皆さま
身も心も軽くなったら
不思議と食事が美味しく感じます。
眠っていても心地よさを
感じます。
こんな日々が訪れるなんて
あの頃の僕に教えてあげたいです。
必ずよくなる!
それでは本日もよろしくお願いします。
初めましての方は、こちらから自己紹介を兼ねた
僕の物語をお読みいただくことができます。
では、書いていきます。
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「人間不信のオウムが使命を生きる物語⑮」
前回のお話しはこちらからご覧ください。
その後もオウムのちゃまみつは
白いおじいさんと二人三脚で
看板屋の仕事を頑張りました。
白いおじいさんとお話しできることが
オウムのちゃまみつにとっては
とっても嬉しいことでした。
オウムのちゃまみつが
看板屋さんの仕事をしていると、
白いおじいさんはとても
褒めてくれました。
看板屋はとても儲かるようになり
少しずつ大きくなっていきました。
オウムのちゃまみつも
まだまだ恐怖感と不安感は
あるものの随分と
元気になってきました。
でも、オウムのちゃまみつは
もっと元気になりたいと思いました。
それは、実はオウムのちゃまみつに
ある確かな想いが湧きあがったからです。
それは、
「世の中の虐待や暴力で苦しんでいるオウムたちを救いたい」
そんな強い想いでした。
最初の頃は、オウムのちゃまみつも
その想いに気付いていても
「そんなこと僕にできるわけがない」と
その想いを無いものとして
生きいました。
できるだけ気が付かないように
心がけたのです。
でも、不思議とそうしていると
恐怖感や不安感は大きくなりました。
それは、オウムのちゃまみつを
時にはとっても苦しめました。
大好きな看板を書く仕事にも
支障が出るほどでした。
白いおじいさんもそれを
とっても心配していました。
白いおじいさんは、オウムのちゃまみつが
恐怖感と不安感でいっぱいの時、
必ず膝の上に乗せて
両手で優しく覆うようになでてくれます。
その度に、オウムのちゃまみつは
闇の中にも光を感じることができました。
【~続く~】
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
世の中が今よりも幸せな場所になっていきますよう
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。