もえもえ育児ほぼ終了日記と障害児家族の防災ブログ -23ページ目

私の防災・その468 富士山噴火による降灰予測


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元々は娘の子育て中の記録として始めたブログですが、現在は主に障害児(者)家族の防災ブログとなってます


お久しぶりです。

次は富士山の大規模噴火関連の記事を書きたいと思いつつ時間だけが過ぎてしまいましたアセアセ


日本一の山である富士山は私が小さい頃は「休火山」と教えられましたが、現在では「休火山」と言う言葉は使わなくなったそうですね。


つまり、富士山は立派な「活火山」な訳です。


しかも、本州の中心部に位置してますし特に首都圏は富士山の東側ですから偏西風によって広範囲に大量の降灰が予測されています。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250325/k10014760081000.html


火山灰は一般的な木材などを燃やして出る灰とは異なり都市機能への影響も大きく、人体への悪影響も出ますので、富士山の大規模噴火時に「火山灰警報」を導入することも検討されています。

実際に富士山の大規模噴火が発生し、自分達が住む場所にも火山灰が降ってくるとなったら何をすれば良いのでしょう。


逆に言えば30cm未満の場合は在宅避難しなければならないと言うことになります。

勿論医療的ケア児者や透析患者など長期の停電が命取りになる人など配慮が必要な人は避難が必要ですが、基本的に健康で自力で生活できる人は在宅避難が大前提。

ちなみに何故30cm以上の地域が避難の対象になるかと言えば、屋根に火山灰が積もった状態で雨が降ると木造家屋が倒壊する可能性があるからです。

一般的な木材などを燃やして出る灰とは異なり火山灰は雨で溶けたり流されたりはしません。

水分を含むと重くドロドロの状態になって迂闊に下水道に流したりしようものなら下水道が詰まって使えなくなります。

ですから、降ってきた火山灰は速やかに取り除き適切に処理する必要があるのです。

大量の火山灰+雨は最悪の組み合わせだと思ってください。

木造住宅で暮らしていらっしゃる場合、屋根に積もった灰の処理が難しいのであれば、どの様にどこに避難するかを考えておいてくださいね。


つまり、物流が止まります。

在宅避難が大前提と言うことは物流が止まった状態で避難生活を送る事を求められているのです。

そのため、住民は可能なら2週間分の備蓄を進める必要があるそうです。

勿論、自治体や事業者などはライフラインの維持や復旧に優先的に取り組む必要があるとしています。

ですが、ライフラインも止まることは想定しておかなければならないでしょう。

水、食糧、非常用トイレ、生活を維持する為に必要なもの、どれだけ備えてありますか?

また、火山灰は吸い込めば呼吸器に悪影響が出ますし、目に入って迂闊に擦ってしまったりすると角膜を傷付ける恐れがあります。

健康を維持する為に防塵マスクや防塵ゴーグルを準備しておくことをお勧めします。


上矢印我が家の防塵マスク


上矢印我が家の防塵ゴーグル(眼鏡の上から装着できます)

感染症対策にもなりますから、普段は不織布マスクを使用している方も備えておいて損は無いと思います。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/natural-disaster/natural-disaster_07.html


私が一番心配しているのはもしも猛暑、酷暑の時期に降灰の影響で停電したり、室外機が壊れたりしてエアコンが使えない状態になってしまうことです。

火山灰が降ってくると窓を開けることも出来なくなるでしょう。


そうなると締め切った室内で暑さに耐えることになります。

電気に頼らない暑さ対策されてますか?


更に旦那の実家はマンションですが私の実家は木造住宅ですので、万が一の時にはガレージを避難場所にすることも伝えておきました。

実家は道路から住宅一階層分以上の高さがあるのでガレージを庭の下に作ってあります。

頑丈な鉄筋コンクリート製で水道も設置されていますし、道路面にはシャッター、自宅へ上がる階段側には鍵がかかる扉がありますので、最低限の安全確保は出来ますし、エアーベッド等の防災グッズ置き場にしてありますから自宅から最低限の必要なものを運び込めば万が一自宅が倒壊した場合もある程度の生活維持は出来ると考えています。

土の下なので夏の暑さからも多少は守られます。

実際に噴火してからでは駆けつけたくても駆けつけられませんから、今しか実家の備えはできません。

在宅避難で2週間、自宅とご実家の備え、本気で考えてみてくださいね。


非常時の備えしてくださいね!

