ワインは素敵な恋の道しるべ -74ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

8月のこと、日本橋のリストランテ、『代官山ASO チェレステ日本橋』で彼女と過ごす楽しい午後の続き。

 

飲んでいるワインは、ドメーヌ・ルイ・ジャド、ヴォルネイ、プルミエ・クリュ、サントノ、2009年。

ここのセラーの奥で見付けたこのワインをキープしておいたので、今日は飲みに来た。

 

ドルチェが届く。

彼女が選んだのは、高香園 抹茶のムース、ニイクラファーム ローリエのジェラート。

 

これが抹茶のムースとは驚き。

 

中は、確かに抹茶のムース。

 

私は、ジェラート三種盛合わせ。

 

キャラメル。

 

リンゴ。

 

カッサータ。

 

食後は濃いコーヒーと小菓子。

 

今日の菊池シェフの料理も素晴らしかった。

 

そして、キープしておいた2009VTのブルピノのプルミエ・クリュを飲むことが出来て幸せ。

 

ゆっくり食事をしていたので、満席だった店内にも空席が目立つようになった。

 

支配人の大友さんとは長いお付き合い。

久し振りに二人で記念撮影。

 

このあとは、生絞りモンブランを食べに行く予定だった。

でも彼女が、暑いのでパフェを食べたいということで、「コレド室町テラス」に行き先を変更。

 

向かったのは、『ISHIYA NIHONBASHI』。

 

ここは白い恋人で有名な北海道の石屋製菓がプロデュースしたカフェ。

 

店内は満席。

でも2~3分待っただけで席が空き、案内された。

 

このお店の一番人気は、北海道産はちみつと瀬戸内レモンのイシヤパンケーキ。

周りのテーブルを見ると、多くの人がこれを食べている。

でもお腹はいっぱいなので、今日はパス。

 

彼女が選んだのは、パフェ ティラミス&バニラ。

飲み物は、アイス フルーツティー。

ブルーベリーや色々なフルーツが入っている。

 

カプチーノとバニラの二種類のアイスの下に、ティラミス、コーヒーゼリー、パンナコッタ。

カスタードクリームやグラノラも入っている。

 

私が選んだのは、パフェ チョコレートと、アイス コーヒー。

私は真夏でも何時もホット コーヒーなのだが、流石に今日は異常な暑さ。

 

白い恋人ソフトクリームに、チョコレートプリンやブラウニー、そしてキャンディングアーモンド、ナッツ、グラノラ、ホイップクリームが加えられている。

 

お話しをしながらパフェをゆっくり楽しむ。

次々と客が現れ、常に満席。

彼女はこれからフランス語のレッスンなので、そろそろ席を立つことにしよう。

 

日本橋で彼女と過ごす、素敵な平日の午後でした。

 

 

 

 

 

 

8月のこと、日本橋のリストランテ、『代官山ASO チェレステ日本橋』で彼女と過ごす楽しい午後の続き。

 

ヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュ、ロゼ、ブリュット、ミレジム、2019年のグラスを飲み干すと、大友支配人に今日のお薦めの白をお願いする。

 

出されたワインは、イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州のカンティーナ・ラヴィスが造る、クラシック・リースリング、2020年。

 

カンティーナ・ラヴィスはトレンティーノを代表するワイナリー。

イタリア・ソムリエ協会が主催する”オスカー・デル・ヴィーノ”で、イタリア全土の38万社のワイナリーの頂点に立つベスト3社に選出されている。

 

白い花やペトロ―ル香は控えめ。

冷涼な気候を感じさせる洗練された果実味、活き活きとした酸と、強いミネラル。

余韻は長い。

これは素晴らしくドライな上質のリースリングだ。

 

白ワインを合わせる料理は、自家製パストラミと旬の野菜のインサラータ、発酵トマトと石地みかんの2種のソース。

 

二種類目のパンは、フォカッチャ。

黒オリーブのフォカッチャとプレーンフォカッチャ。

ここのフォカッチャは美味い。

 

抜栓しておいた赤ワインを出してもらう。

今日はこれを飲むための訪問。

 

コルクの状態はよく、香りも素晴らしい。

 

とても良い濡れ具合。

 

ここはリストランテなので、ワインも基本的にイタリアン。

ここでわざわざフレンチのワインを飲む客は少ない。

そんな店のセラーの奥に良いブルゴーニュのバックヴィンテージが何故か一本眠っていたので、キープしてもらっていた。

 

飲んでいる間はパニエに入っていたので、最後の一杯を注いだ後にボトルを撮影。

ドメーヌ・ルイ・ジャド、ヴォルネイ、プルミエ・クリュ、サントノ、2009年。

2009年はブルゴーニュの偉大なヴィンテージ。

こんな素晴らしいワインがセラーの奥にあったことに感謝。

 

