朗読会『リーディング・ジャム vol.3』 2014.6.29
2014年6月29日(日)、朗読会『リーディング・ジャム vol.3』が開催されました。
今回は前回から場所を移して、ぼくが参加している中学生相手の無料塾「中野よもぎ塾」の会場をお借りして行われました。
よもぎ塾の生徒にも来ていただきました。
時折激しい雨が降り、雷鳴さえ轟く中、お越しいただいた皆様には感謝申し上げます。
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交流会的な朗読サロンを目指して『リーディング・ジャム』は開催されています。飛び入り参加大歓迎。観客と話者の双方が相互に入れ替わっていけば、聞く楽しみ、読む楽しみを、皆でもっとシェアしていけるはずです。 また今回は社会人ボランティアによって行われている中学生相手の無料塾「中野よもぎ塾」の会場を塾開始前にお借りして行われます。無料塾の活動に興味のある方は、朗読会終了後に行われる塾の見学や体験参加も歓迎です。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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当日はUSTREAMでの中継が予定されているほか、後日YouTubeに朗読動画を上げる予定です。 USTREAMチャンネル なかのたいとうの童話朗読会 http://www.ustream.tv/channel/nakanotaito YouTubeチャンネル なかのたいとう童話の森 https://www.youtube.com/user/nakanotaito | |||||||||||||||||||||||||||||||
詳細はfacebookイベントページに |
宮沢賢治『よだかの星』 - 関宏和 (せき ひろかず)
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宮沢賢治『よだかの星』 話者:関宏和
朗読のテキストはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開されています。
[朗読テキスト:宮沢賢治『よだかの星』]
『よだかの星』は今年の1月にも朗読していますが、今回は、そのときのテキストをさらに修正して使用しています。
[ブログ記事:童話朗読会『よだかの星』 2014.1.11]
『よだかの星』は宮沢賢治の生前未発表作品にしては珍しいことなのですが、完成度が非常に高く、ほぼ修正なしでも聴ける作品なです。
ですが、子どもでも難なく聴けるように周囲の意見を取り入れて今後も修正を加えていく予定でいます。
また今後は『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』など、宮沢賢治の未完成作品にも切り込んでいくことも検討中です。
掘辰雄『風立ちぬ』(抜粋) - 田原美樹(たはら みき)
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掘辰雄『風立ちぬ』(抜粋1) 話者:田原美樹
朗読は第3章「風立ちぬ」の冒頭より盛夏を迎えるまでとなっています。
朗読は第3章「風立ちぬ」の冒頭より盛夏を迎えるまでとなっています。
朗読のテキストはパブリックドメインで公開されています。
[朗読テキスト:堀辰雄『風立ちぬ』(抜粋1)]
『風立ちぬ』は昨年の宮崎駿の映画で一躍有名になりましたが、構成も文章も癖が強いため誰でも読める作品とは言い難い趣があります。
散発的に雑誌に掲載されたということが、おそらく一番の要因ですが、各章ごとに雰囲気が異なり、物語の最初の第1章「序曲」から読み進めるのは、読書に慣れていない者にとっては、かなり辛い作業なのではないかと想像します。
お勧めは、この第3章「風立ちぬ」から読みはじめることです。
物語を木に例えるなら、この章は間違いなく幹であって根であり、他の章は葉です。
この第3章「風立ちぬ」から読んで物語の最後まで読み、そのあとで最初に戻れば、すべてが符合するはずです。
と言いますか、第3章までは読む必要もないと言えます。
著者の堀辰雄は間違いなくイメージを膨らませながら物語を描いています。
それがひとつの形になり始めたのが第3章「風立ちぬ」であり、それまでは言ってみれば基礎、物語の素案であり土台でしかありません。
神里海詠『薄紅の風』 - 望戸智恵美(もうこ ちえみ)
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神里海詠『薄紅の風』 話者:望戸智恵美
“usubeninokaze” by copyright © 2014 kanzatomiei
“usubeninokaze” by copyright © 2014 kanzatomiei
朗読のテキストは電書館発行の電子マガジン『月天』第2号第1巻に掲載されています。
この作品は、淡々と語られる1人称の物語ですが、シーンごとの静と動、彩度の高低が、はっきりしています。
モチーフも含めて日本を強く意識させる物語です。
溜息とともに積み上げられていく石の山。
積み上げられては崩れ、崩れてはまた積み上げられる。
向き合った者のイメージは、最終的には静かな感動とともに闇に散っていきます。
なかのたいとう『七月六日』 - Milia(みりあ)
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なかのたいとう『七月六日』 話者:Milia 音楽:Piatica
“July 6” Text by copyright © 2014 NAKANO TAITO
“July 6” Music by copyright © 2014
“July 6” Text by copyright © 2014 NAKANO TAITO
“July 6” Music by copyright © 2014
朗読のテキストは電書館発行の電子マガジン『月天』第3号第1巻に掲載されています。
この物語は、2014年7月6日(日)、七夕の前夜祭の音楽イベント「七月六日 —織姫と彦星—」で朗読される物語です。
イベントには、琴奏者の明日佳、テクノユニットPiatica、和楽器と舞踊の乙女二人組つげありあ、そして今回朗読したMiliaが出演します。
本番は、今回のものから、さらに手を加えた、華やかなステージとなるばずです。
明日佳 ブログ http://ameblo.jp/asuka-koto/
Piatica ブログ http://piatica.blogspot.jp
つげありあ ホームページ http://tsugearia.yumenogotoshi.com
Milia ブログ http://ameblo.jp/xmiliax/
Piatica ブログ http://piatica.blogspot.jp
つげありあ ホームページ http://tsugearia.yumenogotoshi.com
Milia ブログ http://ameblo.jp/xmiliax/
観覧申込はぼくのほうでも受け付けます。メッセージでお知らせください。
今回協力いただいた中野よもぎ塾では、生徒だけでなく、ボランティアスタッフも随時募集しています。
無料塾「中野よもぎ塾」ブログ: http://ameblo.jp/nakanoyomogi/
![なかのたいとう童話の森 出版局](https://stat.ameba.jp/user_images/20130316/04/nakanotaito/e4/00/j/o0578015412459151837.jpg?caw=800)
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下記のお問い合わせ先にご連絡いただければ、折り返しご連絡いたします。
![なかのたいとう童話連絡先](https://stat.ameba.jp/user_images/20130401/21/nakanotaito/49/60/j/o0578024112483591876.jpg?caw=800)
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なかのたいとう童話の森は、童話作家なかのたいとうの個人出版レーベルです。自作の出版の他、絵本、童話、児童小説を電子書籍で自費出版したいという方たちのための窓口として2013年に設けられました。初期コストをかけずに出版することは可能ですので、自作の電子書籍化をお考えの方はぜひご相談ください。
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