うつ病で、勤めをやめ
会社に属さずに
働くようになったわたしが
しっくりくる仕事の形を
育ててきた過程を連載で書いています。
その１ ～自宅サロンをはじめる
その２ ～バイトはクビ、電気は止められる
その３ ～イベントでご縁が広がる
その４ ～結婚。仕事の方向性に迷う
その５ ～はじめてのオリジナル講座
その６ ～出会いで、世界が広がる
その７ ～そして、母になる
その８ ～ママだって子育て以外の話がしたい
その９ ～ビジネススクールへ
その１０～３つの挑戦
その１１～地元で、お茶会や勉強会をはじめる
その１２～順調なのに、どこか苦しい…
その１３～もう、がんばれない…
その１４～わたしを支えてくれたもの
その１５〜どん底から、宝物をみつける
その１６～もっと、しっくりくる形へ
その１７～引っ越しは大きな転機
その１８～嬉しい執筆依頼
その19～本を作ろう！
その20～本ができた（この記事）
【連載 第1章】
生きづらかった幼少期より、うつ病になるまではこちらからどうぞ）
前回（19話）は、
本を作ろうと決め
信頼できる方のお力も借りながら
進めていったというお話をしました。
本づくりの中で、
一番しんどかった時期は、
実は 文章ができた後でした。
描いて頂いたイラストと
書き上がった文章を、
販売できるための
決められた形にまとめて
入稿、登録作業をしていく
ことばにすると簡単ですが
初めての私たちは
その作業がなかなか大変で、
何度も何度も、
メールやチャットや電話で
やりとりをして
見直して、やり直して、
何度も確認した上
「これでよし！」と入稿したら、
エラーが出て、また
やりなおしになったり
見本本をみたら
色見が違ったり、
ほんとに、
何度もやりなおしました。
つきあってくれた
デザイナーのいよちゃんには、
感謝しかありません。
そして、
もうひとつの
しんどさとしては
やっと入稿ができてから、
これまでにない
怖さと抵抗感が
やってきたんです…。
「世の中には、素晴らしい本が
たくさんあふれているのに、
わたしが、書く意味があるんだろうか」
「もう、やめたい…」
「うぅ、恥ずかしい」
そんな気持ちが襲ってきて
ズリズリ
あとずさりしたくなりました。
よく、「怖い気持ちはあっていい」
「怖いを乗り越えると、世界がまた広がるよ」
なんて、わたしも
人には言ったりするのですが
そのときは、
身体全体が
キキーッと、ブレーキを
かけるような感じでした。
わたしにとって
とても大切なことゆえに
出てきたんだと思います。
「怖いよー」
「どうしよう…」
そんな気持ちを
信頼している友達に
聞いてもらったりしながら、
なんとか進み、
2021年11月22日、
小さな本「おまもりぼん」が
ようやく、出版できました。
さくさんの方が
喜んでくださって、
ご購入をくださって、
こころのこもった感想や
メッセージやお手紙や
プレゼントをいただいて
プレゼント企画でも、
あたたかいやりとりをさせていただいたりして
まだまだ 今も
その渦中にいるのですが
感謝と感動‥
安堵と、しあわせ、
まだ身体に残っているドキドキや
ソワソワした感じ‥
いろんな気持ちや
感覚を味わっているところです。
（Amazonで発売中ですが、一部修正申請注文なので、1月以降ご購入がおすすめです）
＊
本のことばかり書きましたが、
2020年から
2021年にかけては、
久しぶりの
メンタルケアの連続コース
繊細さんが安心で穏やかな毎日を育てるコースを
はじめたり、
オンラインでも
読書会もはじめたり
8年前、
飛行機に乗って会いにいった
大好きな先生から
カウンセリングを学びなおす
機会を頂けたり、
他にも興味のあった
テーマについて
学びを深めることができ
コロナ渦ではありましたが
よい出会いや再会
あたたかい時間が
たくさんあった時期でした。
やっぱりわたしは、
たくさんの人に向けて
たくさんのことを…というよりは、
1人1人の人や
少人数で語り合い、
ゆるく長く関わらせて頂く
そんなペースがしっくりくるし
そういう自分でいることで、
より出会いたい人と出会い、
分かち合っていける…そんな気がしています。
気がつけば、
今と重なる
時期まできちゃいました！
ここまで読んでくださって
ありがとうございます。
つづきは、
12月29日（木）お届けしますね！
＊＊＊
かわのみどりと
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