ルイ・ジャドは優秀なネゴシアン・エルブールであると共に、ブルゴーニュ各地に200haを超える畑を有する大ドメーヌ。

 

しかもコート・ドールに所有する畑のほとんどがグラン・クリュとプルミエ・クリュという素晴らしいドメーヌ。

このワインも、そんな畑の中の一つから生み出されている。

 

ストロベリー、フランボアーズなどの赤いベリー系の香り。

綺麗な果実味、活き活きとした酸は健在で、ミネラルとのバランスも良い。

あと味には仄かなスパイスや腐葉土、麝香のニュアンス。

まだまだ熟成のポテンシャルを感じる。

やはり2009VTのブルゴーニュのプルミエ・クリュは美味い。

 

プリモピアットが届く。

ブル・ピノを飲んでいるとここがイタリアンであることを忘れそうになるが、パスタでイタリアに引き戻される。

 

サルデーニャ産からすみのスパゲッティーニ。

イタヤ貝の貝柱がたっぷり。

貝の出汁とキノコのソースが良く合って美味い。

これは菊池シェフの得意料理。

 

セコンドピアットが届く。

 

ハンガリー産鴨胸肉のアロッスト、ポルト酒とバルサミコのソース。

 

ハンガリーは鴨の名産地。

日本に輸入されるフォアグラのほとんどはハンガリー産。

この鴨も旨みが凝縮されて美味い。

 

鴨のアロッストと上質のブルゴーニュのピノ・ノワール。

至福の時間だ。

彼女と過ごす、日本橋での素敵な午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

8月の暑い日。

彼女が午後に半休を取るというので、日本橋の何時ものリストランテでランチの約束。

 

待ち合わせ時間より小一時間早めに日本橋に行き、お買い物。

外は猛暑日、地下鉄直結で行くことが出来るコレド室町のひんやり感が嬉しい。

 

お買い物を済ませると、まだ時間があるので外も少し散策。

今日は猛暑日、仲通りに人の姿は無い。

 

向かったのは福徳神社。

 

日本橋に来たら、ここへの立ち寄りは欠かせない。

この暑さの中、ここにだけは何人かの参拝客。

 

境内の小路には風鈴の涼しげな音色。

 

日本橋らしい夏の風情だ。

 

「コレド室町2」には、古河グループの創設者、古河市兵衛の像がある。

 

ここは古河市兵衛の住居兼古河本店があった場所。

 

待ち合わせ時間が近付いたので、今日のランチのお店に向かう。

場所は日本橋三越本店新館の最上階。

 

入口には三越の暖簾が掛かっているが、風が強いのではためいてしまい、三越の文字が見えない。

 

今日のお店は大好きなリストランテ、『代官山ASO チェレステ日本橋』。

 

入口で大友支配人に迎えられ、何時もの半個室に案内される。

 

半個室から見えるメインダイニング。

まだランチの時間が始まったばかりなので客は少ないが、今日も満席の予約。

 

今日は菊池シェフのどんな料理に出会えるか楽しみ。

赤ワインは半年ほど前にここのセラーでリストに掲載されていない良いボトルを見付け、キープしておいたのを用意してもらっている。

 

彼女を待つ間、暇なのでカトラリーを撮影。

ナイフは”チェレステ”の名前入り。

 

カトラリーの全てにホールマークが二つ入っている。

一つはメーカーのマーク、もう一つはシルバーのマーク。

 

セルヴィエットにもチェレステの刺繍。

あ、ここはイタリアンなのでトヴァリオーロと言うべきか。

 

彼女が到着し、大友支配人がスパークリングワインを注いでくれる。

 

ヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ロゼ、ミレジム、2019年。

 

私のブログの常連ワイン。

クレマン・ド・ブルゴーニュの元祖と言えるクレマン専業メゾンが造るミレジムは美味い。

 

パンが届く。

 

ホイップバターは大きなボウルからスプーンで掬い、取り皿にぼてっと置かれる。

 

アンティパストは、自家製パストラミと旬の野菜のインサラータ、発酵トマトと石地みかんの2種のソース。

 

パストラミの味が濃厚で美味い。

トマトソースの赤とみかんソースの黄色の2種のソースの共演が美しい。

彼女と過ごす日本橋のリストランテ、『代官山ASO チェレステ日本橋』での素敵な午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

今月のこと、ちぃさんと大横川のお花見クルーズを楽しんだ後、「東京ミッドタウン日比谷」のインド料理店、『DIYA』で過ごす美味しい夜の続き。

 

