憎しみの気持ちを抱えて
生きることは
とても苦しいものです。
憎いと思う気持ちだけでも
苦しいのに
それに加えて
人を憎んでしまう自分
人を赦せない自分が
不甲斐なくて
もっと苦しくなる。
人に相談すれば
人を憎んだらいけないよ
感謝の気持ちで
憎しみに勝ちなさい
…みたいなことを
言われるから
赦せない自分が
おかしいのではないか
赦せない自分では
いけないのではないか
…そんな気持ちになります。
私自身が
そうだったので
この苦しみは
身に染みてわかります。
私の場合
本当に長い時間が
かかりましたが
赦すことができて
わかったことは
赦すということには
時期があって
自分の心が
YESといえない以上
どんなに赦そうと
頑張ったところで
その頑張りは
苦しみしか生まない
ということでした。
だからといって
何もしないでいいのかというと
それは違います。
いつか
その人を赦せる日が
来るためには
「今は赦せない」自分の苦しみを
とことん理解する努力と
自分の哀しさと
人間としての弱さをを
優しく抱きしめる努力を
続けねばなりません。
今は赦せなくていい。
いつ赦せるかわからなくていい。
だけど
自分の苦しみから
目をそらさずに
苦しんでいる自分を知り、
自分の弱さを愛することを
止めてはなりません。
憎しみを超えて
人を赦そうとすることは
それだけで
とても勇気のある
誇らしい行為です。
赦せないことで
苦しんでいる方は
赦したいから
赦そうとしているから
苦しいのです。
今は赦せなくとも
胸を張ってください。
自分に温かい目を
向け続けてください。
私の体験を書いた記事です
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ジュバ智子・プロフィール
東京外語大学卒業後、渡独。ドイツ生活は31年目、現地日系商社勤務は28年目。順風満帆にキャリアを積むも、子供がプレ思春期に差し掛かるころ、子育てに大きくつまずく。
暗中模索する中、アドラー心理学とマインドフルネスに出会い、人生観、自分観、人間関係が180度変わる。
国際結婚、海外生活、育児、管理職としての長年の経験を踏まえ、マインドフルネスとアドラー心理学で自由・明晰・優しい心づくりをサポートしている。
ドイツ・マインドフルネス協会認定
マインドフルネス・ストレス低減法(MBSR)講師(今秋最終認定予定)
アドラー心理学勇気づけELMリーダー
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