孤独でいることと
ひとりでいることは
似ているようで違います。
英語には
Lonelinessと
Solitudeという言葉があり、
どちらも「孤独」と
訳されてしまいますが
Lonlinessが
孤独、疎外感である一方で
Soliltudeは
ひとりでいることが心地よい状態です。
Oxford現代英英辞典は
このSolitudeを
the state of being alone
especially when you find this
pleasant
と説明しています。
Pleasant(心地よい)のです。
私にとって
ひとりでいることは
とても心地よく、
自分の心の状態、
それがどんなものであっても
興味深く観察し
自分の心が奏でる音楽を楽しむ、
大切な時間になっています。
今の自分が
何を感じているのかは、
やはり
ひとりになって
静寂の中で
キャッチできることだと思うのです。
強い感情は
どこにいても自己主張してきますが
とても微細な感情は
声が小さい。
だから
その声を拾ってあげるには
誰とも話さない
誰にも話しかけられない
「ひとり時間」が必要です。
でも、
ひとり時間は
ひとりになれば作れるわけでは
ないんです。
例えあなたが
ひとりでカフェに座り
注文した品が来て
「ひとり時間」を
満喫しようとしても
SNSを使ってしまったら
あなたはもう
ひとりではありません。
SNSの投稿を読むことは
話しかけられているのと同じ。
SNSに投稿したら
話しているのと同じです。
少なくとも
私ははっきりと
そう感じるんです。
投稿を読めば
否応なくその人の意見を聞くことになり
返信すれば
自分の感想を述べていることになる。
私の感覚ですと
人と接しているのと同じです。
デジタルデトックスが
良いとされるのも
たまには人との接点を断って
自分に立ち返る必要性があるからでしょう。
SNSは
私たちの日常生活には
なくてはならないものになりました。
だけど
時々距離をとって
本当の「ひとり時間」を作ってみたら
いかがでしょうか。
あなたの内なる声が
あなたに届くためにも
Solitude、
「心地よい孤独」に
浸ってみましょう。
かなり前に書いた記事ですが、よろしければ
10月

10月10日(日)日本20:00、ドイツ13:00

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ジュバ智子・プロフィール
東京外語大学卒業後、渡独。ドイツ生活は31年目、現地日系商社勤務は28年目。順風満帆にキャリアを積むも、子供がプレ思春期に差し掛かるころ、子育てに大きくつまずく。
暗中模索する中、アドラー心理学とマインドフルネスに出会い、人生観、自分観、人間関係が180度変わる。
国際結婚、海外生活、育児、管理職としての長年の経験を踏まえ、マインドフルネスとアドラー心理学で自由・明晰・優しい心づくりをサポートしている。
ドイツ・マインドフルネス協会認定
マインドフルネス・ストレス低減法(MBSR)講師(今秋最終認定予定)
アドラー心理学勇気づけELMリーダー
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