特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。


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私の防災・その467 熊本地震から9年 福祉避難所、インクルーシブ避難所の課題


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またしてもすっっっっかりご無沙汰してしまいましたねタラー


疲れがたまっていた為だと思いますが、目眩が続いてスマホの画面を見るのもつらかった上に腰までやられてもえもえの世話も本当に最低限しか出来ない日々を過ごしてましたショボーン


その間にも富士山の降灰予測が出されたり、新しい南海トラフ地震被害想定が出されたりと防災オタクの気になる情報が色々と出てますね。


いずれそれらに関しても記事にしたいところです。


今日は熊本地震の前震が起きた4月14日と言うことで、一言だけでも書いておきたいなと思って出てきました。


熊本地震の時に障害児者や高齢者など配慮が必要な人のための福祉避難所がうまく機能しなかった為に熊本学園大学にインクルーシブ避難所が設置された事を覚えていらっしゃるでしょうか。


https://www.kumagaku.ac.jp/news/archives/1977


大きな災害が起きる度に福祉避難所、障害児者や高齢者など配慮が必要な人達の避難生活の課題が浮き彫りになります。


今では福祉施設が福祉避難所として自治体から指定される事も増えましたが、指定されたからといって、具体的に何をするべきかを考えるのは施設の人達に丸投げと言う状況のところも多いようです。


正直いって一つの施設で出来ることは限られていますよね。


通常その施設を利用している人達の分は設備も備蓄も出来たとしてもそれ以上の人を受け入れることを想定するのは困難です。


熊本は地震だけではなく豪雨被害も受けています。


その時に複数の施設が協力して避難所設営をした経験をいかそうと言う動きがありました。


https://news.ntv.co.jp/category/life/kk5d5d9c9811dd4c64b616def9cc9008ad


現在は私達夫婦と一緒に暮らしているもえもえもいずれは私達から離れて暮らすことになる予定です。

自宅で暮らしている間は私達夫婦が出来る限りの備えをしているし、自宅での避難生活は私達がフォローして何とかするつもりです。

ですが、自宅が被害を受けて避難所生活をしなければならなくなった場合や、施設に入居して施設で避難生活をすることになった場合、また、入居施設も被害を受けて避難所生活をしなければならなくなった場合はやはり福祉避難所が適切に開設&運営されるかは大きな課題となってきます。

私達の居住地の障害児者家族会では独自に勉強会などを開催し、
各家庭の自助意識を高める
と共に
福祉関係者にも勉強会に参加して貰う
ことで
障害児者への共助、公助についても考えて貰う
取り組みを行っています。

現在健康な人であっても大きな地震が起きた時に思わぬ怪我で福祉的な支援が必要になる可能性もあります。


歳を重ねれば身体の自由もきかなくなって来る可能性も高いです。


配慮を必要とする人ほど、遠くに移動することが難しいと言うことも忘れてはならないと思います。

ですから、出来る限り一般の避難所を福祉避難所とまではいかないまでも、設備さえ整っていればある程度配慮を必要とする人でも暮らせる人を受け入れられる
インクルーシブ避難所として整備
できる仕組み作りが必要ではないでしょうか。

一般の避難所で生活できる人が増えれば、生活の多くに人の手を必要とする重度障害児者や高齢者などに絞った福祉避難所運営が出来て
支援者の負担を軽減
できるのではないかと思います。

福祉避難所、インクルーシブ避難所の問題は他人事ではないのだと皆様にも考えていただきたいと思います。


非常時の備えしてくださいね!

特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。


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私の防災・その466 ミャンマー地震


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昨日ミャンマー中部でM7.7の地震が起き、ミャンマーだけではなく周辺国でも大きな被害が出ています。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250329/k10014764301000.html


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250328/k10014763721000.html


上の記事にも動画がありますが、タイや中国でも長周期地震動による大きな揺れが起きてビルが倒壊したり、屋上プールの水が大量に溢れ出たりする衝撃的な映像も報道されています。

東日本大震災の時もそうでしたが震源地から遠くはなれていても高層ビルなどは上層部ほど大きな揺れが長く続きます。

屋上プールは営業中だったのか、もしも人が居たのであればいち早く無事に避難することが出来たのかも気になっています。

今のところ現地のミャンマーの映像よりもタイや中国の映像が多いのではと感じる状況で、現地ミャンマーの被害がどれ程の物なのか心配しています。

ミャンマーは軍事クーデターによる混乱のただ中にあり、その事も今回の被害の情報の少なさに繋がっているのではと思ったりもします。

大きな災害時の人命救助は発生してから72時間が鍵となります。

この時間内に出来るだけ多くの救助隊が現地に赴いて救助活動を始める必要がありますが、ミャンマー国内にどれ程の救助活動を行う部隊があるのか、政府に国際協力を受け入れる余地があるのか

、とても気になります。


既に100人を超える犠牲者が出ています。

一人でも多く一刻も早く救助されることを願っています。


非常時の備えしてくださいね!

特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。


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