【電験8】全科目合格を目指す戦略 | 新見一郎

新見一郎

勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

電気主任技術者第三種の試験勉強をしています。

今日で8週間が経過しました。

 

●進捗

勉強をはじめてから8週目です。

参考書は『みんなが欲しかった電験三種』で、これまでに勉強したのは以下のとおりです。

 

①理論 = (※全部終了)直流回路・静電気・電磁力・交流回路・三相交流回路・過渡現象・電子理論・電気測定

②電力 = (※全部終了)水力・火力・原子力・その他発電・変電所・送電・地中電線・電気材料・線路計算・電線たるみ・電力計算・配電

③機械 = (※全部終了)直流機・変圧器・誘導機・同期機・自動制御・パワーエレクトロニクス・情報・照明・電熱・電動機応用・電気化学

④法規 = 電気事業法・その他関係法規

 

「機械」の照明、電熱、電動機応用、電気化学の勉強をしました。

このあたりは、比較的、楽に勉強できました。

それから、「電力」の電力計算、配電の勉強をしました。

こちらは、読んでも理解できない難問があります。

それから、パーセントインピーダンスは、なかなか頭に浸透しないです。

まだまだ、と思う一方で、一応は「理論」、「電力」、「機械」の勉強が完了しました。

これは嬉しいですね。

 

●戦略

理論、電力、機械が終わったところで、試験対策の戦略について考えることにします。

2つのプランがあります。

 

【プラン①】

=理論、電力、機械の3科目を確実に合格する(法規はやらない)。

 1問当たり4分以内で解けるようになるまで練習する。3科目の問題を5回以上解く。

 参考書を読み込んで、基本をとことん理解する。

 

【プラン②】

=理論、電力、機械、法規の4科目をギリギリ合格する。

 解く時間を測定しながら、4科目の問題を2〜4回解く。

 詳しく解らなくてもいいから、消去法で勝負できるよう答を記憶する。

 

プラン①は、問題の解き方を、誰かに説明できるレベルに到達するための勉強法です。

プラン②は、ギリギリで合格するための勉強法です。

 

電験2種まで視野に入れるなら、プラン①がいいです。基礎を知識化しておかなければ、後で苦労するからです。個人的にはプラン1がいいと思います。

しかし、試験まで1か月半しかない。

正直、プラン①は難しいです。

というわけで、今回は、プラン②でいきます。

もちろん、プラン②も厳しいです。

うっすらとした記憶で試験に挑むことになるので、全科目、不合格になるかもしれません。

それでも、約3ヵ月の勉強で4科目1発合格できる可能性はゼロではない、そう考えるとちょっとちょっと楽しいです。

ダメならダメで、来年は、プラン①のコンセプトで、じっくりと勉強をします。

 

それから、少し大きな電卓を買いました。

これまで、小さな電卓を使っていました。

小さいと押し間違いが多く、3回計算したら、3回とも答が違うケースがありました。

道具はケチってはダメですね(と言いながら店で一番安い600円の電卓を購入)。

 

 

電卓が大きくなったおかげで、入力ミスが減りました。買ってよかったです。戦略だけなく戦術も大切ですね。

 

今週から「法規」をやります。

頑張ります。

 

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