小5娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
この春休み、創作活動に忙しい娘。
この1年、クラブ活動の文芸部で培ったノウハウをフルに活かしながら、物語を書き続けています。
小さい頃から、誰かの書いた本を読書をすることよりも、自分で創作することの方が好きだった娘。
そんな創作好きを後押しした1冊が幼少期に触れたこちらです。
お馴染み、アリキ・ブランデンバーグ氏によるこの書籍。
原書が多かったのですが、娘はアリキ氏の絵本と共に育ってきました。
実はこの絵本を導入するに辺り、少し懸念した点が2つありました。
この本には…。
作家
エディター
出版社
デザイナー
校正者
・
・
・
などなど、多くの職業の人が登場します。
これら多くの人々が関わって1冊の本が出来上がるという工程が、果たして幼児に理解ができるのか。
でも、案外子どもは理解しづらいと大人が思うようなことも受け入れてしまうもの。
モンテッソーリ教育では、「まだこの子には分からないから」という勝手な大人の判断は挟まず、正確に伝えることを行っていきます。幼児言葉も使わず、一見難しく感じるような言葉でも、正しい言葉を使うのもこのため。
この時も、母の不安は杞憂に終わり、この本のお陰で、娘は「作家」という存在を知り、そして「イラストレーター」という存在も知りました。結果、自分でも作ってみたいと創作意欲を掻き立ててくれたのだと思います。
海外のモンテッソーリ園でよく読み聞かせに使われると言われるこちらの絵本。
けれども、絵本作家のネコのおかあさんのこの物語。
果たして、「ファンタジー」を幼児期に取り込んでもいいのかという疑問でした。
モンテッソーリ教育では幼児期はファンタジーを取り扱わない。
これがどこか日本ではデフォルトとなっているイメージですが、海外のモンテッソーリ教育ではもう少し寛容的な部分もあります。
その理由はモンテッソーリ女史の生きた100年以上前の時代と今の時代は違うこと。
今の時代の子どもは、自然とファンタジーと触れてきていること。
もちろん乳幼児期の前期(0歳~3歳)であれば、今自分が生きている世界をきちんと把握する必要性があるため、現実とファンタジーの世界が異なることは好ましくないのでしょう。ただどんどんこの世界について理解を深めている後期(3歳~6歳)であれば、特に4歳以降はそれほど心配しなくて大丈夫という当時の母の恩師のアドバイスの元、我が家ではネコのおかあさんから教わった「本ができるまでの世界」。
小学生以降も、それぞれの職業について詳しく調べてみるという調べ学習にも繋がるこの1冊。
日本語版は入手しづらいかもしれませんが、図書館などで見かけた際には手に取ってみてください。
我が家の高学年女子は、きっと残りの春休みも創作活動に忙しそうです^^;
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