前回の記事で出てきた
他責思考。
なにか問題が起こった時に
悪いのは自分ではない。
と
他に責任を求める考え方のことです。
昨日の記事はこちら
逆は自責思考で
なにか問題が起こった時に
自分が悪いのだろう。
と
本当は自分に何も非がなくても
そう捉えてしまう考え方のことです。
人はどちらの思考も
持っています。
それがどちらかに偏り過ぎると
生きづらさにもつながるので
注意が必要です。
ほどほどに持っているのは
かまいませんが
どうせなら
自責でも他責でもなく
現状を事実ベースで認めて
「じゃあどうすればいいか?」
を考えて行動できるように
していきたいですよね。
子育ての中で考えると
子どもを自責や他責の強い子には
育てたくないと
思うのではないでしょうか。
ではどうすれば
そうならないように
育てていけるのか?
という点について
考えてみたいと思います。
自責も他責も
そもそもの原因は
強く怒られることから
なっていくことが多いと思われます。
そこに
どちらかに傾きやすい性格があると
より一層傾いていくことになります。
子どもの性格は
持って生まれたもので
変えられませんから
対処法としては
必要以上に怒らないこと。
そもそも人は
他人から怒られると
それを「自分への攻撃」とみなして
自分を守ろうとします。
その自分を守る方法として
逆ギレなどの反撃
自分以外のせいにする他責
自分がこれ以上怒られないようにする言い訳
自分が悪いことにして怒りを終わらせようとする自責
完全にシャットダウンしてしまうフリーズ
などを選びます。
ただ問題は
短絡的に「怒らない」ことで
解決できるものではありませんし
相していいものでもありません。
よく「怒らない子育て」と
言われていますが
それはそれで問題も多いのです。
大事なのは
事実を認め
感情と切り離して
対話ベースで伝えること。
まずは親側の
感情や怒りのコントロールと
それ以外の手法を手に入れることが
必要となります。
何度言っても聞かないから怒るのは
そもそも伝え方の問題で
怒ったからといって
解決するものではないことも
理解しましょう。
なにかと言えば
すぐ怒り
子どもを追い詰めるような
言い方で責めてしまうのは
控えていくようにしましょう。
子ども自身が
自責や他責により傾きやすくなると同時に
子どもがそれを
接し方の方法として
学んでしまうからです。
育て方というのは
連鎖しやすいのです。
親になってまずやるのは
自分が育てられたとおりに
育てていくこと。
そうやって
世代間で育て方は繰り返されます。
断ち切りたいのであれば
別のやり方を学び
時間をかけて新しいやり方を
自分の中に取り込んでいくしか
ないのです。
親に他責の傾向があると
子どもも他責になりがちです。
逆に自責の傾向があると
自責になりがちです。
そこに子ども自身の性格も
ミックスされて
その子の傾向が出来上がっていきます。
原因は一つとは限りませんし
親が関わる場面以外での
問題もあります。
複雑だけれど
複雑だから無理と
投げてしまっていいものでは
ありません。
まずは自分を整理し
親として今自分ができることを
精一杯するだけ。
自分の手が及ばないことに関しては
仕方がないと捉えることも
時には必要です。
他にも他責になる原因とされるものは
あって
子どもの意思ではなく
親の意思を押し付け
子どもを動かしていると
うまくいかなかったときに
「親がやれと言ったからだ」
となってしまうことも多いです。
自分で考え自分で決めて行動することと
その結果について批判的な対応をしないこと。
できたこともできていないことも
コーチングの「認める」を使って受け止め
前を向いた思考で「どうするか?」を
一緒に考え、解決をサポートしていくこと。
小さい頃からの子育ての中で
ここは意識してやっていただきたいと
思っています。
どれも
子育てコーチングの考え方やスキルとして
理解し身につけられるものばかりです。
これは学んで実践あるのみなので
変わりたいなら
何度失敗しても
変われるように取り組み続けていきましょう。
途中であきらめないために
マンツーマンでコーチによるサポートも
しております。
いき過ぎた他責や自責の思考は
子どもの生きづらさにも
つながります。
笑顔でこの先の人生を
その子らしく楽しく生きていってほしい
幸せに生きていってほしい。
それを叶えたいのであれば
まずは接し方から見直していくこと。
今年は子育てを学んで実践することに
チャレンジしませんか?
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今日もお読みくださり
ありがとうございます。