こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

rpmってご存知ですか?

rotations per minute、つまり毎分回転数という意味です。

この単位は今後野球界では非常に重要なものとなるので、今のうちに要チェックです。

 

 

 

トラックマンという計測マシーンの導入により、ここ数年でボールの回転数や回転軸など、プロ野球のピッチャーたちの投げるボールの「質」が数値化されるようになりました。

 

 

 

そこでそのピッチャーたちが注目しているのがこのrpm。

プロのピッチャーたちは回転数を重要視しているんです。

 

 

 

現在のプロ野球の中で回転数が多いピッチャーとして有名なのが、楽天ゴールデンイーグルスの則本昂大投手。

175cmという小柄な体格にもかかわらず、プロ野球記録である8試合連続二桁奪三振の記録をもち、4年連続でパリーグ奪三振王です。

 

 

2200回転/分でも多いとされる中で、2500回転/分を超えるボールを投げます。

 

 

 

ボールの縫い目がある影響で、回転数が多いボールはそのぶんだけ揚力を得たりして「ノビのあるボール」になったり、それによってバッターの予測を裏切るボールが来て打ちにくかったり、鋭い変化球になったりします。

 

 

 

ここまではデータを見れば明確に言えるし、簡単な流体力学を知っていればわかります。

 

 

 

多くのスポーツに関するデータにおいて、「こうなればいい」という結果の状態が分析と、「現状はこういう状態です」という分析ができても、

 

 

 

現状から良い状態に至るまでのプロセスである「手段」が不明確であることが非常に多いです。

 

 

 

それだけパフォーマンスアップは複雑な現象だとも言えますが。。

 

 

 

則本投手の場合は回転数が多いことが奪三振が多い理由の一つだとされていますが、ではどうやったら回転数を高めることができるのかに関してはなかなか具体的には出てこない。

 

 

 

脳科学の研究所でも職員の方が同じことを話されていました。

 

 

 

トップアスリートの分析は可能だ。

でもどうやってそこに至るのかの手段とその知識が我々にはない。

 

 

 

あれ?

トップレベルに近づくための手段?

これってトレーニングのことじゃないのか?

 

 

 

トレーニングの分野にはいろんな考え方があり、関連する要素も非常に複雑ですが、だからこそ僕はとにかくシンプルに考えます。

 

 

 

「こうなりたい・こうなれば良い」と、「現状」の差を明確にする。

その差を埋めるための手段(トレーニングや意識など)を提供する。

 

 

 

そして、その手段を実現するための扱い方(トレーニングシステムの活用方法)を教育する。

 

 

 

ちょっと話がずれましたが、則本昂大投手がものすごい回転数のボールを投げられる理由、回転数が多くなる条件、そのメリット、そのためのトレーニング方法を記事としてまとめました。

 

一般の方向けに書いた記事なので、専門家の方には少し物足りない部分もあると思いますが、ご容赦ください。

https://bbcrix.com/articles/70793/original

 

 

 

形式として記事の最後にトレーニングを「一つだけ」紹介しています。

当然ですが、その一つのトレーニングだけで事が成せるはずがないことはご理解しておいてください。

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

 

追伸

末っ子の娘がイヤイヤ期に突入。。

僕が彼女にメロメロなのを知ってか知らずか、思いっきり振り回されてます。

傘は渡さない。

そんなことよりあっちに連れて行け、と無言で指示されております。

 

 

 

今回のこの記事でご紹介したトレーニングも、JARTAの認定資格保持トレーナーは的確にご指導できます。

トレーニング指導をご希望の方は下記から(初回半額です)。

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

もうお気付きの方もいらっしゃると思いますが、しばし閉鎖していたJARTAオフィシャルのインスタグラムが再開されました。

 

 

 

リニューアル版は全て英語です。

大半がトレーニング動画になる予定です。

 

 

 

トレーニング英語の勉強に使うもよし、自分のトレーニングとして行なってみるもよし。

*自己流で行う場合は、自己責任でお願いします

 

 

 

少しでもあなたのお役に立てる形になっていくように、育てていきます。

 

 

 

初回はブルーコ。

 

 

