こもれびの部屋
かわのみどりです。
本日より、連載
第二部をスタートします。
（第1部１～17話は こちらからどうぞ）
突然ですが、あなたにとって、
仕事ってどんな意味合いでしょうか。
わたしにとっての仕事は
生まれてきた意味と
深く結びついている感覚があります。
仕事にはたくさんの
時間もエネルギーも注ぐし、
仕事だからこそ、
循環していくものもある。
だから、生活をするための
手段というより
わたしができることで
社会に幸せを広げていきたい。
昔から、そんな願いが強くありました。
12年前、前職をやめた頃は、
それに加えて、
自分の心地よさも
大切だなと思うようになっていました。
・スピードと量が優先される仕事は難しい。
・区切りのない仕事は辛い。
（際限なく考えてしまう）
・周りの人間関係が、ギスギスしている場は避けたい。
自分のペースで
穏やかな気持ちで過ごしたい
その気持ちが強くあったのです。
さて、うつ病がよくなり
「自分を喜ばせて生きていこう！」
と決心したわたしは、
休職していた職場を
正式にやめることにしました。
短い期間だったとはいえ
身も心も注いだ仕事
だったので、寂しくなるかなと
思ったのですが
最後に荷物や書類を取りに行き、
職場を出たとたん
「あぁ、やっと自由になれる！」と
感動で泣きたくなるような‥
まるで、
「ショーシャンクの空に」の
ラストシーンのように、
真っ暗な地下室から出て
数年ぶりに青空の下に立った
ような清々しい気分で
わたし、そこで過ごすことが
本当に辛かったんだなぁと感じました。
（そこが良い悪いというより、わたしに合わなかったという意味です）
ーーーーーーーーーーーーー
余談ですが、
この時も、その前の職場も
わたしは、仕事を辞めるとき
「わたしがやめると迷惑がかかる」
「残る人に負担をかけてしまう」って悩みました。
けれど、やめても
なんとかなっています。
みんななんとかできる力はあるし、
そのことで、経営者やそこにいる方たちが
よりよい形を考えていく
チャンスにもなります。
体やこころを壊してまで、
仕事を続ける必要はありません。
これは心から伝えたいです。
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わたしは自宅アパートで
サロンをはじめました。
それまでの相談業のようなことを…
をいうのは
最初は全く頭になく
好きでとっていた
リフレクソロジー（足裏健康法）や
アロマのリラクゼーション
パステルアートの資格があったので、
それで、日々がんばっている女性が、
ゆっくりほっとできるような
時間や場所を提供
できたらいいなと思いました。
今までのように時間や
書類に追われたり、
周りの空気は気にせず
じっくり、ゆっくりと
お一人お一人のお客様を
大切にする‥そんなことを
していきたいと思ったのです。
サロン名を考えたり
手作りでHPをつくったり
お店のインテリアや物をそろえる
作業はたのしくてワクワクしました。
（その当時の写真が！ なつかしい）
ただ、当たり前ですが、
お客さまというのは、
サロンをはじめたからといって
きてくださるものではありません。
最初、数少ない友達が
体のリラクゼーションや
パステルアートのレッスンの
モニターさんとしてきてくれましたが
みんな忙しいので、それで終わり。
待ってても
誰もきてくれません。
みようみまねで、
手作りでHPやショップカードをつくったり
ブログをかいてみたり
あれこれ考えて
自宅のプリンターで
ちらしを２０００枚×2回つくり
家の周りに配ったりしました。
配ったあと、
もし、たくさん
問い合わせがきたらどうしよう‥と
ドキドキしましたが、
待てども、待てども
きません。
なんと、一件も！！
今思うと、素人まるだしで
しかも、その当時まだ
あまりなかった 個人宅のサロンって
来にくかったのだろうな‥と思います。
それから、プロに頼もう‥と
地域のフリーペーパーに
広告を載せましたが
それも、問い合わせは
1〜2件あったものの
実際こられるには至らず。
これは、大変かも…と
ようやく現実が
見えてきたころには
貯金は、すでに
底をつきかけていました…。
▶つづきは、こちらになります♪
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