飲んでいるワインは、スペイン、カスティーリャ・ラ・マンチャのボデガス・ロマーノが造る、パラシア・デ・コラソン、キュヴェ・ブリュット。

 

グリーンピースのフライが届く。

 

ミントソースをたっぷりかけていただく。

 

フライを切り分けると、グリーンピースなので中もグリーン。

 

タンドール料理が届く。

 

肉は四種類。

真ん中には、ミックスリーフのサラダ。

 

ソフトシェルクラブのスパイス炒め。

 

メカジキの窯焼き。

 

DIYA特製仔羊の窯焼き。

 

プリプリ海老の窯焼き。

 

ミントのソースも届く。

 

パラシア・デ・コラソン、キュヴェ・ブリュットの二本目を抜栓。

 

いよいよカレーが届く。

選んだカレーは二種。

チキンマカニ、DIYA特製バターチキン。

 

カレラマトン、南インドのスパイシードライマトンカレー。

 

プレーンナンと全粒粉のナンが届く。

全粒粉のナンは生地の間にバターを挟んで焼かれている。

 

サフランライスの香りが心地良い。

 

テーブルが賑やかになる。

 

カレラマトンが予想以上にホットで、口の中が火事になる。

 

カレーを食べてはワインを飲み、飲んでは食べ、あっという間に二本目のボトルも飲み干してしまった。

 

食後の〆の飲み物は、ちぃさんはハイボール。

 

私はテキーラのオンザロックスをダブルで。

 

デザートはマンゴームース。

 

自分のを食べ終えると、スイーツが苦手なちぃさんの分も平らげる。

 

今夜の料理も美味しく、満腹になった。

 

今日はワインをクルーズ船で1本、ここで2本、そしてテキーラまで飲んだので、結構酔いが回ってしまった。

 

酔った勢いで、またステップ広場の”日比谷ブロッサム2024”を観に行き、記念撮影。

 

私まで花のトンネルで撮影。

 

大横川でのお花見クルーズから日比谷でのディナーと、楽しく過ごした一日でした。

 

 

 

 

 

 

今月のこと、ちぃさんと今年も大横川のお花見クルーズを楽しんだ後は、門前仲町から東銀座に移動。


到着したのは、歌舞伎座地下の木挽町広場。

今日は鎧兜が展示されているので、海外からの観光客が次々と写真に収めている。

これは訪日外国人を対象とした、「SOUVENIR JAPAN」の催し。

 

私も彼らに見習って撮影。

でも、ここに来た目的を忘れてはならない。

このフロアの奥にある歌舞伎座の発券所で、ネットで購入しておいた四月大歌舞伎のチケットを受け取り。

 

木挽町広場を出ると、地下道を通り銀座に向かう。

地上を歩くと信号があるので、地下道移動の方がずっと早い。

 

途中で、キラキラと光るオブジェを見付けた。

これは光の芸術家、吉岡徳仁作の、「Crystal of Light(光の結晶)」。

2020年の作品で、スポンサーは資生堂。

写真ではわからないが、本物は美しく輝いている。

 

銀座から先も、ひたすら地下道を歩く。

 

向かった先は、「東京ミッドタウン日比谷」。


日比谷アーケードに出ると、綺麗な花のディスプレイ。

”日比谷ブロッサム2024”が開催中なのだ。

 

そこでステップ広場に出て、記念撮影。

 

大階段でも撮影。

 

このまま大階段を上り、二階から今夜のお店に向かう。

 

ちぃさんはここから入館するのは初めてなのだそうだ。

実は、今夜のお店は左側に見えている。

 

窓から中を覗き込むと、豊穣の女神の像。

 

今夜のお店は、インド料理の『DIYA』。

”DIYA”とは、ヒンディー語で伝統的なオイルランプのこと。

“暗闇に灯りをもたらす”という意味がある。

ここは1958年にコルカタで創業した名店の東京店。

 

入り口ではガネーシャが迎えてくれる。

このガネーシャ、ちゃんと牙は片方が折れているが、手は何故か四本ではなく二本。

 

開店後すぐの入店なので、他に客の姿は少ない。

ここはショーコさんがお気に入りのお店。

伊藤店長からは、私は「ショーコさんのお友達」と認識されている。

残念ながら、今日は伊藤さんはお休み。

 

先程外から覗いた豊穣の女神の像の横のテーブルに案内された。

 

まずは、スパークリングワインを抜栓。

 

スペイン、カスティーリャ・ラ・マンチャのボデガス・ロマーノが造る、パラシア・デ・コラソン、キュヴェ・ブリュット。

 

ボデガス・ロマーノは1853年からワイン造りを行う家族経営のワイナリーで、スペインでトップ5に入る生産量を誇る大手生産者。

 

