【連載】私だからこその仕事を育てる4 ~仕事の方向性に迷う | やわらかで、安心なこころを育てよう♪ (生きづらい女性のカウンセリング)

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繰り返す不安や悩み、
自信のなさや孤独感をひとり抱えているあなたへ
こころの内側からじっくりと、楽になっていく方法をお伝えしています。

こもれびの部屋

かわのみどりです。

 

毎週土曜日は連載記事で
わたしが今の仕事の形に
たどりつくまでのことをお話しています。
 

【連載 第2章】

その1 ~自宅サロンをはじめる

その2 ~バイトはクビ、電気は止められる (2009年)

その3 ~イベントでご縁が広がる(2009~10年) 
その4 ~結婚。仕事の方向性に迷う (2011年) この記事

 

【連載 第1章】
生きづらかった幼少期より、うつ病になるまではこちらからどうぞ
 


 

前回は、

イベントを通じて、

人とのご縁がつながっていった

というお話をしました。


この時期を振り返ると

「人と出会う時期」

だったなぁと思います。

 

 

わたしは基本的に

自分の場、ペースで

コツコツしていくのが好きで

 

急激な変化や

たくさんの出会いを欲する

タイプではないと思うのですが、

 

その時期は、

小さな一歩を踏み出すと

そこで出会った人が

次のご縁をつないでくれ

後押ししてくれる

そんな流れの中にいました。

 

住んでいた地域自体に

そんな雰囲気があったのかも。

 

その前後で、

したいことをはじめた人に

たくさん出会いました。

 

 



さて、

サロンをオープンして2年目は、

週の半分、リラクゼーションサロンで働き

残りの半分は、自宅サロンで

パステルアートのレッスンをしたり

アートセラピーをしたり

体の施術をしたりしていました。

 

特にパステルアート

(チョークに似た画材を使い

簡単に美しく楽しく描けるアート)

は喜んでくださる方が多く

 

イベントやブログを通じて

少しずつですが

お客様が来て下さるように

なりつつありました。

 

地域の文化センターで

講師をするようになったり

パステルアートを教える側になりたいという

方の要望に応える形で

 

わたしが資格を頂いた

パステルホープアート協会の

講師養成コースも

ドキドキしつつはじめていました。




 

 

 

自宅サロンには、

ひとり、またひとりと

素敵な女性が訪れてくださって

 

その中には

中津市耶馬渓の

素敵すぎるキャンプ場

バルンバルンの森のじゅんこさんや

 

人と人、人と自然が共に生きる場所

幸せおひさまカフェ

その後、オープンされることになる

きょうちゃん


当時はアロマやクレイの教室
現在は幸齢者ハンドセラピストの

活動をされているkurinのまこちゃんも♡
 


 

じゅんこさんや、
きょうちゃんのご縁で

「アースデイ中津」や「森フェス」など

地域の大きなイベントにも

出させていただけることになりました。
 

(2011年アースデイ中津にて~地球を愛でいっぱいにしよう♪)



こうやって書くと

イベントばかり出ているように

みえるかもしれませんが(笑)

そうでもなくて

 

イベントは、エネルギーを

使いはたしてしまうので

年に3つ位にしていました。

 

当時わたしが意識

していたのは、

主催者さんが好きで

思いに賛同するものであるということ。

 

 

特にバルンバルンの森であった

春と秋の 「森フェス」は好きだったなぁ。

 

清々しい森の中で

会場も出店者の方も

お客様も、気持ちよい方ばかりで

毎回、幸せな時間を

過ごさせていただきました。


 

 

(コテージを一棟丸ごと使わせて頂くという贅沢さ)
 

 



そうそう、その頃

生活上で大きな変化がありました。

結婚をしたのです。

 

しばらくの間は

サロンのあった自宅アパートで

夫も一緒に住んでくれることになり

 

長いつきあいの彼と

ようやく落ち着けた感じで

ほっとして、とても幸せでしたが、

 

