【総括】2024年東京都知事選挙の予測と結果
私の事前予測は以下だった。小池氏の当選ラインは240万票+α(前回366万票)でよく、失う票が120万票以下程度なら小池氏に有利となる構図と読んだ。仮の下段に書いた予想が崩れるとしたら以下のようなケースだろう。①小池氏が落とす票数が120万票を大幅超えて落選する場合。②蓮舫氏が予想以上に獲得して当選か、100万票以下で落選の場合。③石丸氏が予想以上に獲得するか、50万票以下になる場合。(それでも落選)④ひまそらあかね氏が想定以上に票を獲得し100万票を超える場合。⑤田母神氏の得票数が30万票に大幅に届かない場合。★勝手な都知事選の結果予想: 蓮舫 1,029,802 小池 ゆりこ 2,379,891 石丸伸二 1,316,876 田母神 俊雄 373,845 ひまそらあかね 509,187 桜井 誠 143,027 他の候補者 300,000 投票率 51% 都知事選の結果:698 蓮舫 1,283,262 小池 ゆりこ 2,918,015 石丸伸二 1,658,363 田母神 俊雄 267,699 ひまそらあかね 110,196 桜井 誠 83,600 他の候補者 658,000 投票率 60.62% (総括)投票率を9%低く読んだ点が誤差となった。小池氏は予想よりも54万票ほど高く得票した。蓮舫氏も25万票ほど高く得票しているが、事前に底堅いと言われていた150万票には届かなかった点は見通し通り。石丸氏も34万票ほど高い得票数だったが、2位の確保は当たった。田母神氏、ひまそら氏、桜井氏の得票は予想以上に低調だった。田母神氏と桜井氏は前回の半分以下程度だし、ひまそら氏はせめて4位になって欲しかったがそれすらも叶わなかった。安野貴博氏と内海聡氏の2名が12万票を超える得票だった点は全く予想外だった。石丸氏は、中身よりもイメージ戦略に長けていたようだ。ネットを一番効果的に使った候補と言っていいだろう。しかし投票者が彼の言動を仔細に判断基準にした様子がない。蓮舫氏は共産党が出過ぎて無党派層を的確に獲得出来なかった。加えて石丸氏に一番票を持っていかれたのが蓮舫氏だろう。安野貴博氏と内海聡氏の2名にそれなりの得票があった点は総括すべきだろう。