ちぃさんと乾杯。

レモンやグレープフルーツなどの柑橘系の香り。

洋梨、オレンジ、マスカットなどの果実のニュアンス、ミントのヒントも。

フレッシュ&フルーティなブリュットだ。

 

パニ・プーリ、日比谷スタイル。

 

小麦粉とひよこ豆で作られたバルーンの中には、ジャガイモとひよこ豆。

グラスの中には、クミン風味のビーツとヨーグルト。

 

ソースを中に流し込み、一口で頬張る。

 

白ゴマたっぷりの海老のゴマ揚げ。

尻尾が無ければ手羽先に見える。

 

仄かにカレー味の海老でワインが進む。

 

ブルーチーズとモッツァレラの大きなナンが目の前で二つに切り分けられ、サーヴされる。

ナンにはDIYAの焼印。

熱々のうちに食べるのが美味い。

ちぃさんと過ごす、日比谷の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

今夜は時系列を飛び越えて、時事ネタをアップ。

ちぃさんと門前仲町で待ち合わせ。

 

門前仲町交差点から清澄通りを大横川に向かう。

 

大横川に架かる黒船橋の近くにある黒船橋乗船場からお花見クルーズ船に乗るのだ。

 

開花宣言から三日、残念なことに花はほとんど咲いていない。

 

昨年は3月28日にクルーズ船に乗ったが、既に花は散り始め、川面には花筏ができていた。

そこで今年は26日に予約、この時点で開花予想は15日だったが、直ぐに18日に変更となったので、26日はとても良い日程と思われた。

ところがその後、開花予想が19日、24日と遅くなり、慌てて船の予約を4月1日に変更。

その後も開花予想は25日、そして29日に変更され、ようやく29日に開花宣言。

昨年より15日も遅い開花宣言となった。

 

昨年のお花見クルーズ記事はこちら。

 

 

29日以降は晴れて気温が一挙に高くなり開花が進む予報だったので、1日の乗船スケジュールは変えずに当日を迎えた。

予約日を変更した時点での1日の天気予報は、晴れだった。

ところが直前になって曇り時々雨に変わった。

空はどんよりと曇り、雨粒がパラパラと落ちている。

 

クルージング会社の人が、もう少し先に比較的開花が進んだ樹がありますよ、と教えてくれた。

 

ここで花見気分を味わうことにする。

 

唯一そこそこ開花しているソメイヨシノの下で記念撮影。

 

ソメイヨシノよりも、私の方がよほど桜色。

 

船の準備ができたようだ。

私たちはポール・ポジションを確保している。

乗船前にどの席に座るか聞かれ、最前列の右側を指定。

クルージング会社の人が座席の雨粒を丁寧に拭き取ってくれる。

 

船が出発する前に、スパークリングワインを抜栓。

ヴーヴ・アンバルが造る、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ミレジム、2018年。

ヴーヴ・アンバルは1898年創業の、クレマン・ド・ブルゴーニュの元祖と言える、評価の高いクレマン専業メゾン。

 

2018VTは、ひらまつで6本購入したボトルの最後の一本。

 

ちぃさんと乾杯。

あまり桜は咲いていないし小雨が降る天気ではあっても、花見酒は楽しい。

素晴らしい果実味と熟成感、後味にはブリオッシュや炒ったナッツのニュアンス。

やはりヴーヴ・アンバルのミレジムは美味い。

 

ちぃさんがおつまみを色々持ってきてくれた。

 

開花した樹があると船は速度を落とし、花の下に寄ってくれる。

 

まずは川を下り、墨田川に向かう。

隅田川に出る水門に至る。

 

大島川水門と書かれている。

実はこの水門が造られた時にはこの川の名前は大島川。

その後1965年(昭和40年)の河川法改正時に上流の大横川と名前が統一されたのだそうだ。

 

大川端リバーシティー21の足元にもソメイヨシノの並木があるが、まだ開花していない。

 

斜張橋の中央大橋には、1989年(平成元年)に結ばれた、隅田川とセーヌ川の友好河川提携を記念し、シラク・パリ市長(当時、後に大統領)から贈られた「メッセンジャー」像。

オシップ・ザッキン作の「メッセンジャー」は橋に背を向けて隅田川の上流を向いて立っているので、川面からでないと正面を見ることが出来ない。

 

「メッセンジャー」が見ている上流側に目をやると、永代橋とスカイツリー。

 

隅田川から再び大横川へ。

 

大横川の両岸にはソメイヨシノがずらりと並ぶ。

 

でも、残念なことにほとんどの樹が1~2分咲き。

 

昨年のクルーズでは、こんな景色だった。

 

