今の世の中、
たくさんの電気機器や
通信機器の登場で、
本当に便利になりましたよね。
私がドイツで仕事を始めたころは
海外との通信は主に
テレックス
という機械を使って
行っていました。
一文字いくら、という
料金体系だったので
YOUとU
ThanksをTKS
等と打って
コストダウンに努めていました。
返信をもらうまで
時間がかかって当たり前の、
なんとものんびりした
時代だったと思います。
ブログを始めて
半年もたたない頃に書いた記事↓
読みにくい(笑)
今では
相手が世界のどこにいようが
SNSを使えば
無料でいくらでも
コミュニケーションができ、
メッセージの配信は
即時に行われます。
30年前には
考えられないことでした。
生活に欠かせない
携帯電話やPCは
機能や処理スピードが
どんどん上がり
壊れれば即刻
修理や買い替え等で
常に稼働できる状態にあるのが
当たり前になりました。
でもね、
機械が身近になるにつれ、
人間が機械であるような誤解が
出てきている気がするんです。
スピード重視
不具合はすぐに直さねばならない
いつも機能するのが当たり前
…こんな風に
人間に対しての
過度な期待が大きくなっている
気がするんですよね。
故障してはいけない
故障したらすぐに修理
叩けば速攻で正しい答えを出す
機械になら
求めてもいいけれど
私たちは人間です。
故障するときは
当然あるし
治るまで
時間がかかることもあるし
ゆっくりと
答えを見つけねばならない時もある。
間違えることだって
当たり前に起こります。
人間なのだから
そんなことは当たり前なのに
故障はダメ!
すぐにV字回復しないと!
グズグズしない!
ミスしない!
…まるで
機械に求めるように
自分、他者にも
求めてしまう。
メディアやSNSでは
歳を重ねることを
「劣化」、
いわゆる「出来の悪い人」を
「ポンコツ」と呼び
ちょっと頭が混乱していることを
「バグってる」
などと
表現することがあって
そういう表現を聞くたびに
寂しくなるのですが
こういう表現が
出てくること自体
「人間=機械」と
勘違いしているからではないかと
思ってしまいます。
私たちは人間です。
疲れるし
落ち込むし
悲しむし
間違いもするし
病気にもなります。
ゆっくりとした時間
何もしない時間
ただ好きなことをする時間
そんな時間が必要な
生身の体と心を持っています。
私たちの生活が
機械のおかげで
どれほど便利になろうとも
そのことを
忘れないでいましょう。
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ジュバ智子・プロフィール
東京外語大学卒業後、渡独。ドイツ生活は31年目、現地日系商社勤務は28年目。順風満帆にキャリアを積むも、子供がプレ思春期に差し掛かるころ、子育てに大きくつまずく。
暗中模索する中、アドラー心理学とマインドフルネスに出会い、人生観、自分観、人間関係が180度変わる。
国際結婚、海外生活、育児、管理職としての長年の経験を踏まえ、マインドフルネスとアドラー心理学で自由・明晰・優しい心づくりをサポートしている。
ドイツ・マインドフルネス協会認定
マインドフルネス・ストレス低減法(MBSR)講師(今秋最終認定予定)
アドラー心理学勇気づけELMリーダー
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