8月の暑い日。
彼女が午後に半休を取るというので、日本橋の何時ものリストランテでランチの約束。
待ち合わせ時間より小一時間早めに日本橋に行き、お買い物。
外は猛暑日、地下鉄直結で行くことが出来るコレド室町のひんやり感が嬉しい。
お買い物を済ませると、まだ時間があるので外も少し散策。
今日は猛暑日、仲通りに人の姿は無い。
向かったのは福徳神社。
日本橋に来たら、ここへの立ち寄りは欠かせない。
この暑さの中、ここにだけは何人かの参拝客。
境内の小路には風鈴の涼しげな音色。
日本橋らしい夏の風情だ。
「コレド室町2」には、古河グループの創設者、古河市兵衛の像がある。
ここは古河市兵衛の住居兼古河本店があった場所。
待ち合わせ時間が近付いたので、今日のランチのお店に向かう。
場所は日本橋三越本店新館の最上階。
入口には三越の暖簾が掛かっているが、風が強いのではためいてしまい、三越の文字が見えない。
今日のお店は大好きなリストランテ、『代官山ASO チェレステ日本橋』。
入口で大友支配人に迎えられ、何時もの半個室に案内される。
半個室から見えるメインダイニング。
まだランチの時間が始まったばかりなので客は少ないが、今日も満席の予約。
今日は菊池シェフのどんな料理に出会えるか楽しみ。
赤ワインは半年ほど前にここのセラーでリストに掲載されていない良いボトルを見付け、キープしておいたのを用意してもらっている。
彼女を待つ間、暇なのでカトラリーを撮影。
ナイフは”チェレステ”の名前入り。
カトラリーの全てにホールマークが二つ入っている。
一つはメーカーのマーク、もう一つはシルバーのマーク。
セルヴィエットにもチェレステの刺繍。
あ、ここはイタリアンなのでトヴァリオーロと言うべきか。
彼女が到着し、大友支配人がスパークリングワインを注いでくれる。
ヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ロゼ、ミレジム、2019年。
私のブログの常連ワイン。
クレマン・ド・ブルゴーニュの元祖と言えるクレマン専業メゾンが造るミレジムは美味い。
パンが届く。
ホイップバターは大きなボウルからスプーンで掬い、取り皿にぼてっと置かれる。
アンティパストは、自家製パストラミと旬の野菜のインサラータ、発酵トマトと石地みかんの2種のソース。
パストラミの味が濃厚で美味い。
トマトソースの赤とみかんソースの黄色の2種のソースの共演が美しい。
彼女と過ごす日本橋のリストランテ、『代官山ASO チェレステ日本橋』での素敵な午後は続きます。