親は、子供の愛情に甘えてはいけない
過去のことです。
アドラー心理学とマインドフルネスに
出逢う前のことです。
強烈な完璧主義で
私自身を追い込んで
自分に追い込まれた私が
自分への怒りと悲しみを
娘にぶつけていた頃の話です。
そんな私の身勝手で
ちょっとしたストレスで
過呼吸になり、
パニックやブラックアウトを
起こすようになった娘。
今では
あの頃のママはひどかったよなあ~
あの頃のママは怖かったよなあ~
と笑いながら
話してくれますが
当時は
生きていてごめんなさい
こんなダメな自分が
ママを悲しませるなら
死んでしまいたい
神様
寝ている間に私が
死んでいるようにしてください
と
毎日、心から
思っていたのだそうです。
あの頃は本当にごめんね、と
娘に謝ると、必ず、
何言ってんの!
そんなこと、もう、いいんだよ!
と笑顔で言われます。
そんな時、
子供の、
親に対する愛情の深さに
涙がでそうになります。
あなたは誰かに
何から何までダメ出しされ
朝から晩まで何かを要求され
自分の心が壊れかかっている時
それでも
その人を傷つけないようにしたい
自分が何とかして変わって
その人を幸せにしたい
それができないなら
自分が消えててでも
その人を幸せにしたい
って、考えるでしょうか。
そして
何年もその人の下で
死ぬほど苦しみ抜いたのに
それを一切水に流して
いいんだよ
それでも大好きだよ
って、言えるでしょうか。
私にはできないです。
でも、子供は、
そう考えるのだと思います。
ママが、パパが、
本当に、大好きだから。
親は、
その表現方法は別として
自分の子供への愛情が
大きく深いことを
自覚していることが多いですが
子供の
親に対する愛情が
海のように深いことに
気づいていないことが多い。
親は、
子供の愛情に甘えて
親の身勝手を
子供に押し付けてはいけない。
子供は
親のプロジェクトではない。
親を心から愛してくれている
唯一無二の存在です。
私が自分の心痛む経験を通して
学んだことです。
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