『ラ・ロシュフコー箴言集』
より
著:ラ・ロシュフコー
訳:二宮フサ
生まれつきのままでは
欠点になりさがる長所があり、
また、あとから身につけたのでは
決して完璧になりえない長所がある。
たとえば、
富や信頼の使い方について賢くなるには
理性によらねばならないし、
反対に、善良さや勇気は
生まれつき与えられなければならない。
香薬のあじわい
ラ・ロシュフコー箴言集は、
毒舌満載で、読者を挑発している
といわれます。
本人とすれば、
苦虫を嚙み潰したように書き飛ばした
言葉なのかもしれませんが、
350年後まで書籍化され続けている、
という時差のおかげ(?)で
ユーモアの要素がふくらんで、
「サラリーマン川柳」っぽく
聞こえてしまう。
あはは♪
『善良さ』
私は、
人間は生まれてくるときに、
「良い心」と「悪い心」の
両方の〝種〟を持たされてくる
のではないかと思っています。
悪い種の方が大きく育つか、
不要な芽を摘み取り、
手入れをして、
良い種を、いかに伸ばしていくか、
あとは、本人による心の訓練しだい。
・・・と、この説でいくと、
私も
「悪い心の種を持たされて生まれてきている」
って、ことになるのですが。
両方の種を持たされているのだから、
うかつに自堕落なんかしてられない(笑)
「悪魔の心」
が大きくなりそうなときは、
意識的に「天使の心」に
栄養ドリンクを飲ませ、
パワーアップさせて戦わせるしかない。
だから手を変え品を変え、
「うふふ♪」「ワクワク♪」という名の
”天使が喜ぶ栄養ドリンク”を、
いつも探しまくっております。
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