【電験66】明後日は電験三種の試験 | 技術士を目指す人の会

技術士を目指す人の会

勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

●昨年の受験

明後日は、電験三種の試験です。

年2回開催になったので、受験生にとっては少し気が楽になりました。

その一方で、受験料が3千円くらいアップして、金銭的な負担は大きくなりました。

コロナの影響は関係ないと思いますが、受験者数は、減ったかもしれませんね。

 

さて、話は去年の電験三種です。

僕も受験しています。

試験の前日、ブログにこんなことを書いていました。

 

●昨年の受験前日に書いたこと

僕は、電験の試験を受けるわけですが、4科目中3科目は昨年合格しているので、「理論」1科目だけ合格すればいいです。

昨年11月15日に勉強を再開してから、9か月が経過しました。

昨年の受験で勉強したのは3か月だったので、勉強期間としては3倍です。

しかも、昨年は4科目勉強したのに対して、今年は1科目ですから、相当な勉強量になります。

昨年と違い、それなりの自信を携えて受験します。

今回は、勉強しながら「こうやったら合格できる」というノウハウもまとめています。

つまり、それなりに自信があるわけです。

では、もう絶対に大丈夫なかと言うと、そうではないです。

不安もあります。

どうも、最近、頭がフワフワする日があります。

時々ですが、歩いていてもフラフラすることがあります。

ネットで調べてみると、どうやら三半規管に軽い異常があるようです。

集中力に欠けた状態で、問題を解くと、計算ミスもしますし、問題の読み間違えをします。

恐ろしいことに、間違っているにも係わらず、それが選択肢にちゃんと存在するわけです。

問題を作った人はすごいですよね。

それから、試験本番は、見たことのない問題に挑むことになります。

そもそも電気そのものの知識不足のせいで、問題文も選択肢も、何もわからない問題もあると思います。

後は、複雑な回路になると、解き方が閃かないこともあると思います。

要するに、集中力や計算ミスといった要素以外に、単なる実力不足のせいで、失点するわけです。

そんなことが積み重なれば、不合格になります。

だから、当然、不安があるわけです。

でも、もしも、ダメだったとしても、来年受験しますよ。

諦めるつもりはありません。

合格のおまじないです。

このことが、お守りになると信じています。

残すところ、あと1日。
それでは、一緒に最後まで頑張りましょう。

 

 

●それで試験の結果はどうなったのか?

僕、自信満々でしたが、結果は60点。

ギリギリ合格です。

試験前も自信がありましたが、試験が終わった後も自信がありました。

でも、結果はギリギリ60点。

いやはや、お恥ずかしい。

何でこんなことになるのか、それは五肢択一だからです。

何となく解いた問題でも、何かしらの答えを書いているから、出来たと勘違いしているんですね。

ある意味幸せ者ですが、1年間勉強しても、まだまだちゃんと解っていないってことですから、まぁ残念ですね。

でも、合格は合格です。

というわけで、合格のおまじないについて話をしたいと思います。

 

●合格のおまじない

「合格のおまじない」と言うと、祈りの言葉や神社でのお参りや御守りのようなものを思い浮かべるかもしれません。

でも、「合格のおまじない」とは、こうしたスピリチュアルなものではありません。


「合格のおまじない」とは、「諦めない覚悟」です。


「諦めない覚悟」により、勉強するモチベーションを手に入れることができます。

不合格になって、諦めてしまえばそれで終わりですが、諦めないのであれば、それは終わりではありません。

最終的には合格することができます。

 

資格試験の多くは、60点とれば合格することができます。

90点とか、80点とか、そんな高得点をとる必要はないんです。

受験する資格試験というのは、自らが選んだものです。

僕らは、試験の難易度と自らの実力から、無意識のうちに、合格できるかどうかをちゃんと見極めることができます。

知らぬ間に、合格できるような試験を選んでいるわけです。

だから、諦めずに、勉強を続けていれば、合格することができます。

というわけで、「諦めない覚悟」があれば合格することができます。

同時に、この覚悟というのが、合格のおまじないになるわけです。

 

というわけで、明後日は試験です。

皆さん、頑張ってください!

 

※一つ前を見たい方は、こちろ をどうぞ。

 

【電験三種に合格するために必要な勉強時間について】

  こちら をどうぞ。

 

【理論の攻略法について】

  こちろ をどうぞ。

 

【令和2年の電験三種 3ヵ月間の勉強経過】

 初日は こちら

 2週目の「勉強開始から2週間。大きな誤算」は こちら

 3週目の「理論のインダクタンスについて理解したこと」は こちら

 4週目の「理論が一通り完了。コンデンサーのエネルギーについて理解したこと」は こちら

 5週目の「機械の勉強をスタートしつつ、ローレンツ力を復習」は こちら

 6週目の「機械が分からなかったので理論に戻って三相交流を勉強」は こちら

 7週目の「機械のAND回路について理解したこと」は こちら

 8週目の「全科目合格を目指す戦略」は こちら

 9週目の「電力は正誤問題でトレーニング」は こちら

 10週目の「全科目一通り完了」は こちら

 11週目の「期待と失望」は こちら

 12週目の「法規の過去問を7年分解いてみた結果」は こちら

 13週目の「受験票が届く。でも合格レベルに到達できそうにない」は こちら

 14週目の「ラストスパート」は こちら

 15週目の「試験本番(15週間勉強で挑んだ試験の手応え)」は こちら

 「驚きの自己採点の結果」は こちら 

 令和2年の「合格発表」は こちら 

 

【令和3年の電験三種の結果】

 令和3年の「合格発表の結果」は、 こちら