子どもの自信はゆっくり大切に育てていこう | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

昨日の記事で
自己肯定感について
書いていました。

その中で
自己効力感についても
少し触れています。

 

 


自己効力感とは
「自分はできる」
と思える気持ちのことで
これがあると
自信を持ちやすくなりますし
折れない心の元にもなります。





子どもの自己肯定感を
育てるには
ベースとしての愛着形成と
肯定的な声かけや態度が
必要になりますので
乳幼児期のスキンシップと
常に聴く、認めるをベースとした
子育てコーチングは
とても有効です。

そのうえで
自己効力感を育てるには
小さな成功体験を
たくさん積ませてあげることが
大事だと言われています。

とはいえ
成功だけすればいいのではなく
失敗もたくさん経験し
失敗しても
何度もトライして
やり抜く、やり遂げることも
合わせてサポートしていくことで
子どもの自己効力感や
折れない心は
育てていけるのです。

 







そして
自己肯定感もそうですが
自己効力感も
短期間で何とかなるものでは
ありません。

時間をかけてゆっくりと
着実に育てていく必要があるのです。

だから焦らず
一進一退のような気がしても
あきらめずにコツコツと
取り組んでいくのが大事です。





自信を育てる
自己効力感を育てるには
成功体験が必要と書きました。

これって
「〇〇をしなさい」と
子どもに丸投げしていては
うまく育たないこともあるのです。

子どもの気質にもよりますが
自分で考えて取り組むのが好きな子と
サポートしてもらって
できるようになる子
タイプも様々ですし
得意不得意の分野も
人それぞれ違います。

それを考慮せず
本人に丸投げしてしまうと
どうやって取り組めばいいかわからず
できなくてあきらめる子も
出てきてしまいます。

 







物事を達成するには
まずはゴールを明確に定めて
そのために必要な工程に分解し
リストアップしていく必要があります。

そして優先順位
手順を決めて
流れを組み立て
その順に取り組んでいき
場合によっては途中で
振り返りや軌道修正が
必要になったりもします。

子どもにとって
それを体験する大きなものが
大学受験であり
そこから
高校受験
日々のテスト勉強
とその規模の大きさと工程数が
少なくなっていきます。





テスト勉強や受験は
いい点数を取ることよりも
その前の勉強の期間を
自分で工程を組み立て
計画表を作り
それを自分でこなしていくための
練習の時間なのだと
いうことです。

これができる人は
人生においても
さまざまな目標達成が
やりやすくなります。

学歴というのは
何もいい大学に行けば
いい会社に就職できるとか
そういうものより
大人になるまでの間
どれだけ
自分で計画を立てて
それを実行してきたかが
わかるもの。

だから
塾に言われるまま
親の書いた計画通りに
何も考えずに取り組んできていたら
この力は育ちません。

 







そしてこの
受験勉強やテスト勉強の
基礎となるのが
例えば
夏休みの自由研究や
工作
あるいは
さまざまな「やりたいこと」を
叶えるための体験に
なってくるのです。

失敗もOKにして
最初は親がしっかり関わり
現状とやりたいこととの
ギャップから
今取り組むべきことを洗い出し
それをアクションプランにして
取り組む順番を決めて
取り組み
できたら認める
できなかったら
「どうすればできる?」を考えて
実行してみる。

それが
子どもの自己効力感を育てる
大事なプロセスとなります。





日々の生活には
大小さまざまな
取り組みがあるはずです。

それをお子さんと一緒に
計画を立てて
取り組むことを繰り返す子育て。

そのためには親自身も
自分でアクションプランを立てて
実行する力が
必要になりますし
できないこともたくさん経験し
その自分も認めておく必要が
あります。

 







子どものやる気や
子どもの実行力
子どもの自信
そういうものが
ちゃんと育っているのか
心配だと感じているなら
まずは自分ができているか
確認してみましょう。

そして
親子でその取り組みを
始めてみましょう。

親の取り組みに
子どもを巻き込むためには
親子の関係性が良好であることも
大事な条件です。

そうやって逆算していく中で
自分の子育てに
今必要なものは何か
そのために
今自分がすることは何か
そこを明確にして
一つ一つ取り組み
叶えていく道を
コーチとともに歩みませんか?





また
人の性格要素と合わせて
子どもの年齢と成長発達について
心理学の面から学び
自分の子育てに活かしつつ
気質診断アドバイザーとして
活動していくための
認定講座も随時開催しています。

ここでも
自己肯定感や自己効力感
折れない心の育て方や
思春期の心理状態について
学べますので
興味にある方は
ぜひ体験講座にご参加くださいね!

気質+心理学で子育てを楽しむ!子育てコミュニケーション心理学体験講座

 

image

 

 

 

 

 

今日もお読みくださり

ありがとうございます。

 

おかんが今に至るまでの道のりと、発達障害児の子育て
おかんが子育てコーチになるまで
長男との16年間
子育てという真っ暗なトンネルからどうやっておかんは出てこれたのか
発達障害と診断された息子のその後
発達障害の子どもを育てるために大事なこと
発達障害もHSCもHSEがポイントだった!
発達障害とは、生まれつき能力が低い人のことではない
発達障害のある子どもを育てるということ
発達障害とか定型発達とか、いちいち分けなくてもいいと思うんだけど
我が子が「発達障害かもしれない」と思ったとき、こういう部分も考えてほしいのです
発達障害児の子育てで、地味に傷ついていたこと
発達障害の特性による行動はプレッシャーがあると強くなり、受け入れられ安心できるとましになる
発達障害と気質診断〜子どものことをどう理解し、受け止めるのか〜
発達障害のお子さんと保護者の方向け!運動機能向上を目指すオンラインエクササイズ

 

これまでによく読まれた記事はこちら
都合が悪くなると無視する子どもへの接し方は?~ご質問いただきました!
反抗期はいつか抜けられる。けれど接し方を間違うと一生続くこともある。
我が子が発達障害かもしれない。そう感じる時の接し方は?
発達障害の子どもを受け止めるために必要な捉え方、これがあれば、実は自分の生きづらさも減っていく
我が子が発達障害かもしれない。それは無理にポジティブ変換しなくていいのです。