緊急事態宣言を受け、さらに落ち着かない日々が続いています。
日々流れてくるニュースに耳をふさぎたくなるような時もある中。
学びを止めないのが子ども。
娘はこの新型コロナウィルスに関しての情報源はNews O-Maticのような海外のニュースがほとんどだったのですが、この1年で得た知識を日本語でまとめることをし始めました。シンキングツールを使い、自分が知っている知識をまとめ、その後、今後もっと探求すべき部分をブレインストーミングしていくのが彼女のやり方。
いつものホワイトボードにその導入部分が残されていました。
よく見ると、「療」が間違っていることを発見。
中1で習う漢字ではあるようですが、多分120%の自信を持って書いたであろう筆跡(笑)。
「今指摘しないで、このまま間違えて覚えたらどうしよう。」
かつての母なら、まず最初にそう思ったことでしょう。
けれども、モンテッソーリ教育に長年触れていると、「間違って覚えること」と「娘の心を傷つけること」を天秤に掛けるようになります。
どっちの方が彼女の成長においてダメージがあるか。
間違って覚えたものは覚え直せばいいだけ。
でも傷つけた心はやり直しがきかない。
だから、「間違ってるよ」と直接指摘をするような彼女のヤル気を削ぐ言動だけは避けたいと思っています。
これを書いた次の日、娘自身がこんなことを言ってきました。
「『療』って漢字、間違って覚えていた~」
リサーチを繰り返している間に、目に入ったのでしょう。
自分で発見すると、どこか大儲けをしたかのような誇らしげな表情。
間違いを指摘しないことの大切さを改めて感じました。
最近この「間違いを指摘しない」ことは、ホームモンテッソーリのお手伝いをさせていただいている方々の間でもちょっとしたテーマになっています♡
「それ違うでしょ」を我慢して、子どもが自ら気付けるように、ちょっとしたヒントを与える。
そんなことが驚くほど上手になられてきて、母が3年かかって克服できたことを、3ヶ月で完全克服されるお母さん方。凄すぎます…!!
今では、娘の間違いを発見すると、ちょっぴりワクワクする時間。
どこでどうやって間違いを発見するか。
宝探しのような感覚に陥っている母です^^
◆◆
今朝の1冊はこちら。
現在受講中のモンテッソーリ教師養成講座乳幼児コース(0歳~3歳)が修了したら、本格的に学びたいと思っているインクルーシブ教育。スペシャルニーズがあるかないかに関わらず「すべての子ども」が出発点のモンテッソーリ教育。それぞれ異なる教育ニーズにどのように対応するか。さらなる推進が求められる中、親として大人として教育に携わる者として、必須の学びだと感じています。
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