数少ない開花が進んだ樹の下では、撮影タイム。
 

富岡八幡の裏まで川を上り、Uターンして黒船橋まで戻ってきた。

 

正面に見えるのが黒船橋乗船場。

その右手前のオレンジのカバーに覆われた船は手漕ぎの和船。

 

3月下旬から4月上旬までの間、和船に乗り、黒船橋から巴橋の間を往復する30分ほどの船旅で桜を愛でることができる。

5艘の和船があり、建造費は1艘一千万円もしたそうだ。

(写真は「お江戸深川公式H.P.」からお借りしました。)

 

桜は残念だったが、下船までにスパークリングワインを1本飲み切り、大満足。

ちぃさんと過ごす、門前仲町の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

8月のこと、ちぃさんと共に『82 東銀座店』でクイックディナーを済ませると、徒歩1分の歌舞伎座に向かう。

 

この建物に一足歩を進めると、いやが上にも舞台への期待感が盛り上がる。

 

今日の緞帳は、歌舞伎座の新開場十周年を記念して伊藤園が寄贈した、中島千波画伯の「富貴花競苑図」。

2023年7月から掲飾され、製作は龍村美術織物。

 

八月納涼歌舞伎は三部構成。

観る舞台は、三代猿之助四十八撰の内、新・水滸伝。

 

四代目猿之助不在の中で、澤瀉屋が総力を挙げて取り組む舞台だ。

 

主要な出演者15人には魅力的な名前が並ぶ。

そして見せ場は、”中村隼人宙乗り相勤め申し候”。

 

左上に張られたワイヤーが見えるだろうか。

ここを中村隼人が宙乗りで渡ってくるのだ。

間近で観るため、この左側の席を発売開始と同時に購入した。

実際に手が届きそうなほどの近くで観ることが出来、ちぃさんは大喜び。

でも近すぎて、中村隼人が乗る龍の口から吹き出されるドライアイスの白い雲を頭から浴びることとなった。

 

登場人物のご紹介。

(写真は「ステージナタリー」からお借りしました。)

 

主役は、萬屋 初代中村隼人。

父親は中村錦之助。

迫力満点の演技で、素晴らしい存在感を示していた。

宙乗りで間近に観ると、本当に鼻がキリリと高い。

 

成駒屋 初代中村壱太郎は好きな役者の一人。

父親は中村雁治郎。

役は凄腕の女殺し屋で、軽妙な演技が光っていた。

 

成駒屋 三代目中村福之助。

父親は中村芝翫、母親は三田寛子。

この二本の斧が結構重いのだそうだ。

 

澤瀉屋 五代目市川團子。

話題の團子の好演は心地よい。

しかし澤瀉屋を背負って立つにはまだまだ荷が重い。

 

澤瀉屋 二代目市川青虎。

三代目市川猿之助(現、猿翁)の弟子で、澤瀉屋を支える役者の一人。

梁山泊の敵役を好演。

 

原作では絶世の美青年の燕青を演じたのは、澤瀉屋の長老、二代目市川寿猿。

御歳93歳にして立派に舞台を勤められていた。

まさに澤瀉屋総出演といったところ。

 

成駒屋 四代目中村歌之助。

父親は中村芝翫、母親は三田寛子。

朝廷軍の指揮官役で、気品のある演技が役に合っていた。

 

”チビ玉”の愛称で親しまれているだけあり、機敏な動きのコソ泥の役を上手く演じていた。

 

澤瀉屋 三代目市川笑三郎。

梁山泊の女親分の存在感を好演。

 

澤瀉屋 二代目市川笑也。

剣捌きも鮮やかな女戦士役。

最後は恋に落ちる役どころの演じ分けがベテランの技量を感じさせる。

 

澤瀉屋 二代目市川猿弥。

梁山泊きっての猛者が青華に一目惚れ。

恋する男に変身する役どころ。

 

「スーパー歌舞伎Ⅱ」にも出演し、澤瀉屋との繋がりが強い。

朝廷の重臣で林冲の敵役。

 

瀧乃屋 八代目市川門之助。

父親は七代目市川門之助。

梁山泊の参謀役で林冲を牢から助け出す重要な働きをする。

 

澤瀉屋 九代目市川中車。

梁山泊の頭領だが、あまり目立った役回りではない。

中車(香川照之)が30歳ほども若い一般女性と再婚し、一子を儲けていたことが報道されたばかりだった。

澤瀉屋は話題に事欠かない。

 

高麗屋 十代目松本幸四郎。

ストーリーがほぼ完結した一番最後に登場。

友情出演といった感じ。

 

中村壱太郎が「新・水滸伝」を解説しているYouTubeがあるので貼り付けておく。

 

