こもれびの部屋
かわのみどりです。
うつ病で勤めをやめ
会社に属さず働くようになったわたしが
自分にフィットする仕事の形を
育ててきた過程を、連載記事でお届けしています。
その１ ～自宅サロンをはじめる
その２ ～バイトはクビ、電気は止められる
その３ ～イベントでご縁が広がる
その４ ～結婚。仕事の方向性に迷う
その５ ～はじめてのオリジナル講座
その６ ～出会いで、世界が広がる
その７ ～そして、母になる
その８ ～ママだって子育て以外の話がしたい
その９ ～ビジネススクールへ
その１０～３つの挑戦
その１１～地元で、お茶会や勉強会をはじめる
その１２～順調なのに、どこか苦しい…
その１３～もう、がんばれない…
その１４～わたしを支えてくれたもの
その１５〜どん底から、宝物をみつける
その１６～もっと、しっくりくる形へ
【連載 第1章】
生きづらかった幼少期より、うつ病になるまではこちらからどうぞ）
さて、前回の記事は、
「びっくりしたよ！」
「あれって、どういうこと？」など
結構、いろいろアクションを頂きました。
えへへ（照れ笑い）
もちろん、だいじょうぶです！
むしろあの時期があってよかったなと
思っています。
あの時期があったことで、
自分の心の奥に根強くあった
役に立たないと 愛されない
期待にそえないと 人は離れていく
（だから、がんばり続けないといけない）
そんな思い込みに気づき
ゆるめていくことができたのですから。
そして、「どん底」と感じた（当時は）
2016年が終わり
義父母の介護や、他の気がかりも
ゆるやかにありつつも
少し、落ち着いてきた頃、
いろいろなことを
手放す時期だなぁ と感じていました。
それまで 4年ほどしてきた
「幸せセラピスト勉強会」や
「こころほっこりお茶会」
それから、
14期にわたってしてきた
「幸せこころ講座」も。
（最後の「幸せセラピスト勉強会」 ）
特に、「幸せこころ講座」は
これまでお話してきたように
はじめてつくった
思い入れたっぷりの 連続講座で、
ほんの数か月前まで
手放すなんて頭に浮かんだこともありませんでした。
けれど、そう一度
思ってしまったら 不思議ですね。
続ける方が不自然に感じてしまうのですよね。
やめる理由としては、
こころ講座のインストラクターさんに
こころおきなく、遠慮なく
講座をして頂きたいなと
いう思いもありましたが、
きっと、そういう時期だったのだなぁと思います。
＊
では、今までメインのメニューで
あった講座を手放して、
これからどうしていきたいんだろう。
何をしていけるのかなと
イメージしたとき
浮かんだのはこんなことでした。
●もっと、しっくりくる感じで仕事をしたい。
追われるような仕事のしかたはしたくない。
●今、自分の中にあるものを 惜しみなく届ける…みたいなことしてみたいかも！
●もっと、話を聴くこと（カウンセリング）をじっくりしていきたい
しっくりこないとモヤモヤして
行動できない。
このブログを読んでくださる方は、
同じような気持ちになった経験
おありになるのではないでしょうか。
そんなとき
どうしていますか？
その当時のわたしは、
今までの仕事のペースややり方が、
「しっくりこない」のは感じていましたが、
何が、しっくりくるかも
分かっていなかったので、
不安や焦りで
行動するのではなくて、
余裕をとる
つめこみすぎない
ゆったりする時間
好きなことをする時間を自分に許す
みたいなことを、意識していました。
あとは、瞑想や、体の声をきく
ということを、日々の習慣として
じっくりしはじめたのも この時期です。
（お気に入りの瞑想スペース）
そんなことをしているうちに
わたしの中にあるものを
もっと、惜しみなく出して
喜んでいただけるものって
こんな感じかも？という
イメージがムクムクできてきて
オンリーワン・セラピスト講座という
コース（3か月＋3か月）をつくり、
はじめることになりました。
春から夏に季節が移り変わる頃
緑豊かなブラボーファーム さん（大分市）の
広々した和室で
はじめたこの講座は、
なんだか、不思議な感覚のものでした。
心理学やセルフケア、セルフセラピーなど、
お伝えしていく講座ではあるのですが、
それぞれ、人生の転換期にいた
4人のこころ豊かな
やさしい方たちと過ごす時間や
シェアする想いは、１つ１つ奥深くて
1日がすごく楽しくて
癒されてポカポカになるのでした。
この方たちとここで会うために
この話をするために、
開くことになったのかな と思うくらい…。
（なので、1期で満足してしまい、幻の講座となりました）
そして、もうひとつ
していきたいと思っていた
カウンセリングに関しても
不思議と
「もっとやっていいよ！」と言われているかの
ようにご縁がつながり
たとえば、
募集を止めていた
連続のカウンセリングの
依頼が続けてあったり
以前お世話になっていた方
からのご紹介で
クローズのカウンセラーの
勉強会に参加させて頂いたり
ふと目に入った
子育て中のお母さんの話を
傾聴するという ボランティアの募集に
ピンときて、数か月研修を受けさせて頂くことになったり…
傾聴ボランティアについては、
少ししたものの、
ちょうど、再度
義父が入院になったりで
結局、続かなかったのですが
「聴く」ということを
真摯に、誠実に実践し続けている
方たちに出会いその姿を見せて頂くことで
「聴く」ことの力と奥深さと
再確認できた時期でした。
そんな風に、
にぎりしめたものを手放したことで、
じわりじわりと
仕事の内容も
しっくりくる感じになっていきました。
あぁ、なんだか
やっと、やっと、今のわたしに
地続きのところまでこれた感覚がします！
続きは コチラになります。
＊＊＊
そんなわたしが、今したいこと。
繊細さんが安心で穏やかな毎日を育てるコースはじめます。
ありがとうございます。第一期は満席になりました。
次回は秋ごろ開催予定です。
＊
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