HALF BRUCO _______________________________________ [BENEFITS] Increases spine and neck flexibility. Strengthens the abs by elevating the functions of the inner torso muscles. Achieve flexible yet strong torso movements. _________________________________________ [BENEFITS IN SPORTS] Baseball: Increase in throw speed Tennis: Increases speed/power of serves and strokes Soccer/Football/Basketball: Increase in contact power (less falls due to contact) _________________________________________ ⭐️Follow our tweets, too! https://twitter.com/JARTA_intl _________________________________________ *Exercise at your own risk. JARTA will not be responsible for any injury, damage or claim of any description whatsoever. #training #baseball #soccer #americanfootball #tennis #basketball #football #rugby #snowboarding #icehockey #ski #injury #stretch #exercise #speedskate #curling #MLB #NBA #NFL #NHL #ATP #WTA #kbo #cpbl #MLS #CFL #eagles #patriots #olympic #pyongchangolympics2018

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お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

バックツイストストレッチ。

いずれインスタにも登場するかも。

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

日本語バージョンはそのうち公式YouTubeで登場する予定です。

しばしお待ちください。

 

 

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

元プロ野球のクローザー、荻野忠寛氏を講師に迎えた『イップス防止×スローイングスキルセミナー』。

 

 

 

すでに東京・大阪で開催し、多くの方にご参加いただいております。

 

 

 

 

野球界の難題中の難題であるイップスを防ぐというテーマを扱うセミナー。

 

 

いかにプロ野球の最前線で活躍した経験のある荻野氏でも、さすがに経験と感覚だけでやるわけにいかないということで、その内容と構成を一緒に悩み抜き、、

 

 

 

 

酒井医療さんのラボまで借りて身体を使って確かめ、、

 

 

 

 

一緒に脳科学の研究所まで訪ねて脳の仕組みも確認してきました。

 

 

 

なぜならそれほどイップスやスローイングは奥が深いから。

 

 

 

それほど、悩んでいる選手が多いから。

 

 

 

2018年に10年ぶりに改訂された広辞苑にも「イップス」という言葉が掲載されました。

 

 

 

プロ野球選手でも、イップスが原因でポジションをコンバートしたり引退してしまったりするケースは本当に多い。

そのほとんどは理由としては公開されないけれど。。

 

 

 

イップスは決して甘く見てはいけない。

けれど、必ず改善させることができる。

 

 

 

イップスセミナーの講師を務めている荻野忠寛氏は、今回実際に講師をしてみて、参加者たちの反応を目の当たりにして、その重要性を改めて認識していました。

 

 

 

イップスセミナーは、

1)身体操作編

2)意識・イメージトレーニング編

の2段構成となっています。

 

 

 

当初は、身体操作編を受講しないと意識・イメージトレーニング編は受講できないことになっていましたが、今回、荻野氏からの強い要望でセミナー構成を変更することになりました。

 

 

 

イップスセミナーは、2種類どちらからでも受講可能となりました。

 

 

 

「選手には順を追って、つまり開催日程に合わせて待っている時間はない」

 

 

 

これが荻野氏とJARTAが規定を変更した理由です。

ほんの少しでも使える情報と方法があるのであれば、美しい順番なんてクソくらえ。

 

 

 

自分に、または選手に、絶対に役立てる。

 

 

 

そんな想いがある方にこそ来て欲しい。

めんどくさくて話が長い、でも心の底から本気で後進の選手を良くしたいと行動を起こした元プロ野球選手の姿を見て欲しいです。

 

 

 

詳細はこちら:イップスセミナー規定変更のお知らせ>

https://jarta.jp/seminar/12049/

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

先日開催した東京イップスセミナーには僕が親しくさせていただいているゴルフのプロコーチ石井忍さんにもお越しいただきました。

イップスという言葉は元々はゴルフの世界での現象ということもあって、ゴルファーを指導していく上で分析と対処が必要な部分なのです。

石井さんにものすごく共感していただいたのはイップスの原因としてこのセミナーで主張している「5つの技術不足」の部分。

きっと活路が見えるはずです。

https://jarta.jp/j-seminar/ippusu

 

 

 

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

先日、東京でサッカー上半身トレーニングセミナーを開催しました。

 

ご縁あって仲良くなった読売ジャイアンツの守備・走塁コーチの片岡治大くんが勉強に来てくれました。

あ、仲良くなったのはこの日の前日です笑

 

 

 

