皆さま

 

何の変哲もない

 

日常が送れることって

 

とてもとても幸せなことだと

 

気が付けたことは

 

僕にとっては

 

何にも変えられない

 

宝物となりました。

 

本日もよろしくお願いします。

 

初めましての方は、こちらから自己紹介を兼ねた

僕の物語をお読みいただくことができます。

【まとめ】不安な人生から安心の人生に転換した僕の物語

 

では、書いていきます。

 

-----------------------------------------------------------------------------

 

「人間不信のオウムが使命を生きる物語⑱」

 

前回のお話しはこちらからご覧ください。

人間不信のオウムが使命を生きる物語①

人間不信のオウムが使命を生きる物語②

人間不信のオウムが使命を生きる物語③

人間不信のオウムが使命を生きる物語④

人間不信のオウムが使命を生きる物語⑤

人間不信のオウムが使命を生きる物語⑥

人間不信のオウムが使命を生きる物語⑦

人間不信のオウムが使命を生きる物語⑧

人間不信のオウムが使命を生きる物語⑨

人間不信のオウムが使命を生きる物語⑩

人間不信のオウムが使命を生きる物語⑪

人間不信のオウムが使命を生きる物語⑫

人間不信のオウムが使命を生きる物語⑬

人間不信のオウムが使命を生きる物語⑭

人間不信のオウムが使命を生きる物語⑮

人間不信のオウムが使命を生きる物語⑯

人間不信のオウムが使命を生きる物語⑰

 

オウムのちゃまみつは、自分で

 

筆をくわえて心を込めて

 

チラシを書きました。

 

それはそれは白いおじいさんも

 

圧倒されるくらいに

 

良いチラシができたのです。

 

オウムのちゃまみつは

 

大きく息を吐いて、

 

最後に自分の足跡を

 

チラシに押しました。

 

そうして、ドキドキしながら

 

オウムのちゃまみつは

 

チラシをくわえて

 

街の上空を飛びまわりました。

 

オウムのちゃまみつが

 

外を飛ぶのは本当に

 

久しぶりでした。

 

人間に飼われてからは

 

初めてです。

 

オウムのちゃまみつは

 

ドキドキしていました。

 

それが、恐怖感からくるもの

 

なのか、これからが

 

楽しみで起きているのか

 

良くわかりませんでした。

 

しかし、オウムのちゃまみつに

 

とっては、どちらでも

 

良かったのです。

 

しばらくの間、オウムの

 

ちゃまみつはチラシを

 

上空から撒き続けました。

 

すると、しばらく経つと

 

ポツリポツリとオウムたちが

 

看板教室の見学にやってくる

 

ようになりました。

 

多くは飼い主に連れられてきました。

 

飼い主自身もオウムに対する

 

虐待をやめるきっかけが

 

欲しかったのかもしれません。

 

それから、オウムのちゃまみつによる

 

看板教室が開校されたのです。

 

オウムのちゃまみつは、

 

オウムたちが集まってくれて

 

みんなが必死に書き方を

 

学んでくれることに

 

とても喜びを感じていました。

 

1羽でも多くのオウムたちが

 

虐待などから救われることを

 

願っているのです。

 

オウムのちゃまみつの

 

教え方にも、とても

 

熱がこもっているようでした。

 

特に虐待によって

 

くちばしが曲がってしまった

 

オウムに対しては

 

納得のいくまで

 

徹底的に教えました。

 

くちばしが曲がっているからこそ

 

こんなに味のある

 

文字が書けるということを

 

オウムのちゃまみつは

 

伝え続けました。

 

くちばしの曲がったオウムも

 

必死に練習したのです。

 

【~続く~】

------------------------------------------------------------------- 

この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

世の中が今よりも幸せな場所になっていきますよう

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。