皆さま
今年も終わっていきますね。
僕は毎年この時期になると
自分の過ごした一年を
漢字一文字で表してみます。
世間でも毎年恒例のそれです。
今年はどの漢字が相応しいかなあ。
こうして、振り返るのも良いものです。
本日もよろしくお願いします。
初めましての方は、こちらから自己紹介を兼ねた
僕の物語をお読みいただくことができます。
では、書いていきます。
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【最終話】「人間不信のオウムが使命を生きる物語⑳」
前回のお話しはこちらからご覧ください。
その代わりに、この怪我をした
元の飼い主に連れてこられた
オウムにしっかりと
技術を教え込もうと
決意しました。
オウムのちゃまみつが
何かを超えた時だったかも
しれません。
オウムのちゃまみつは
空の方を見ながら
「ありがとう」と
呟きました。
虐待をしていた元の飼い主の
後ろ姿に向かって
オウムのちゃまみつは
再び「ありがとう」と
聞こえないくらいの
声で呟きました。
白いおじいさんは、そんな
オウムのちゃまみつが成長する姿を
近くでずっと見守ってくれました。
白いおじいさんは、そして
とても喜んでくれました。
オウムのちゃまみつにとっても
白いおじいさんが喜んでくれるのが、
とても嬉しいことでした。
オウムのちゃまみつが教える
看板教室はどんどんと
評判を呼んで、
オウムだけではなく
多くの鳥たちも来るようになったのです。
白いおじいさんの看板屋さんは
それに伴ってどんどん
大きくなっていきました。
お金もたくさんもらえるように
なったのです。
そのお金で看板教室を
増やしていきました。
あの、くちばしの曲がった
オウムも今や講師を
務めるようになりました。
オウムのちゃまみつが
勇気を出して進んだことで
虐待が広がる世界から
幸せが広がる世界へと
転換していきました。
【第一部終わり~いつかに続く~】
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
世の中が今よりも幸せな場所になっていきますよう
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。