世界中に星の数ほどいる男女の中で
こうして出会って、
パートナーになるということは、
それだけでも奇跡的な偶然と必然が
織りなしてできる縁なんだと思う。
こんにちは。
もっと楽に、幸せに。
パートナーシップカウンセラー
真中美和です。
⚫︎プロフィール
やっと最終話。
よろしければ、最初からご覧くださいね。
私とダーリンの馴れ初め（第2話）- 私が彼に惹かれた2つの理由
私とダーリンの馴れ初め（第3話）-もう彼と会えないかもしれない
私とダーリンの馴れ初め（第4話）-火を吹くほど恥ずかしかった話
私とダーリンの馴れ初め（第5話）- 初めてのキスと、この人でいいんだろうか？のループ
私とダーリンの馴れ初め（第6話）-彼を信じられない私が、それでも信じると決めた訳
私とダーリンの馴れ初め（第7話）-「付き合うことはできない」蛇の生殺し
その日は突然来た。
そんなわけで、
「付き合う」に進めないまま、
蛇の生殺し生活（笑）を続けること3ヶ月。
その日は突然来た。
友人Nちゃんの家に息子も連れて
お泊りで遊びに行ったときのこと。
Nちゃんの旦那さんは単身赴任中で不在で
私と息子の他に
彼女の友達(Mちゃん)と子ども2人も来ていて
女3人プラス子供たち、
わいのわいの言いながら楽しく過ごしてたんよ。
夜になって、
子どもたちは勝手に遊ばせつつ、
母たち3人は酒盛り（笑）
こんな華やかな感じじゃなくただの酒盛りだけどw
そのとき、
いつものように彼からLINEが来た。
彼は出張帰りで伊丹空港に着いたところで
これからリムジンバスで家に向かうところらしかった。
「お疲れさまーーー」
彼とそんなたわいのないやりとりを
ちょいちょいしながら飲んでたら、
もちろん話は恋バナにｗ
シングルマザーの恋愛だから
なかなか思うように会えないこと、
会ってもいつも2〜3時間で、
デートらしいデートができないこと、
まだ「付き合う」にたどり着けないこと、
そんな話をしてたら、
NちゃんとMちゃんが、
「今から呼べば？」
なんて、唐突な提案を
えーーーー？！
ってなったんだけど、
「ほら、息子くんは私たちが見といてあげるからさ」
そんな太っ腹なそそのかし提案をしてくれて・・・
マジかよ・・・
いや、でも、
彼は今日は出張帰りで疲れてるし・・・
彼の家からここまで結構遠いし・・・
そう思いつつ、
一応、そんなことを友達に言われたと
そのまま彼に伝えてみた。
そしたらさ、、、
「じゃぁ、遅くなるけど行くよ」
だと
マジで(‘꒪д꒪’)
マジだった・・・
あれよあれよという展開で戸惑いつつも、
確かに、こんなチャンスはなかなかない。
思い切って
友達2人の厚意に甘えることにした。
彼は家に帰って、
そこからまた車を1時間くらい走らせて
深夜になって、ようやく、
Nちゃんの家の近くまで来てくれた。
息子を寝かしつけたところで、
Mちゃんが私の代わりに添い寝してくれて、
（途中で起きて「おかーさんは？」ってなったらしいけど、「コンビニ行ってる」って誤魔化してくれたらしいｗ）
深夜、Nちゃんの家を抜け出して、
彼の待つ車のところまで行った。
Nちゃんの家は、
ちょっと不思議な作りの新興住宅地にあって
そこの開けた広場のようなところで
彼は車を停めて待っていてくれた。
静まり返った夜の街。
彼の車までの斜面を降りながら、
まるで宝塚の大階段みたいだなとか
そんな変なことを思いつつ、
その静けさと、
だだっ広い広場にポツンと1台
私を待ってくれている車に、
急にドキドキしてきた。
だって、
今から会うってことは・・・
必然的にお泊まりをするってこと、
だよね？
お泊まりするってことは・・・
そういうことも込み、だよね？
そういうことも込みってことは・・・
