【日本の野鳥#14-10】ツツドリ(Oriental Cuckoo) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

カッコウ目カッコウ科カッコウ属

学名 Cuculus saturatus

和名 ツツドリ

英名 Oriental Cuckoo

 

【分布】

シベリアからアジア圏に広く分布。

日本には夏鳥として春に飛来。

日本に飛来するカッコウ類の中では一番早い4月中旬ごろに飛来。

北方で繁殖し、南方で越冬する。一部渡りを行わない個体群もいる。

 

【生態】

平野部から山地の森林に夏鳥として生息。

渡りの季節(晩夏~秋の頃)には住宅地の公園などにも飛来。

ポポポポポと単調な鳴き声。鼓のような音に聞こえることから命名された。

托卵によって繁殖。宿主はセンダイムシクイが主。

他には、メボソムシクイ・ヤブサメ・ウグイス・メジロ・キビタキ・オオルリ・モズ・サンコウチョウ・ホオアカ・ノジコ・アオジ・ビンズイに托卵した例の報告がある。

食性は動物食。主に昆虫を捕食。毛虫を好む。

 

【サイズ・形態】

全長33㎝ 翼開長56㎝。

頭部と背中はカッコウや杜鵑に比べ、濃いめの灰色で、翼と尾羽は黒褐色をしている。

胸と腹は白色で、黒い横しまが入る

虹彩は茶色っぽい。

メス成鳥には背中側全体が赤褐色の地に黒い横しまを呈した「赤色型」も存在。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『ツツドリ(Oriental Cuckoo)』

信州の春早い時期、山の芽吹きの頃に飛来します。

他のカッコウ類(カッコウ・ホトトギス・ジュウイチ)は5月に入ってから飛来するのに対して早い到着です。

 

山で撮影しようと試みても、撮影するには、難易度が高く、この頃の写真がほとんどないんですよね。

もっぱら撮影出来るのは、晩夏から秋の渡りの時期に都市公園で・・・というパターンばかりです。

 

狙うとすると、毛虫のつきやすい桜の多い公園。

消毒をしない木の下に毛虫の糞が多数落ちていたら、ねらい目です。

 

枝を渡りながら、大きな毛虫を食べる姿を見ることが出来ます。

そんなツツドリの姿をご覧ください。

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。