フランス - シンママ事情

パリ郊外の住宅地の並木道。

週末から寒波が来ていて、春の雪がちらついたり、吹雪いたりしておりますが、先週はずっと暖かかったので、桜も綺麗に咲き始めました。

ところで、アメブロのハッシュタグタグに『シンママの恋愛』というのを時折見かけていて、ずっと「クレヨンしんちゃんのママの恋愛」のことだと思っていたのですが、シングルマザーさんのことだったのですね。

そういえば、今から１０年くらい前に日本に一時帰国しているときに、義姉がアラフォーという言葉を何度も口にしていて、なんのことかわからなくて聞いてみたことがありました。

アラウンドフォーティーのことでドラマで流行ってる言葉だと教えてもらった記憶があります。

パリで暮らしはじめてから、日本のテレビを見る機会がなく、日本のドラマなどが見れるサイトなどの契約などもしていないので、日本の流行り言葉や流行などは、かなり疎くなってしまいました。

日本在住の方のブログのおかげで、日本で流行ってるスイーツやファッション、ドラマなどの話題を垣間見させていただいているので、少しはついていっているつもりですが、実際はかなりの浦島太郎子なのだと思います。

そして一時帰国するたびに、綺麗にオシャレして街を闊歩しているお嬢様方に触発されて、みんなが着ているトレンドのファッションや話題のコスメなどをたんまり買い込んでパリに戻るのですが、日本ではキラキラして見えたお洋服やメイクが、パリの街では浮いてしまって使えなかったりするのが残念です。

日本に滞在中は、女子力低めの私でさえ、日本女性の丁寧な装いに刺激されて、おしゃれしたくなっちゃうのですけどね。

でも、日本で人気のお洋服は、とっても可愛くて素敵なのですが、テイストが甘すぎたり、ふんわりし過ぎていたり、日本ではとても似合っている感じがして、それを着て街を歩くのが嬉しかったのに、パリの街ではなんだか違う感じなのです。

反対に、日本滞在中に着るつもりで持っていったパリでいつも着ているお気に入りのお洋服が、日本の流行と違っているので、恥ずかしくて着れなかったりすることもあって、急いで日本のブティックで服を買ってしまったりしています。

シンママの話から逸れてしまいましたが、シングルマザーの略語ができるくらいですので、日本もお子さんを女手一人で育てているママが増えてるっていうことなのでしょうね。

そういえば、フランスでシングルマザーという言葉をあまり使うことはないような気がします。

別れた後も子供のパパと共同親権なので、子供はママだけと暮らすのではなくて、交代でパパとも暮らしているのが普通なので、そしてママにもパパにも新しいパートナーがいて、そのパートナーも含めて子供に関わっているので、子供の面倒を見る大人がママだけっていうシチュエーションが日本より少ないからかもしれません。

🔗 フランス複合家族事情と私が異国に住む理由

日本では、離婚したら、子供を元夫に会わせたくないと思われる方も多いと聞いていますが、その気持ちもとてもよくわかるのですが、パパとママがお別れしても、子供がパパともママとも関係がずっと続くフランス式も悪くないと思うのですがいかがでしょうか。

もちろんDVなど問題のある場合は、子供を守らないといけないのでその限りではありませんが。。。

以前にこんな辛口記事を書いたのですが、国際結婚をして異国（特に男性側の国）に嫁いで来られる方、特にこれからお子さんを生みたいと考えている方は、一時のパッションに流されず、出口戦略をきちんと考えた上で、結婚を決められてくださいね。

🔗　＜辛口＞国際結婚を決める前に

日本もハーグ条約に参加したということもありますが、それがあってもなくても、万が一離婚となった場合、子供を連れて日本へ帰ることはパートナーの了承なしではできません。

フランスに限らず、ほとんどの西洋諸国は共同親権なので、別れてもどちらの親にも子供と定期的に会う権利があるので、結婚生活が嫌になったからといって子供を連れて日本に帰ることはそれほど簡単なことではないのです。

🔗　＜辛口＞国際結婚を決める前に

今、この記事をもう一度読み返してみたら、本当にかなりの辛口で申し訳なくなってしまったのですが、コメント欄を読んでいただれば、これくらいの覚悟で望まれた方がいいということがわかってくださると思います。

海外在住の方で国際結婚で長続きされて幸せになっている方は、皆さん、自分軸があり、他人と比べない自分独自の幸せをきちんと追求できている方のように思えます。

あとは、やっぱり外国人の旦那様が優しくて日本人妻に合わせてくれるタイプの方の場合、うまくいく可能性が高くなるようです。

こう書くとそんなの当たり前のことのようですが、そうじゃない俺様タイプの男性と結婚して苦労している方も多いのです。

女性の方が俺様を凌ぐほどの女王様タイプであれば、俺様もナイトに変身する可能性はありますが、そうじゃない場合は、結構辛い結婚生活になってしまうこともあるので注意が必要かもしれません。

と言っても、お姫様みたいに扱ってもらいたかったら、最初からナイトタイプの男性を選んだほうが確実かもしれません。

プリンセスは王子様を選ばない！｜ミカリュス @Miccalus｜note（ノート） https://t.co/l1AuruJUvl
— Miccalus Vulgaris (@Miccalus) 2018年3月19日

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