【思春期】子供が何も話してくれない…そんな時は!
思春期、
特に後半になると
自分から学校のことや
自分の気持ち等を
話をしてくれることが減ってきたり
全く話してくれなくなります。
親としては
一体何を考えているんだろう
このままでいいんだろうか
と不安になるものですが、
そもそも、
思春期の子供はそもそも
親とべらべら話さないです
私の娘ちゃんは
私とかなり色々話してくれるのですが
それでも
話したくない時がある
放っておいて欲しい時がある
とハッキリ言います。
そして、
何か相談したいこと、
話を聴いてほしいことがあると
たくさん話してくれます。
だから、
子供が話してくれないことを
深刻に思い悩む必要は
無いのですが、
子供が、
何か大切なことや
悩んでいることを
必要な時に伝えられる関係は
作っておいた方が絶対いい。
いくつかのポイントさえ
押さえておけば
無理に話をさせる必要も、
聞き出す必要もなく、
子供が本当に
話したいときや相談した時には
自分から話してくれる、
いい距離感を保った
関係が築けます。
抑えておくポイントは
1.子供を1人の人間と考えて、
上から目線で関わらない
2.子供を信頼し、
それを言葉や行動で子供に伝える
3.家庭を安らぎの場にしておく
この3つ。
1.は、アドラー心理学でいう
「横の関係」で、
人間は人生経験の差はあっても
同じ存在価値を持ち、
尊重に値するという考え方です。
上から目線で関わらないだけではなく、
対等の関係であること、
相手を尊敬・尊重していることを
態度や言葉、眼差しなどで
積極的に示していきます。
例えば、
それがあなたにとって
どんなに「くだらない」と
思えることであっても、
子供が興味を持っていることには
関心を寄せる。
私の娘ちゃんのように
「寝ても覚めてもジャニーズ」なら
ジャニーズの世界を調べてみる。
(そしてハマったのが私)
これも、
横の関係をもとにした
関わり方の一つです。
2.も、アドラー心理学で
とても大切にされている考え方。
人が何かに対して結果を出すことを
「その人への信用」と呼ぶなら、
「信頼する」ことは
相手を無条件に信じることです。
ガッカリさせられることがあっても、
それが繰り返されても、
相手の可能性を信じ続けることです。
3.大人と同じく、
子供は家の外で(=子供の属する社会で)
色々な人に気をつかったり
色々なことで凹んだり、
疲れて帰ってきます。
疲れて帰ってきた子供に
追い打ちをかけるように
あれこれと指示したり
課題を与えたりして
追い込まないようにする。
おうちにいれば、
ゆっくりできる、
ダラダラできる、
何かあれば話を聴いてもらえる。
家庭をそんな気持ちになれる場所に
しておくことが大切です。
お家を
「自己受容してくれる場所にする」
ということですね。
上の3点を大切にして
思春期の子供と関わると
ほおっておいても
何かあれば相談してきますし、
必要なことは話してくるように
なりますが、
私の経験から言うと、
もう1点。
親も、人間として
不完全なのだということを
恥ずかしがらずに見せる
これも、とても大切だと思います。
例えば、
ママも今日は疲れた~
間違っちゃった!ごめんね!
それ、ママは苦手なんだよね~
と笑顔で言えること。
人間なのだから、
間違えることもある、
短所もある、
それでもいいんだよ、
ということを、
親自身が自己開示をしながら
伝えていくことも
子供の心を開くのに
とても大切だと思っています。
子供が心を開くまで
時間はかかりますが、
親が行動しなければ
何も変わらない。
できるところから
やってみてくださいね!
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