電気主任技術者第三種の試験勉強をしています。
今日で7週間が経過しました。
●機械(AND回路)
AND回路やNAND回路が最初にある場合、絞り込みができます。
この場合、AとBの組み合わせは4パターンあります。以下のとおりです。
パターン1(A=0、B=0) : A×B=0。 0を否定するので1。
パターン2(A=0、B=1) : A×B=0。 0を否定するので1。
パターン3(A=1、B=0) : A×B=0。 0を否定するので1。
パターン4(A=1、B=1) : A×B=1。 1を否定するので0。
NAND回路の場合、4つのうち3つが同じ数値になります。
つまり、パターン1〜3は最初の時点で全て1になりますから、上図の回路の出力Xは、全て同じ数値になります。
パターン4だけ、パターン1〜3と反対の数値になります。
この問題の選択肢は、次のとおりでした。
この問題の答は(3)です。
先程説明したとおり、最初がNAND回路ですから、パターン1(1行目)〜パターン3(3行目)が同じ数値になるはずです。
これに該当する選択肢は、(3)と(5)だけです。
つまり、(3)と(5)にA=0、B=0 を入れて、出力Xが0になるか1になるか確かめれば、答にたどり着けるわけです。
ところが、この問題の場合、フィードバックが含まれているので、これはやっかいです。
解き方がわからないかもしれません。
試験本番は、(3)と(5)、どちらが正答っぽいかを考えることになります。
(1)が0・1・1・1、(2)が0・0・1・1、(3)が0・0・0・1です。これら3つが似ています。
(4)が1・1・0・0、(5)が1・1・1・0です。これら2つは似ています。
出題者の立場で考えると、(3)と(5)の選択肢どちらが正答っぽいかというと、(3)ですね。
これは問題が解けない時のテクニックですけど、回路の問題は、最初に注目するのがコツですね。
●進捗
勉強をはじめてから7週目です。
参考書は『みんなが欲しかった電験三種』で、これまでに勉強したのは以下のとおりです。
①理論 = 直流回路・静電気・電磁力・交流回路・三相交流回路・過渡現象・電子理論・電気測定(※一応全部勉強した)
②電力 = 水力・火力・原子力・その他発電・変電所・送電・地中電線・電気材料・線路計算・電線たるみ (※電力計算、配電は勉強してない)
③機械 = 直流機、変圧器、誘導機、同期機、自動制御、パワーエレクトロニクス、情報
④法規 = 電気事業法・その他関係法規
「機械」の誘導機、同期機、自動制御、パワーエレクトロニクス、情報の勉強をしました。
今週は頑張りました。
ただ、パワーエレクトロニクスは相当難しいです。
解説を読んでも理解できない問題が多数あります。
パワーエレクトロニクスを身につけるためには、専門書が必要ですね。
試験までに時間がないので、理解できるところだけ解き方を憶えたいと思います。
このペースで行けば、今週末に「機械」が終わります。
これはこれで、嬉しいことですが、「機械」については、相当な回数、問題を解かないと解き方が頭に染み込みません。
試験本番で得点できるようになるのは、まだまだ先です。
引き続き、頑張っていきたいと思います。
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