【マンガ感想】
『ダイヤのA 16巻 (寺嶋裕二)』
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ダイヤのA 16 (少年マガジンコミックス)
寺嶋 裕二 講談社 2009-06-17 by G-Tools |
過去記事はこちら → 1巻 2巻 3巻 4巻 5巻 6巻 7巻 8巻 9巻 10巻 11巻 12巻
【あらすじ】
準決勝、仙泉学園戦も中盤に入り、薬師戦で降板した雪辱を果たすべく沢村が登板! だが、仙泉・鵜飼監督の揺さぶりに得点を許してしまい、なおも一打同点のピンチ! さらに打席には、執念に燃える大巨人・真木! 青道VS.仙泉学園、最大の山場到来!!
野球名門校を舞台とした高校野球マンガ。
このマンガの特徴は、『野球名門校が舞台』であることです。
名門校だけが持つレギュラー争いの緊張感と、選手たちの野球に向き合う真摯な姿勢は必見。
他のマンガでは絶対に見れないであろうシビアな状況が素晴らしく読み応えがあります。
そして、そんな緊張感とは似つかわしいくらいの『熱血バカ』な主人公も素晴らしく、
彼の存在のおかげで、緊張感で張り詰め暗くなりそうな展開でも、コメディとして楽しめます。
もちろん、彼だけではなく、彼を囲む選手達や監督も全員魅力的ですので、
面白い野球マンガを探しておられる方は、ぜひともチェックしてみてください(^^ゞ。
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ここからは、16巻の感想。
16巻では、準決勝の『青道高校vs仙泉学園』の試合の続きと、
もう一つの準決勝・『稲城実業vs桜沢高校』の試合の前半部分が描かれました。
今巻の注目点は、やはり『青道高校vs仙泉学園』の試合の続きですね。
前巻で、エース・『丹波』が5回でベンチに下がったため、6回より『沢村』のリリーフ登板となり、
いきなり、ピンチを背負ってしまうという展開で、16巻へ持ち越しとなりました。
16巻は、その続きが描かれまして、経験不足からくるリリーフ登板の難しさが描かれつつも、
『沢村vs真木洋介』の勝負シーンにより『沢村』の成長が描かれる事となりました。
個人的な注目点は、やはり『沢村』の成長ですね。
『沢村』は、前回の薬師高校戦での登板の際、4番・『轟雷市』にホームランを打たれてしまったことで、
冷静さを失い、そのちょっとした隙を薬師高校の強力打線に突かれ、打ち込まれてしまったという
苦い経験をしてしまいましたが、この試合でのリリーフ登板では、そのトラウマに悩まされる事なく、
1年生とは思えないほどに冷静にピンチと向き合う描写が描かれました。
特に、キャッチャー・『御幸一也』の「お前の投手としての質が試される場面だな」という挑発(?)にも、
一切動揺は見せず、逆に気持ちを奮い立たせる『沢村』の姿は、投手としての・・エースとしての素質を
感じさせてくれるエピソードであったと思います(^^ゞ。
沢村 「絶対に投げ込んでやる」
「俺だけ一人、置いていかれてたまるか・・・・」
そして、そのピンチから脱し成長した『沢村』は、監督から信頼を持って「次の回も任せる」という
言葉を貰い、前回の薬師高校戦で失ってしまった信頼を取り戻す事に成功しました。
決勝でも、恐らく登板はあると思われるので、成長した『沢村』が優勝候補筆頭の『稲城実業』に
どのようなピッチングをするのか、今から楽しみです。
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【総評】
о(ж>▽<)y ☆ ますます盛り上がってきました。
2年生ピッチャー・『川上憲史』がプレッシャーのために睡眠不足である部分が気になりますが、
1年生ピッチャー・『降谷暁』を休ます事ができたことや、『沢村』の成長などからも、
次の『稲城実業戦』がどのような展開になるのか、非常に楽しみです。
点数的には
100点
です。
では、ここまで。