 

素晴らしい舞台だった。

歌舞伎座の前では興奮冷めやらぬ観客たちが記念撮影。

三部構成の時の第三部の終演は夜遅いので、急いで帰途に就く。

 

ちぃさんと過ごす、歌舞伎鑑賞の楽しい夜でした。

 

 

 

 

 

 

8月のこと、ちぃさんと東銀座で待ち合わせ。

 

向かったのはブリティッシュ・パブの『82 東銀座店』。

今日は八月納涼歌舞伎の第三部を観る予定。

18時開演なので、その前にクイックディナーを済ませることにした。

 

学生時代にロンドン大学のサマースクールに参加したことがあり、社会人になっても何度もロンドンに旅をしパブで飲んでいるので、このスタイルのお店は好きだ。

 

今夜は”スポーツ観戦パック”を予約したので、お店が選んだおつまみが届く。

グリルナチョス。

”サワークリームとオリジナルHOTソースで味付けした特製ナチョス。ピリ辛でお酒がすすみます!”とのこと。

美味いがこれだけでお腹がいっぱいになってしまいそう。

 

ここはエールハウスなので、82 リアル・エールで乾杯。

1パイントグラスを注文した。

 

イギリスの伝統的な製法のエール。

ロンドンのパブを思い出す。

ところで1パイントはアメリカだと473ml、イギリスだと568ml。

ここはブリティッシュ・パブなので、568mlのはずだが、確認し忘れた。

 

枝豆、サラミ、ベルキューブ。

 

ベルキューブはフランス産のスナックチーズ。

昭和の時代にスナックでウイスキーのお供で食べていた。

8種類あり、包み紙の色で判別できる。

ここに入っているのは3種類、チェダーチーズ入り、カマンベールチーズ入り、ブルーチーズ入り。

 

久し振りに食べるベルキューブは懐かしい味わい。

 

二杯目のビールでも乾杯。

ギネス、スタウト。

 

肌理の細かい泡が素晴らしい。

やはりギネスは美味い。

 

生ハムシーザーサラダ。

”スペイン産生ハムと熟成サラミをトッピングしたシーザーサラダ”。

 

ローストビーフ、マッシュポテト添え。

”秘伝のソースに漬け込んでじっくり焼き上げたローストビーフ。付け合わせのマッシュポテトと一緒にお召し上がりください”。

 

ちぃさんの三杯目は、メーカーズ・クラフトハイボール。

メーカーズ・マークを使ったハイボール。

”こだわりのハンドメイドウィスキーをライム&ローズマリーでドライなハイボールに仕上げました”とのこと。

 

そして私はモルトウイスキー三種飲み較べセット。

 

22種類のシングルモルトの中から三種類を選択。

 

ハイランドモルトから、グレンドロナック、12年。

 

アイランズモルトから、スカイ島のタリスカー10年。

 

アイラモルトからは、ラガヴーリン、16年。

タリスカーもラガヴーリンもヨード香が強い、大好きなモルト。

 

リガトーニ ~粗びきソーセージのトマトソース~。

”トマトソースのショートパスタと粗びきソーセージの組み合わせは
食事にもおつまみにもなる一品です”とのこと。

 

ハニーチーズスナック。

”サクサクのパイ生地にブルーチーズを塗って焼き上げました。仕上げにかけた蜂蜜(コッツウォルドハニー)がブルーチーズと相性抜群です”。

 

そして四杯目の乾杯。

ちぃさんは、ショーティーフロートハイボール。

”コクのあるホワイト&マッカイのハイボールにアードベッグのスモーキーさをフロートした味の変化も楽しめる特別なハイボール”。

一口味見をさせてもらったが、アイラモルトのアードベッグのヨード香がとても強くて美味い。

 

そして私の四杯目は最初の選択に戻り、82 リアルエール。

 

クイック・ディナーでサクッと飲む予定だったが、思った以上に食べて飲んでしまい、歌舞伎開演まで時間が無くなった。

急いで歌舞伎座に向かうことにする。

ちぃさんと過ごす東銀座の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

友人たちと六本木の「国立新美術館」のフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』で過ごす楽しい夜の続き。

今夜は”16周年記念パーティー”で、ご一緒しているメンバーは、きゅーちゃん、KEiさん、すみれさん、ちぃさん、茶目子さん、そして私。

 

焼きあがった、魚のパイ包み焼きが紹介される。

 

『ポール・ボキューズ』と言えば、鱸のパイ包み焼きが有名。

今回は鮃が使われている。

 

