こんにちは😊


今までのブログで、
高血圧の方に効果的な運動の仕方などを
書いてきましたメモ


今日は少し専門的な話になりますが、
高血圧で服薬されている方が運動するときに
注意したい点をお話ししたいと思いますニコ








高血圧のお薬には以下のような種類がありますひらめき電球



1、カルシウム拮抗薬
2、ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)
3、ACE(アンジオテンシン変換酵素)阻害薬
4、利尿薬
5、β遮断薬




運動に関連性の高い副作用としては、
以下のような副作用があります上差し
(すべての副作用ではありません)



カルシウム拮抗薬
頻脈(ノルバスク、アムロジンなど)、
徐脈(ヘルベッサー、ワソラン)、
頭痛、動悸、低血圧、むくみ



利尿薬
低カリウム血症、低ナトリウム血症、
耐糖能低下、高中性脂肪血症



β遮断薬
徐脈







ですので、
お薬の種類に応じて
運動の種目や、
運動時の負荷の設定に注意が必要な場合がありますビックリマーク



β遮断薬やカルシウム拮抗薬
(ヘルベッサー、ワソラン)服用下では、
運動時の心拍数の上昇が抑えられます

↓↓↓↓↓

解説上差し
普通は運動すると、
心拍数が上がることで血流を増やして
筋肉へ必要な酸素を運びますが、
それが抑えられてしまう、
つまり、筋肉が酸欠になり運動がきつくなる
ということですひらめき電球



ですので、
心拍数(脈拍数)を基準とした運動強度の設定は、
過負荷になってしまう危険性がありますビックリマーク



そのようなときは、
修正ボルグスケールや
トークテストなどにより
運動強度を考えた方が良いですニコ



またカルシウム拮抗薬や利尿薬は、
運動終了後に
運動誘発性低血圧
を起こすことがあるので、
急に運動を終了せず、
クールダウンをしっかりと行うことが大切ですパー



利尿薬服用の場合は、
高温多湿の環境下での運動時に
脱水に注意しましょう



以上のように、
薬の種類によって
運動中に色々な副作用が考えられますショック



運動前の血圧測定を必ず行い、
運動中も顔色体調の変化
に十分に留意しましょうニコ上差し



当然ですが、
高血圧で服薬のある方は、
運動を始める前に主治医に
注意する点を聞き、
健康運動指導士など専門資格を持ったトレーナーに
運動メニューを作成してもらいましょうニコニコ!!!!



運動は安全に行えてこそ、
長続きができ、
その結果、降圧や減量などの効果が得られますねウインク




トレーニングのご相談は