片岡コーチは現役時代、西武ライオンズで4年連続盗塁王(2007年 - 2010年)を獲得したトップアスリート。

 

 

 

セミナーの前日に会食した際、盗塁の話になりました。

盗塁のコツはなんだと思うのかを、お互いに話すような感じ。

もちろん僕はプロ野球選手じゃないから、屁理屈を担当w

 

 

 

盗塁王のタイトルを何度も獲得した選手が何を感じ、何を考えて、そして何を実行していたのか。

それを本人から直接聞けたのは、トレーナーとして非常に貴重な機会でした。

 

 

 

めっちゃたくさん色んなことを聞いたので全部は書ききれませんが、プロ野球コーチがサッカーのセミナー、しかも上半身トレーニングしか扱わないマニアックなセミナーに急遽参加すると言いだした理由だけはご紹介したいと思います。

 

 

 

それは、片岡コーチの感覚とサッカー上半身トレーニングで重視している感覚が思っきり合致したからです。

 

 

 

具体的には、腕振りの部分。

 

 

 

サッカー上半身セミナーでは、サッカーの動き出しの際に足ではなく腕振りに意識を置くことの重要性とメリットを論理立てて説明しています。

そしてその方法もトレーニングとして紹介しています。

(サッカーにおける腕振りを4パターンに分類し、メイン2パターンとサブ2パターンとしています)

 

 

 

要するに動き出す時に地面を強く蹴ってスタートしようとするんじゃなくて、「腕を振れよ」ってこと。

 

 

 

そんな話をしていたら、現役時代の片岡コーチは盗塁のスタートダッシュのとき、「腕を後ろに思いっきり強く振ることだけ」を意識していたと言い出し。

 

 

 

動き出しのスペシャリストの感覚と、理詰めで作った論理が合致したということで、あとはジャイアンツのコーチとして使える方法があるかもね、めちゃ知りたいっす!っていう流れでプロ野球の現役コーチがサッカーのセミナーに参加するという珍事を起こせることになりました。

 

 

 

片岡コーチが参加したサッカー上半身トレーニングセミナー

http://jarta.jp/j-seminar/soccer/

HPにも盗塁にも使える腕振りの重要性が紹介されています。

 

 

 

この辺りのエピソードから何を感じてもらえるかは読み手に委ねますが、とにかく片岡コーチの上半身の動きはハンパなかったです。

もちろん立甲も当たり前にできてました。(写真ないけど。。)

 

立甲。

*片岡コーチじゃありません。

 

立甲の動画はこちら。

下部にあります。

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

 

追伸

セミナー中は、周りが驚くほど誰よりも細かくメモをとり、動画を撮り、めちゃ真剣にトレーニングを行なっていました。

それだけで、片岡コーチがどれだけ選手のことを真剣に考えているかが十分にわかります。

たぶん、片岡くんのスマホは僕の動画でいっぱいになってるはず笑

 

スマホを僕の動画でいっぱいにしたい方は、下記をご参照w。

投手用トレーニングセミナー

http://jarta.jp/pitcher/

 

サッカー上半身トレーニングセミナー・盗塁王セミナー

http://jarta.jp/j-seminar/soccer/

 

 

 

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

今日はこれからブラインドサッカー協会の仕事。

全国のブラインドサッカーチームのコーチたちへのフィジカルトレーニングの考え方と実践方法の指導です。

 

 

 

ブラインドサッカーだから、選手たちはもちろん目が見えません。

(コーチやキーパーは見えますが)

 

 

 

だからそういう選手たちにどうやって指導しているのですか?

って聞かれることはめちゃ多い。

身体操作を教えるのに、目が見えない相手にどうやってそれを習得させるのかを疑問に思う方は多いみたいです。

 

 

 

これまでも少し書いてきましたが、ブラインドサッカーを指導していく上で、僕が考えていることは常に一つ。

 

 

 

「自分が使う言葉によって相手が、どんな反応を示すのか」のみ。

 

 

自分が使う言葉において、相手にとってその言葉がどのような情報を含まれているのものなのか。

そしてそれによって相手はどんな反応を起こすのか。

 

 

 

同じ「りんご」という言葉でも、果物屋さんにおいてあるリンゴをイメージする人もいれば、木になっているリンゴをイメージする人もいます。

もしかしたら、ビートルズのリンゴスターや漫才師のハイヒールリンゴねーさんをイメージする人もいるかも笑

 

http://beatles.world/2015/09/24/good-night/より

 

