NAVI旅 vol.5 ~大神神社~ | NAVI彦 ~つつがなき神さまめぐり~

NAVI彦 ~つつがなき神さまめぐり~

神社めぐりをしています。
その土地ならではのお話も、
さくっとまとめてます。

わたくしNAVI彦が、
これまで訪れた神社を
ご案内する『NAVI旅』です。

第5弾は、奈良の
大神(おおみわ)神社
行ってきました!!



すこやかな天気にも

めぐまれました!!

 


大鳥居(おおとりい)と
三輪山(みわやま)のならびが

圧巻の景色です。

雲もどこか
鳥が羽ばたいているようにもみえます。

まずは、そんな
大鳥居ちかくの
綱越(つなこし)神社から

ご案内です。

 



参道の入口にある
祓戸(はらえど)の神さまです。

 

またの名を

『おんぱら社』とも

いうようです。



大神神社の例祭も、
こちらの神社から
はじまるといいます。

 

小さなお社ですが、

式内社といいますから

平安時代からの由緒ある

神社のようです。


 

道なりにすすむと

大神神社の
一の鳥居があります。



こちらは、
大神神社からわかれた
大三輪(おおみわ)教が

管理するお社です。



明治時代の
社教分離令のさい、

国の管理する神社は

道徳教育や神葬祭などの

宗教活動が禁止されたため、

神社の一部を
教派神道(きょうはしんとう)として

独立させたといいます。

 

 

出雲(いずも)大社でいう

出雲大社教や、

 

大和(おおやまと)神社でいう

大和神道御霊之社

そうだといいます。

 

ですからこちらは、

大神神社古来の神道を

護ってきた神社なのかもしれません。



上の社である
大神神社にたいして、

 

こちらは
下の社といわれているそうです。



なかでも、
異彩を放っているのは

こちらの三柱鳥居です。

 

 

日本全国で見ても

数少ないこの鳥居が

ここでは間近に

みることができます。

 

しかもこのとき、

空には

彩雲が出ていました。

 

 

三柱鳥居と

彩雲が撮れるだなんてびっくり

 



降りそそぐ光も

とても美しいですね。

 

別の方が撮った写真では、

光の粒がふわふわと

浮いていたようです。

 

こうなったらもう、

撮影会がはじまってしまいますてへぺろ

 

 

ぼくも撮っていただきました!




大三輪教本院から、

さらに並木の

参道をゆきます。

 

おそらくこれが

旧参道なのでしょう。

 

 

きょうはお祭りのため

のぼりがたくさんです。

 

500メートルほどゆくと
大神神社の

二の鳥居へつきます。



この光景にはいつも

うっとりとしてしまいます。

 


鳥居をぬけると
そこはもう

神気に満ちみちています。



どっしりとした、

力強さのある拝殿ですね。

 


ご神木の杉も、
祭神の

大物主(おおものぬし)
いわれがあると思えば、

古代の歴史が

現代にも繋がっているのだと
感慨もふかいです。

 



さて、拝殿から

登拝口のある
狭井(さい)神社へと

向かいます。

と、そのまえに、
活日(いくひ)神社に

ご挨拶です。



第10代・
崇神(すじん)天皇に命じられて、
大物主に献上する
酒を醸した方です。

それ以来、
三輪山の地は
日本酒造の聖地にも

なったといいます。

 

 

ここはひと気もすくなく、

とても心地の良い場所です。

 

御山の空気も

まずここで体感できます。

 



登拝口がある

狭井神社の境内には、

 

鎮女池(しずめいけ)があり

市杵島姫(いちきしまひめ)神社が

あります。

 

 

なんとも穏やかな池で

ぼんやりと眺めてしまいます。

 

 

また、

狭井神社の本殿裏では

御神水を

いただくことができます。

 

 

こちらの水で

英気を養い、


大神神社の祭神の
荒魂を祀るという本殿に

ご挨拶をしてから、

登拝開始です。

 

神聖な御山ですから、

こうしてタスキを提げて

敬虔な気持ちで

登らなければなりません。

登拝中は、
撮影も禁止ですから

写真もありません。

ここは実際に登って
体験していただくしかありません。

往復で
2~3時間ほどかかります。

途中には
磐座も点在していまして、
磐座を探しながらあるくのも
良いかもしれません。



さて、
降りてきてからは
昼食です。

山辺の道を
すこし北へすすむと
「花もり」さんがあります。

 

ロケーションから、
お料理から、
すべてが絶品のお店でした。

 



この地の名物である
三輪そうめんを

いただくことができます。
 

こんなに美味しいそうめんは

初体験でした。


しかしながら、

このお店でさらに有名なのが
かき氷だといいます。

 



ここで食べてしまうと、
もうほかのかき氷には
戻れません。

このお店を目的に、
大神神社にきても良いでしょう。

それくらい、すっかり

はまってしまいました。



さて、

旅はもう少し続きます。


花もりさんから

すこしゆくと

貴船(きふね)神社があります。

 



京都の

貴船(きふね)神社とおなじく

高龗神(たかおかみ)という

龍神さまを祀るといいます。

 

ここも

小さなお社ながら、

とても居心地の良い

不思議な神社さんです。

 

 

本日のラストは、

日本最古の神社ともいわれる

龗神神社です。


「りゅうじんじんじゃ」とも
「おかみのかみじんじゃ」とも
読めるようです。



こちらは
八大龍王弁財天大神

(はちだいりゅうおうべんざいてんおおかみ)を
祀っているといいます。

 



向こう側にみえるのが、

拝殿で、

 

こちらの池は
岩壺池というようです。

 

池は

さらに拝殿の奥にもあり、

 

そちらは

上池というようです。




このように、

さまざまな祀り方をしてある

不可思議な神社さんです。

 


三輪山山頂の
ほぼ真西にあたり、

三輪山が
陽だとすれば

この谷は
陰だといえるのかも
しれません。



ただしそれは、
良し悪しではなく、

陰も陽も
回転方向のちがう
エネルギーというだけで

どちらも
素晴らしいものには
違いありません。

 



ただ、
この気配が身体に
合う合わないはあるようで、

参拝のさいは
十分ご注意ください。

 



なんとも
厳かな雰囲気のある神社です。

どなたが管理して、
どんな祭祀が

おこなわれているのでしょう?

ここはまるで
あえて情報が非公開にされている
ような神社さんです。



ぼくとしては、

三輪山とあわせて
かならず訪れたい場所でもあります。

 



今回もまた、
さまざまな奇縁に結ばれた
素敵な旅となりました!

 

 

ご拝読、

ありがとうございます。

 

次回のご参加も

お待ちしています~キラキラ爆  笑キラキラ

 

 

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