合わせるのはワインではなく、日本酒。

石川県白山市の車多酒造が醸す、天狗舞 黒ラベル 山廃 純米酒。

今回のパーティーは元々は石川県の食材を使った企画だったが、能登半島地震の発生により食材が入荷しなくなり、急遽産地と料理を変えて実施されている。

一方、日本酒やワインは昨年中に入荷していたので、そのまま石川県産を使うことができている。

 

この黒ラベルは飲食店専用で、一般向けには販売されていない。

通常の山廃純米が二回火入れなのに対し、これは一回火入れなのだそうだ。

マイルドな米の旨みと綺麗な酸を持つ、切れの良い辛口。

使用米は非開示、精米歩合は60%。

 

切り分けたポワソンが届く。

常磐産鮃と帆立貝のムースと縮みほうれん草のパイ包み焼き、ソース・ショロン。

ソース・ショロンはポール・ボキューズ氏のスペシャリティ。

通常は鱸のパイ包み焼きに使われるソースだ。

 

鮃と帆立貝のムースにはピスタチオが入っている。

文句なく美味い料理だ。

 

ヴィアンドに合わせるワインは、再び石川県金沢市の金沢ワイナリーが造る、OKU-NOTO、メルロー、2022年。

 

このワインにも、珠洲産のぶどうが使われている。

 

ヴィアンドは、北海道根室産蝦夷鹿モモ肉のロースト、ソース・ポワヴラード、根セロリのフランとマロンのピューレ、季節野菜添え。

 

蝦夷鹿の火入れが素晴らしく、柔らかな肉には旨みが凝縮されている。

ソース・ポワヴラードはジビエの定番ソース。

蝦夷鹿のフォン・ド・ヴォーに黒胡椒、グロゼイユ(赤スグリ)のジャム、赤ワインを加えて煮詰められている。

マロンのピューレが良い味変になる。

 

根セロリのフランはとてもまろやか。

 

食後も赤ワインを楽しむ。

ダークチェリーやカシスの香り、カカオやシガーのニュアンスも。

果実味は控えめで、タンニンはまろやか。

飲み飽きしないミディアムボディだ。

 

ここで、誕生日が近いきゅーちゃんにハピバプレート。

お誕生日、おめでとうございます。

 

デセールは、ヴァローナチョコレートのスフレ、ヴァニラ風味のアイスクリーム、フリュイルージュのマセレ。

 

フリュイルージュのマセレ、赤い果実のシロップ漬けをアイスクリームに合わせて食べる。

 

スフレは熱いうちに食べないと萎んでしまう。

ヴァローナチョコレートが使われたスフレは最高に美味い。

 

〆は濃いコーヒー。

 

と思ったら、スイーツが苦手なちぃさんからほとんど手付かずのチョコレートスフレが引っ越してきた。

 

六人で記念撮影。

今夜のドレスコードは、フランス国旗に因んで赤や青をワードローブに取り入れて下さいとのこと。

私は青のジャケットに赤のシャツとポケットチーフ、そして青のスラックスと靴で参加。

 

会の〆は、各店の支配人とシェフの一言ずつのご挨拶。

支配人は、『ミュゼ』の松尾さん、『メゾン』の先崎さん、『銀座』の竹内さん、『大丸東京』の外山さん。

 

店を出る前に、シェフの皆さんと記念撮影。

皆さんにお願いし、ボキューズ・ドールのトロフィーのポーズをとっていただく。

シェフは、『銀座』の星野さん、『メゾン』の入砂さん、『大丸東京』の鈴木さん、『ミュゼ』の植田さん。

 

これがボキューズ・ドールのトロフィー。

ボキューズ・ドール(Bocuse d'or)は、2年毎(奇数年)の1月にフランス・リヨンで開催される世界最高峰の料理コンクール。

創設者はポール・ボキューズ氏で、料理オリンピックとも言われている。

 

今年のパーティーも楽しかった。

満腹満足で、『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』をあとにする。

 

外に出ると、二つのビルの間に、東京タワーと森JPタワーが見える。

右側の建設中のビルは、野村不動産とケン・コーポレーションが手掛ける再開発ビルで、2028年度に竣工予定。

完成すれば、地上54階建て、高さ200mのビルとなる。

 

前庭のオブジェが照明で浮かび上がっている。

ここは、吉岡徳仁氏の「光の茶室」があった場所。

 

今の作品は、和田礼治郎氏の「FORBIDDEN FRUIT」。

 

「国立新美術館」の明かりはほとんど消え、静寂に包まれている。

友人たちと過ごす六本木の夜は、楽しく更けていきました。

 

ご一緒したメンバーの皆さんは既に記事をアップされています。

きゅーちゃんの記事はこちら。

 

茶目子さんの記事はこちら。

 

すみれさんの記事はこちら。

 