これまで死守してきた境界線を越える、
ということだし、
つまりはそれは、
関係を前に進めるってこと、だよね？
それをわかってて、
彼はここに来たんだろうか？？？
祝福
斜面を降りきった私は、
その勢いのまま、
助手席に乗り込んだ。
実は私のそこの記憶は曖昧なのだけど、
後日、彼に言われたところによると、
私は車に乗るなり、
いきなり彼にキスしたらしい（笑）
たぶん、
彼が疲れている中なのに、
わざわざ私に会うために
こんな遠くまで来てくれたことが
めちゃくちゃ嬉しかったんだよね。
（そして多少酔ってもいたんだろうw）
彼は、突然襲われてビックリしたｗ
って言ってたけど
私の中で、既にそのとき、
この夜が特別な夜になる、
そんな予感があったんだろうなと思う。
でね、
結論から言うとね、
タイミング悪くそのとき、
女の子の日になっちゃったので
そういうことはしなかったのだけど
（しなかったんかよｗｗｗでしょ？まったく空気の読めない私のカラダ
）
少なくとも、
キス以上の関係に進める前提で、
彼はその場に来てくれたわけで、
「ってことは、付き合う、ってことで、いいんだよね？」
ってダメ押しで確認した。
（こういうところでグイグイ行く私ｗ
そして案の定、
曖昧に笑って誤魔化そうとする彼（ｵｲ
だからね、
「やだ。ちゃんと付き合おうって言って欲しい。」
って要求して言って、
「付き合おう」
って無理やり言ってもらった（笑）
初めて過ごす二人の夜。
気恥ずかしくて、
だけど嬉しくて、
長いような、短いような、不思議な夜。
夜が明けて、
息子が目を覚ます前に帰りたくて、
早朝に送ってもらったんだけど、
送ってもらう車の中から、
綺麗な満月が見えた。
あぁ、
やっと。
この人と始まるんだなぁ。
この人の隣にいられるんだなぁ。
明るみ始めた空に浮かぶその月が、
二人を祝福してくれているような気がして、
なんだかすごく嬉しかった。
（なんでも都合よく解釈しておく♡
突然思いがけずやってきた、
二人のスタート。
背中を押してくれた
NちゃんとMちゃんには感謝しかない。
(ちなみにMちゃんとはこのときが初対面w)
あれから6年以上が経ち、
すったもんだいろいろあったけど（笑）
彼とあのとき出会えたこと、
彼と付き合うという選択ができたこと、
彼と今もこうして一緒にいられること、
全てが私にとっては祝福でしかなくて
今こうして振り返っても、
あぁ、なんて幸運だったんだろうって思う。
幸運ではあるのだけど、、、
でもね、
その幸運を掴みに行ったのは、私
でもあるんだよね。
諦めず、
渋とく（笑）
自分を幸せにする選択と行動を
し続けてきた自分に感謝したいし、
それを受け止め続けてきてくれた
彼にも感謝だな。
さてさて、
私とダーリンの馴れ初めシリーズ、
長らくお付き合いくださってありがとうございます。
出会いからお付き合いするまでの数ヶ月間、
私にとってはもどかしい日々だったけど、
あの時間があったからこそ、
お互いの関係に
真剣に向き合って来れたような気もしています。
世界中に星の数ほどいる男女の中で
こうして出会って、
パートナーになるということは、
それだけでも奇跡的な偶然と必然が
織りなしてできる縁なんだと思う。
この奇跡を
大切に、大切に、
そっと両手であたためるようにして、
育てていきたいなと
そんな風に思っています。
これからも、
どうか私とダーリンの関係を
生あたたかく見守ってくださいませ（笑）
出会えた奇跡を大切にしよう♪
もっと楽に、幸せに。
悩んでる場合じゃないよ♪
今すぐ、幸せになろーぜ♡
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