日々の診療をしていて
どうやっても医療の限界
がある。
どんなに獣医療が進歩しても
どんなに高度医療ができるように
なったとしても
どうやっても限界はある。
病気じゃなくても死なない
動物はいない。
病気の治療にも限界があって
これ以上どうにもならない時がある。
そんな時は、獣医には
何もできることがなくても
飼主だからできることもある。
獣医療にできることはなくても
飼主にはできることがある。
獣医に「もうできることが
ありません」
ご自宅でゆっくりと過ごして
あげてください」
って言われたらショックだし
絶望的になるし、落胆するし
不安や恐怖に襲われると思う。
「ホントに何もできないのか」
「何かできることはないのか」
とスマホで血眼になって
探すと思う。
その気持ちはわかるけど
それよりも動物にぼくら飼主
はできることがある。
残り少ない動物との時間を
とても有意義に過ごすこと
はできる。
動物を触る。なでる。
抱きしめる。
笑って過ごす。
散歩に出かける。
楽しかった時の話をする。
明るく声をかける。
などなど
なんでもいい。
できることはある。
ぼくら飼主もつらいけど
動物の方がもっと
つらいんだから
動物のためにできることを
がんばってするのも
ぼくら飼主の役目だと思うし
がんばれなくて一緒に
嘆くのもぼくら飼主だと思う。
病気になる前と同じような
普通の日常を過ごすことは
動物にとってはとても
落ち着くこと。
動物はいつもと同じ日常を
過ごすことは落ち着いて
いられるけど
日常に変化が起こると
落ち着かなくなる。
よくあるのが娘さんがいつも
動物をかわいがっていて
結婚して娘さんがいなくなったら
動物が落ち着かなくなって
メンタルの問題が出てくる
ことが多い。
これはあるあるだと思う。
病気になっても
例え医療的に何もできる
ことがなくなっても
病気になる前と同じ
日常を過ごすことはできる。
ぼくら飼主は動物を見る度に
いたたまれなくなるけど
それでも病気の動物の方が
よっぽどしんどいから
そんな動物にぼくら飼主は
悲しくてもつらくてもしんどくても
歯を食いしばってでも
笑顔で明るい声で楽しかった
日常を過ごすことはできる。
いつもは根性論の話はしないけど
今日はあえて根性論の話をしてみた。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男
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