こもれびの部屋
かわのみどりです。
うつ病で勤めをやめ
会社に属さず働くようになったわたしが
自分にしっくりくる仕事の形を
育ててきたストーリーを
連載記事でお届けしています。
その１ ～自宅サロンをはじめる
その２ ～バイトはクビ、電気は止められる
その３ ～イベントでご縁が広がる
その４ ～結婚。仕事の方向性に迷う
その５ ～はじめてのオリジナル講座
その６ ～出会いで、世界が広がる
その７ ～そして、母になる
その８ ～ママだって子育て以外の話がしたい
その９ ～ビジネススクールへ
その１０～３つの挑戦
その１１～地元で、お茶会や勉強会をはじめる
その１２～順調なのに、どこか苦しい…
その１３～もう、がんばれない…
その１４～わたしを支えてくれたもの
その１５〜どん底から、宝物をみつける
その１６～もっと、しっくりくる形へ
その１７～引っ越しは大きな転機（この記事）
【連載 第1章】
生きづらかった幼少期より、うつ病になるまではこちらからどうぞ）
さて、とっても
お久しぶりのこのシリーズ。
ありがたいことに
楽しみにしてます！って
お声をいただくので
もう少しだけ、続きを書こうと思います。
前回(16話）は、
どん底の時期から
少しずつ落ち着きをとりもどし
仕事も整理しつつ
楽になっていったというお話をしましたが、
翌2018年～2019年は、
もうひとつ大きな
手放しがありました。
引っ越しです。
もともと、
結婚したときから、
夫の実家（隣の市の、ますます田舎です）
近くに…という話は
ずっとあったのですが、
義父母も介護が
必要な状態になり
息子の小学校入学の
タイミングもあり、
2019年春までに引っ越しをめざし
いろいろ検討したうえで、
義父母宅近くに
家を建てることになりました。
新しい家を
イメージしたときに
わたしに浮かんだのは、
樹や花のある気持ちよい庭と
小さな「図書ルーム」でした。
わたしだけの部屋に
大切な本やものたちが
心地よく並んでいる
そんな想像をしただけで胸が
いっぱい‥！
以前だったら、
そんなのわがままだって
思ったかもしれません。
けど、もう
そのころのわたしは
自分の願いに気づいたら
叶えてあげようと思えるようになっていたし
この願いを叶えることが
周りにも心地よさを広げて
いくことだとも分かっていました。
夫に希望を伝え、
大工さんとも細かい点を
何度もすりあわせて、
愛おしい部屋ができました。
台所も居間も和室も、トイレも大好きですが＾＾
一番好きなのはやっぱりこの小さな図書ルーム
（できたて、ホヤホヤ）
（引っ越してすぐの頃）
予定より少し遅れ
2019年7月に引っ越し、
2018年9月より
あたらしい場所で仕事もはじめました。
それから、
カウンセリングとは別に
不定期に図書ルームを
解放するということをはじめて
カウンセリング以外の方にも
きていただいて、
こころあたたまる時間を過ごす
ようになりました。
（Mちゃん、Kちゃん、何度も写真使わせてもらってありがとう）
秋には、友人であり、
アーティストのiyoちゃんと
ゆふいんでのひと箱古本市に
参加したり、
（四年ぶりのイベント、すごーく、楽しかった）
冬には、
小さな読書会をはじめたり
自然に囲まれ
毎日、広い空が見えて
鳥や虫の声がきこえ、
季節の草花が
あちこちに咲き
きれいな海が見えて
大きなものに、どっしりと守られている感覚…
地面にしっかり
つながっている暮らし
そんな
１つ１つがわたしを満たしてくれ
以前より
落ちついて
ゆったりした状態でいれることが
多くなった気がします。
（自宅からは見えませんが、息子の送迎の際に毎日この海を見ています）
もちろん
引越す前は
大きな変化にドキドキして
あれこれ心配したりもしましたし
戸惑うこともありましたが
交通の便が悪いのは
不便なようで、
その分、この場所で
落ち着いて暮らせるという
良さでもありました。
学校が遠いため、
息子の送迎が朝と午後にあり
遠くにでることができにくくなり
集中して仕事ができる
時間も減りましたが
その分、
家族との時間もとりやすく
無理もあまりしなくなりました。
車で15分走らないと
コンビニもない。
タクシーもない。
バスも一日数本しかない。
夜は真っ暗で何も見えない。
そんな場所でも
テレビ電話やメール
SNSを利用することで、
遠くの方ともつながり
カウンセリングもできますし
近県の方は
ドライブもかねて
往復何時間もかけて、わざわざ
来てくださるようになりました。
（ありがとうございます！）
どこにいても、
ちょっとした工夫や
積み重ねで
仕事は作り、育てていける…
ありがたい時代だなぁと
感じます。
そんな頃
わたしにとって、
とてもうれしい
仕事の依頼があったのです。
つづきは、こちら
＊
かわのみどりと
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