 

吉本興業HPより

 

 

 

何が言いたいかって、人を相手にする仕事はそれが重要でその比重が非常に高いと思っているということです。

スポーツに限らず教育や指導において、この部分は絶対にないがしろにすべきではありません。

 

 

 

もう少し具体的にこのことをスポーツでの話に落とし込んでみます。

 

 

 

今回の講習で僕が担当するのは、「フィジカル」。

 

 

 

多くの方というか一般的には、この「フィジカル」の後にほぼ必ず「強化」という発想がきます。

 

 

 

今回はフィジカルという言葉は少し置いておいて、「強化」という言葉を例にとって。

 

 

 

あなたは強化という言葉からどんなイメージを持ちますか?

 

 

 

バーベルや自重を利用して筋力を鍛える。

体幹トレーニングみたいな外見。

 

 

 

それらを行なっている時の選手たちの苦悶の表情。

そういうイメージでしょうか。

 

 

 

実際、先日まで帯同していたプロ野球の自主トレでは、公開日に訪れたたくさんのマスコミの方々がこぞってコモドドラゴンを取り上げて紙面に載せておられました。

コモドドラゴンの動画

 

 

 

 

トレーニングにおける一般的な、そして彼らの抱く「強化」というイメージとコモドドラゴンでしんどそうにしている選手の姿が合致したと推測できます。

けれど実際、あの自主トレの中で僕はコモドドラゴンを決して単なる筋力強化目的には位置付けていません。

 

 

 

「強化」、つまり強くすること。

 

 

 

だから、重いものを持ち上げたりダッシュしたりして筋肉などを鍛えてしんどい思いをする。

あくまで主観ですが、これまでの経験上、これが強化という言葉とセットで抱かれるイメージです。

 

 

 

けれど、これはあまりにも言葉に踊らされすぎではないかと思うのです。

ファンの方など、実践する立場にない方には特に問題にはなりませんが。。

 

 

 

指導側の立場の方も含めて、あまりにもイメージ先行。

多くのケースで、あまりにも強化の「中身」について深められていない、深める姿勢が不足しているのではと感じています。

 

 

 

強化の目的は、例えばボールを速く投げる、繰り返しの運動でも怪我をしない、コンタクトに強くなる、などが挙げられます。

 

 

 

だから筋力を強化、と考えるのが一般的。

 

 

 

けれど、なぜ、それをもって強化と言えるのか。

強くなるという現象について、もっと厳密に考えるべきではないのか。

 

 

 

選手がきつそうにしていれば、持ち上げる重さが向上すれば、本当に強化できていると言えるのか。

 

 

 

目的としている(獲得したい)その現象を深く分析することができれば、強化というベクトル上でもっと違う手段も産まれるのでは。

 

 

 

実際、外見上は単なるストレッチに見えるものも、強化という位置付けで行なっているものもたくさんあります。

 

 

 

 

人間は可動域の真ん中3分の1が最も筋力を発揮できいるという法則がありますが、それを考慮すると、ストレッチによって可動域を広げることが、筋力を高く発揮できる「範囲」を広げることができると言えるからです。

(もちろん実際はもっと細かい部分まで考慮します)

 

 

 

他にも物理学における力積という考え方や、力=質量×加速度という運動方程式から考えても、筋力アップだけが強化ではないと断言できます。

 

 

 

力の方程式には筋力という項目はありません。

力を高めるために必要なのは、加速とそれに参加する質量と物理学的に証明されているのです。

だから、力を向上させるための全てのトレーニングは、この方程式に則って構築される必要があります。

人間は別、ではありません。

人間にももちろん物理法則は厳密に当てはめられます。

 

 

 

強化。

 

 

 

強化したいならば、強化させたいならば、強化という現象をしっかり理解する必要があると考えます。

そうでなければ、重いものを持ち上げられるようになった、身体も大きくなった、でもパフォーマンスは下がった、ということが起こってしまいます。

 

 

 

それでは選手があまりにも気の毒ではなかろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

数値的にこれだけ向上したから、強化できている、という見方もあります。

人間の運動を定量化、データ化して客観視できるようになってきていることは非常に素晴らしいことですし有効です。

しかし、その数値の解釈には注意が必要です。

前モモ(大腿四頭筋)の筋力数値が上がると、スピードや高速でのバランスは間違いなく低下します。

 

