皆さま
どうしたら「自由」になれるのでしょうか。
仕事を辞めたら、離婚をしたら、
好きなことだけしていれば、
本当に自由になれるのでしょうか。
色々考えて実践してきましたが、
本当の「自由」って心の中に
できるものなのだなあと
何となく感じています。
それでは本日もよろしくお願いします。
初めましての方は、こちらから自己紹介を兼ねた
僕の物語をお読みいただくことができます。
では、書いていきます。
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「人間不信のオウムが使命を生きる物語⑰」
前回のお話しはこちらからご覧ください。
「世の中の虐待や暴力で苦しんでいるオウムたちを救いたい」
オウムのちゃまみつは、
白いおじいさんに
その言葉をそのまま伝えました。
その想いの中には、
オウムたちに自立していこうという
メッセージが込められていたのです。
白いおじいさんは、そんな想いを
抱いているオウムのちゃまみつを
見ながら涙していました。
そうして、白いおじいさんは
とても喜んでくれたのです。
オウムのちゃまみつは
白いおじいさんと相談して、
自分と同じように虐待で苦しんでいる
オウムたちが通えるような
看板を書く教室を開くことに
したのです。
オウムたち自身が自立して
生きていけるように
手に職、いやくちばしに職を
持ってもらうことが良いと
考えたのです。
オウムのちゃまみつが
講師としても活動することに
なりました。
オウムたちにはちゃまみつが、
書き方を教えることができるからです。
オウムの気持ちはオウムが
良くわかるのです。
まずは、看板教室の存在を
オウムたちに知らせることが
必要でした。
白いおじいさんから
チラシを撒いたら
良いのではないかと
提案をされました。
オウムのちゃまみつが
上空を飛んで、そこから
チラシを撒くのです。
それは良い案だと
オウムのちゃまみつは
思いましたが、
一方でオウムのちゃまみつは
昔の虐待を受けていた
記憶が蘇ってきて
外に出るのが怖かったのです。
また、心ない人間に
見つかるのが怖いのです。
オウムのちゃまみつは
しばらくの間、震えていましたが、
「やってみる」と白いおじいさんに
言いました。
「世の中の虐待や暴力で苦しんでいるオウムたちを救いたい」
その気持ちが恐怖感に勝ったのです。
【~続く~】
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
世の中が今よりも幸せな場所になっていきますよう
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。