【電験2】勉強開始から2週間 大きな誤算 | 技術士を目指す人の会

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勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

電気主任技術者第三種の試験勉強をしています。

今日で2週間が経過しました。

 

●大きな誤算

電験三種は、「理論」「機械」「電力」「法規」の4科目があります。

僕は、「理論」と「法規」を同時に勉強しようとしていました。

「理論」は基礎となる科目です。

まずはこの科目からスタート。

直流と静電気を勉強した感じでは、いいリズムで勉強でき、なんとかなる印象でした。

そこで、もう1科目、並行して勉強することにしました。

「理論」が物理なので、頭が疲れた時の箸休めとして「法規」がいいかなって思いました。

「法規」はテキストが一番薄かったのも決め手でした。

 

ところが、大きな誤算が2つありました。

 

まず、1つ目の誤算。「法規」ですが、書いてある用語がさっぱりわからなかったことです。

最初の電気事業法のあたりはよかったのですが、電気設備の技術基準から、電気の専門用語が連発します。

電気の基礎を理解した上で、最後に勉強するべき科目だとわかりました。

「法規」をなめていました。

電気素人の僕が「法規」を勉強するのは早やすぎたようです。

 

次に、2つ目の誤算ですが、「理論」という科目は難しかったことです。

直流と静電気まではよかったんです。

問題を解いて、解答を読んで、理解できました。

この頃は、いいリズムで勉強できていました。

ところがです。

電磁力のところで静電気と内容がごっちゃごちゃになりました。

電磁力も静電気も公式が似ているんです。

さらに、交流回路のところで、いろいろ憶えるのがしんどくなりました。

そして、三相交流回路のところで完全に力尽き、とどめを刺された感じです(笑)。

正直なところ、三相交流回路について理解しているとは言い難い状況です。

 

それから、全体を通じて、憶えきれてない公式がたくさんあります。

試験で得点できるようになるまでに、公式を憶えて、解き方を憶える必要があります。

これには多くの時間が必要です。

「理論」は、相当な時間が必要だということが身に染みてわかりました。

 

●今後の対応

残り3ヵ月ですが、あせらずに、「理論」をしっかりとコンスタントに勉強することにしました。

この科目の交流回路と三相交流回路をちゃんと説明できるようにならなければ、この試験を勝ち抜けないような気がします。

「理論」については、毎週、続けて勉強します。

それから、そうは言っても、やはり「理論」の箸休め的な科目が必要です。

そこで「電力」の勉強をすることにしました。

僕は、機械が専門なので、水力発電、火力発電のところは、理解できます。

それから、「電力」は、何となくですが、一般的なことが書いてあるような気がします。

 

というわけで、この6月15日〜7月15日の1か月間で、「電力」と「理論」を勉強することにしました。

7月16日〜8月15日で「機械」を勉強したいと思います。

この段階で、自分のレベルを見極めます。

余裕があるならば、8月16日〜試験日までで、「法規」を含めて全科目の勉強をします。

余裕がないならば、「法規」は数日間だけ勉強して、理論、電力、機械の勉強を充実させる予定です。

 

※【電験の勉強】1つ前は こちら

 

 をご覧ください。