認知症は記憶障害であって精神疾患ではありません。
ただ認知症の方の介護は家族では不可能です。
これは不要な”感情”が出てしまうからです。
他人であれば感情は出ません。


介護職の仕事は
加齢・老齢化と認知症の進行は止められません。
だから常に観察します。
少しでも変化が見えたらケアマネ・施設長に申し送りで報告します。
介護記録に書いておきます。


実は認知症の利用者さんは特に手がかかるわけではありません。
手がかかる利用者さんのほうが少ないくらいです。


どんな認知症の利用者さんが大変か?


それは生真面目な性格の人。
何かが気になると、その思いにとらわれてしまう人。


まぁ、ええわ。なんて感じで
どちらかと言えば”いい加減”な性格の人はごく普通に暮らされています。


外出しても徘徊はしないですね。
施設に戻ってきます。


その方々の特徴を観察してみると

1、好き嫌いなく食事をしっかりととる。
  なのでお元気です。
  逆の例では食べにくいという理由で
  肉・さかな・卵焼きとかを拒否して
  ごはんと野菜しか食べない利用者さんは
  体が衰弱して、その結果
  寝たきりになる例が少なくありません。
  そうなると病院行きです。
  病院へ行くと、まず戻ってこないです。

2、新聞を読む習慣のある利用者さんは
  認知症の進行が非常に遅いって言うか
  殆ど進行しないです。

3、会話が好きな利用者さんは
  認知症の進行が非常に遅くて
  殆ど進行しないです。


これは何を意味しているのでしょう?


それは”とらわれない心”が脳に良い変化を与えているとしか
説明がつきません。


脳は神経や内臓に司令を送る役目をしています。
それが体に良い反応を与える結果となります。


私は手のかかる認知症の利用者さんに対しては
「人間多少はボケたほうがちょうどいいのですよ」といいます。
さらに「いままでいろんなご苦労があったのとちがいますか?
これからは人生、楽に生きていいんですよ」と言います。


これを聞いた他の利用者さんが私のことを笑うんです。


「あの人いうたら、ボケた人にボケろって言ってるわ」って。


最近知ったことなんですが
考え方・脳の使い方を変えることで癌や2型糖尿病が消えるということを。


実際に経験された方がいらっしゃいます。
私は 無料のクラウドWeb会議システム「Zoom」を使って
この方と会話しました。


兵庫県西宮市在住の山口さん
アメブロでのハンドル名は”心の自然療法士☆雨さん”
https://ameblo.jp/shizenryohoshi-ame/


実はお医者さんでも療法士さんでもありません。
ごくごく普通の一般人です。


ご自分の経験をブログに書かれている方です。


何か病気でお悩みの方は山口さんとお話されるといいと思います。
無論、無料です。



さて、今回お送りする動画は

Tedeschi Trucks Band: Tiny Desk Concert
この、なんだか緩いノリが気持ちいいですね。