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『昔の話』というシリーズの中で書いている元夫の家族に関する事やママ友関係の話は今から20～35年前の事で今現在の事ではありません。
こちらの記事の続きです。
夫の家は両親の仲も悪く
兄弟の仲も悪く親子の仲も悪いという
最低最悪な環境で
「家族の絆」とか「温かい家庭」とかいったものとは無縁な家でした。
そういう場合どういう事が起こるのか・・・・
お互いを罵り合う
お互いの足を引っ張り合う
悪口を言いまくる
相手の失敗や悪事をバラす
こういったあり得ない愚行をしょっちゅうやるわけです。
家族全員が。
ですので、当然次男(夫の弟)がやらかした
数々の不祥事について夫から聞き出すのは簡単なことでした。
私今日お義父さんが変な事言ってたんだけど
なに？
〇〇君のことを
「バカな事ばかりしやがって！
そのせいで何十億使ったと思ってんだ！」って
それ本当なの？
ああ、その話ね
本当だよ
本当の話なの！？
じゃあ何十億ってどういう事！？
何があったの！？
〇〇君ってそんなバカな事ばかりしてたの！？
「〇〇君ってそんなバカな事ばかりしてたの！？」とわざわざ言ったのは
自己愛性パーソナリティ障害の夫の自尊心をくすぐるため。
そういう風に言えば、
「弟がどんなにダメな人間でそれに比べて自分はどれだけ素晴らしい人間かということを私に自慢できるいいチャンス！とばかりにベラベラしゃべるはず」と思ったから。
そして私のその読みはバッチリ当たって
夫は弟がしでかした事件・事故の話を
得意げにベラベラとしゃべり出したんですが
もうその内容に胸糞が悪くなりました。
どういうことがあったのか
本当は全て書きたいところですが
やはり一般公開しているブログでは
書ける事と書けない事がありますので
詳細は割愛させて頂きます。
「例えば」の話ですが
もし交通事故を起こして相手の車にぶつけてしまったり
もし交通事故を起こしてバイクに乗っていた人をバイクごと数十メートル飛ばしてしまったり
もし交通事故を起こして人を轢いてしまったり
もし交通事故を起こして人の家を滅茶苦茶にしてしまったり
もし他人の家に入って勝手に物を持ってきてしまったり
もし他人の家に入って勝手に物を持ってきた物を勝手に売り飛ばしたり
もし会社名義の車を無断で売り飛ばしたり
もし会社名義の車を無断で売り飛ばしておいて「盗まれた」と嘘をついたり・・・等々
もしこういう事をしたらそれは全て犯罪行為です。
今のご時世だったら、犯罪を犯したら逮捕されるのが当たり前ですし
逮捕されて有罪になったらその罪を償うのが当然です。
ま～今のご時世でも何の罪も何の落ち度もない親子をひき殺しておいて
未だに逮捕も何もされていない高級国民さんがいるようですが
（ホントいつ逮捕されんだよ
）
でも事故の内容がちゃんと報道されているだけまだ全然マシです。
でも今から30年前、40年前というのは
「お金さえ積めば何でもアリだった」という事と
「パソコンや携帯などの通信機器がまだ世間に普及していなかった」という事があって
被害者・加害者といった当事者同士が口を閉じてしまえば、
「なかったこと」になってしまった時代です。
そのため、次男が事件・事故を起こす度に
義両親が莫大な賠償金や口止め料を支払って
全て「なかったこと」にしていたそうです。
そしてその際のポイントは
「絶対に謝罪しない」ということ。
しかも謝罪しないどころか
事件事故の被害者に対して
金を払ってやるから有難く思え
お前じゃこんな大金一生かかっても稼げないだろう
感謝しろ
と威張り散らしていたと言います。
それを聞いた時
いくらなんでもそれはない！
お金を払った上で
「ごめんなさい！」
「これで勘弁してください！」
でしょ！？
だって加害者なんだから！
と信じられない気持ちで一杯でしたが
そういう風に考えるのは普通の神経を持っている人であって
常識もモラルも何もない上に頭がおかしい人にとっては当然の言動なわけです。
でもこの数年後、
まさか私自身がその被害者たちと
全く同じ経験をすることになるとは・・・