KEiさんの記事はこちら。

 

 

 

 

 

 

 

1月のこと、「東京ミッドタウン」を出て向かったのは、「国立新美術館」。

 

黒川紀章氏が設計した最後の美術館が闇夜に妖しく光り輝く。

 

エントランスで警備員に「レストランのご利用ですか」と聞かれ、「はい」と答えて入館。

美術館は既に閉館しているので、この時間に訪れるのはレストランの利用客以外には居ない。

目的の場所は、この上。

 

エレベーターを3階でおり、レストランに向かう。

横から見るとせり出した断崖絶壁の上にテーブルが並ぶが、実際に席に着くと下が見えないので怖くはない。

 

開場時間になると、次々と客が入店する。

今夜は満席の予約なのだそうだ。

 

メンバーが揃い、店内に歩を進める。

私たちのテーブルは、この長い六人用。

 

植田シェフがどんな料理を考えられたか楽しみ。

 

今夜は、『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』の”16周年記念パーティー”。

ポール・ボキューズ氏の言葉、”良い料理とは、「良い素材、良い味付け、良い火加減」だ”、が印刷されている。

私の若い頃の愛読書の一冊がポール・ボキューズ氏の著書、「キュイジーヌ・デュ・マルシェ」だったことを思い出す。

 

今夜のワインは、スパークリング以外は全て石川県産。

これらのボトルは昨年末に既に入荷していたので、被災を免れたとのこと。

 

料理も元々は石川県の食材で構成されていた。

ところが1月1日に発生した能登半島地震のため、予定していた食材が入荷しなくなり、急遽仕入れ先を切り替え、料理を変更することとなってしまった。

 

支配人の松尾さんの挨拶で会が始まる。

この会には日本の『ポール・ボキューズ』5店の支配人とシェフが集結するのだが、今夜は金沢店の『ジャルダン ポール・ボキューズ』が欠席となっている。

 

続いて、植田シェフによる料理の説明。

 

主催者挨拶が終わると、乾杯。

今夜のメンバーは、きゅーちゃん、KEiさん、すみれさん、ちぃさん、茶目子さん、そして私。

 

最初のワインは、ウィルムが造る、クレマン・ダルザス、プレステージ、ブリュット。

アルザスの三ツ星レストラン、『オーベルジュ・ド・リル』でオンリストされているクレマン。

 

1896年創業で、アルザス北部に120haの畑を有する造り手。

このワインは好きで、私のセラーにも二本入っている。

 

グレープフルーツやライムの爽やかな香り。

綺麗な酸と活き活きとしたミネラルを持ち、きりっと引き締まったブリュット。

ぶどうはオーセロワ、栽培はリュット・レゾネ。

瓶内熟成期間は12ヶ月。

 

バゲットが届く。

 

パンのお供は、カレー風味の鶏のリエット。

これが美味しくてパンが進む。

 

アミューズ・ブーシュは三種盛り。

カリフラワーのスープとビスク、栗のマドレーヌ、タルト・フランベ。

タルト・フランベはアルザス地方の郷土料理で、生地にベーコンとオニオンを乗せて焼いたピッツァのようなもの。

アルザスのワインにはアルザスの郷土料理が良く合う。

 

白ワインを注いでくれるのは、『ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座』の竹内支配人。

他にも『メゾン ポール・ボキューズ』の先崎支配人、『ブラッスリー ポール・ボキューズ 大丸東京』の外山支配人と次々と挨拶を交わすのに忙しい。

 

石川県金沢市の金沢ワイナリーが造る、OKU-NOTO、シャルドネ、2022年。

 

金沢ワイナリーは、金沢市尾張町に醸造所を構える、アーバンワイナリー。

石川県には米や野菜などの農作物に適さない痩せた傾斜地が多くあり、そこでぶどう栽培を始めたとのこと。

 

色合いは緑を帯びた干し藁色。

完熟した洋梨やメロンの香り。

爽やかな果実味、活き活きとしたミネラルを持つ、きりりと引き締まった辛口。

珠洲産のぶどうが使われている。

 

アントレは、フランス産鴨フォアグラのポワレ、ソース・ポルト、じゃがいもとモリーユ茸のクレープ。

『ポール・ボキューズ』の料理にはフォアグラは必須アイテム。

 

ソース・ポルトにはフォン・ド・ヴォーが使われている。

じゃがいもとモリーユ茸のクレープの上にフォアグラ、その上にはイタリアンパセリ。

 

添えられているのは、能登島の高(たか)農園のプチヴェール。

プチヴェールは、ケールと芽キャベツの交配種。

友人たちと過ごす、『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』での”16周年記念パーティー”の楽しい夜は続きます。