼくをここまで導きました。



奥にあるのが、
有名な三柱鳥居です。

奈良の
大神(おおみわ)神社
下社にもありましたね。

それでは、
まきま~すキラキラ爆  笑キラキラ




ミッション終了です。

いずれ、
お水がもどるといいですね。

 



さて、ここに来たら、
参っておきたいのが
白清社です。

 



なぜかこの
お稲荷様には

魅かれるものがあります。



ちかくにあった

秦氏の墓に祀られていた
お稲荷さまを
この地に遷したようですが、

 

ご挨拶せずには

いられません。

 


どうやらぼくは

秦氏ともご縁があるようで、

いまぼくが住んでいる、
大阪の池田という地は
秦氏伝来の地でもあり、

なかでも
豊島という場所は、
秦氏が繁栄した地
だといいます。

 



伊丹空港がある地は、
かつて沿岸部だったようで、

もしかすると太古は
港があったのかもしれません。

またそこから、

内陸まではいり
交易にも適した
猪名川(いながわ)沿いには、

クレハトリ・アヤハトリという
秦氏を祀る神社もあります。



ですので今回は、

そんな秦氏を
追いかけながら

秦氏が栄えたという
太秦(うずまさ)を
めぐりたいと思います。



さてもうひとつ、
なぁぶぅさん
とても興味深い推察を
ご紹介します。



こちらの
蚕の社の境内図をみると、

 



池や社殿を中心とした
勾玉形にみえなくもありません。

また、

初代・神武(じんむ)天皇が

父のウガヤフキアワセズを

祀ったという、


宇陀市の鳥見社も、
池の名前は
勾玉池でしたし、

地図をみれば、
その境内が

勾玉形に見えます。



この、

初代・神武天皇の父、
ウガヤフキアワセズは、

蚕の社でも

祀られていました。

さらに、
そのウガヤさまが

暮らしていたという
 

賀茂氏の
下鴨(しもがも)神社も、
勾玉形にみえなくありません。



そして、
ウガヤさまが眠るという


宮崎県の
吾平山上陵(ウガヤ陵)も
勾玉形だといいます。



ウガヤさんの后である
玉依姫(たまよりひめ)は、
カモの一族であり

滋賀の
日吉(ひよし)大社によれば、

玉依姫は、
ウガヤさまと結ばれる以前、

オオヤマクイという
秦氏の神様と結ばれ、

賀茂別雷(わけいかづち)という
子どもを産んでいます。



秦、カモ、ウガヤ(天皇家)は
こうして結びついたのでしょうか?

とても面白いですね。


山背国の太秦めぐり② へ つづく

 

 

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☆太秦めぐり全記事リスト☆

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山背国の太秦めぐり② ~大酒神社~
山背国の太秦めぐり③ ~広隆寺~
山背国の太秦めぐり④ ~蛇塚古墳~
山背国の太秦めぐり⑤ ~梅宮大社~
山背国の太秦めぐり⑥ ~月讀神社~
山背国の太秦めぐり⑦ ~ハタ考~