 

仕事に関しては、

実は、モヤモヤもしていました。

 

リラクゼーションサロンで

働かせていただくようになり約1年。

みなさんには

よくしていただいていたけれど、

2度ぎっくり腰をして

体調的なきつさを感じていました。

 

 

オーナーさんにはよく

「手がすごくやさしいね。向いているね」

と言われていたし、

お客様が、「楽になった」と

喜んでくれるともちろんうれしいのだけど、

 

すればするほど、

これはわたしの領域では

ない感じがしてきていたのです。

 

体はとても複雑で奥深く

その方の状態をしっかり理解して

 

その方本来の力を

取り戻していく

お手伝いをするなら

もっともっとたくさん勉強したいし、

施術の腕も磨きたいし、

それには何十年もかかるだろう。

(ストレングスファインダーでいう、最上思考出てますね^^)

 

 

けど…

 

わたしの内側は

言っていました。

 

わたしがしたいのは、

体を触ることより、こころにかかわること。

 

 

こころの苦しさを癒し

希望に変えるお手伝いをしたい






もちろん、こころと体はつながっているから、

どちらも大切で、

どちらからも関わっていく

こともできるのですが、

 

体を触るという

アプローチよりも、

わたしは、その人と共に過ごし

感じ考えていることを

きいたり、感じたりすることが好きでした。

 

こころも体に負けないくらい

奥深いものだけど

こころのことであれば

できる気がしたのです。

 

だって、ずっと

興味を持ちつづけてきたのは

こころのことだったから。

 

 

どうしてわたしは

こんなに生きづらいのだろう。

こんなに苦しいのだろう。

どうしたら楽になれるのだろう。

 

人はなぜ病むのだろうか。

なぜ、愛する人を

傷つけてしまうことがあるのか。

 

なぜ、心身や環境に

ハンディキャップを抱える人がいるのか。

 

痛みや苦しみを乗り越え

幸せを感じられる
ようになるには
どうしたらいいのだろうか。

 

 

 

自分自身や出会う人たちを通し

そんなことを、ずっと

考えつづけてきた気がします。

 

 



 

 

当時提供していた
メニューの中で

わたしが一番好きだったのが
アートセラピー(芸術療法)でした。

 

絵を描いたり

塗り絵をしたり

ものをつくったりしながら、

その人らしさをじんわり感じ、

会話や問いかけにより深めていくひととき。

 

その方が、自分のこころにある思いや

自分らしさに気づいて、

ハッとしたり

にっこりされる顔が好きでした。
 

 (コラージュ会もよくしていました)

 

 

 

パステルアートももちろん

美しい色を使い

好きな絵を描いていくので

アートセラピーの要素はありますが、

 

純粋に

きれいな絵が書きたいという

技術的なことを求められて

来られる方もいるので

 

正々堂々と(笑)

こころの話をメインでしたい

気持ちがありました。

 

加えて、お客様からも

体の施術や

パステルアートのレッスンの中で

いつのまにか悩み相談のようになり

 

「お話を聴くコースはないですか?」と

きかれることも何度かありました。
 

 

 

 

 

たくさんお金もかけて

設備代だってかけて

とてももったいないけれど、

このままこころにうそをついて

続けていくことはできないと思いました。

 

 

自宅サロンの体の

メニューをやめると共に

リラクゼーションサロンも

やめさせていただくことにしました。

 

 

お店としても人出不足で

痛手なのは分かっていました。

 

胸はとても痛んだし

言い出すまでに何か月もかかったけど

どうしても、そうしないとと思ったのです。

 

オーナーさんも

最終的には理解してくださり

店長さんが、

「みどりさんはみどりさんがしたいことをしたらいいよ。

 きっと、たくさんの人に喜んでもらえるから」

そんな風にいってくださったのが救いでした。

 

(Tさん、いつもやさしくしてくださって、本当にありがとうございました!)



 

(その頃の絵 「のーんびり」)



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