 

 

こんなめんどくさい考え方をベースに構築されてきたJARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から(初回半額です)。

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

このところ立甲についての質問が多いので、関連記事をシェアします。

 

 

 

立甲がパフォーマンスアップ、障害予防に重要な理由

https://jarta.jp/training/954/

 

 

 

 

立甲にも質がある。

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12338229525.html

 

 

 

 

立甲はJARTAベーシックセミナーで習得プロセスを含めて習得していただけます。

http://jarta.jp/apply/basic/

 

 

 

また、同セミナーではT-レフストレッチストレッチという方法もご紹介しています。

https://jarta.jp/j-seminar/course/basic/

プロ野球選手たちもたくさんやってます。

 

 

 

T-レフストレッチは、トレーニング系ストレッチというカテゴリーに分類しており、選手自身がセルフで短時間で実行でき、かつ身体が効率的につながります。

 

 

 

トレーニング前や試合前、トレーニングの合間などに行うと、身体が効率的に動くための刺激を入れることになって動きの質が高まります。

どうせ練習やるなら、どうせトレーニングやるなら動きの質が高い状態でやる方が合理的です。

 

 

 

また、僕がこれまでやってきた投手トレーニングセミナーサッカー上半身トレーニングセミナーでご紹介したトレーニングは、立甲やT-レフストレッチを使うと大きくその作用を高められます。

 

 

 

これらが学んでいただけるJARTAベーシックセミナーのもっと細かい解説は、以下から。

https://jarta.jp/j-seminar/course/

 

 

 

立甲の参考に。

https://search.ameba.jp/search.html?q=立甲&aid=bodysync

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

立甲の解剖学や獲得意義は、立甲解説書に詳しく載っています。

立甲解説書は、JARTAメールマガジンへのご登録にて無料進呈しています。

https://jarta.jp/mailmagazine

 

少しずつお馴染みになってきた感もある立甲ですが、まだまだその詳しい機能や必要性、そしてメリットは十分伝わっていないと感じています。

例えば、見かけ上の立甲とスポーツのパフォーマンスに有効な立甲の見分け方とか、立甲とローテーターカフの関係とか。

単にできるようになればOKということではなく、少なくとも「立甲の意味がわかって」、「質を高めるポイント」がわかってこそ、使いこなせるという状態です。

 

<立甲解説書の内容>

・立甲の基礎解剖

・翼状肩甲との見分け方

・5つの習得意義

・立甲を習得した選手の声

・立甲とローテーターカフの関係

・RSSC(回旋系伸張反射)を活用すべき理由

など

 

 

立甲ができるようになりたい選手は、JARTAのトレーニング指導を。

http://jarta.jp/dispatch/

(初回半額です)

 

 

 

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

 

昨日、無事にプロ野球の自主トレを終え、3週間ぶりに自宅に帰ってきました。

 

 

 

毎年のことですが、選手を見送った後は、ものすごい脱力感というか、ホッとして立てなくなるほどになります。

 

 

 

自主トレ指導の日々の疲労もありますが、それよりも選手をサポートする立場としての緊張感かな。。

まさか自主トレで怪我をさせるわけにもいかないし、でもそれでも鍛えないといけない。

 

 

 

そしてそれらがこのシーズンのパフォーマンスにつながるようにしなければならない×5名、、という中で要求される意識の量はやはりものすごい負荷のようで。

 

 

 

長期にわたる自主トレをサポートしてくださった山鹿市の方々、旅館の皆さん、見学という名の手伝いに来てくれたJARTAのトレーナーたち、留守の間に家を守ってくれた妻やそれを支えてくれた子どもたちに心から感謝します。

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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いろんなことがありましたが、無事に終えることができました。

 

 

 

 

文面ではありますが、選手たちからの感想を。

 

 

お尻とモモ裏が大きくなってズボンが入らなくなって困る。

 

学生のときからやっておきたかった。

 

割れランジの重要性がわかった。

 

トレーニングとピッチングのつながりがわかりやすかった。

 

モモ裏や内モモがめちゃ筋肉痛になったのに柔軟性がアップしてて驚いた。

 

自分がどれだけ身体の使い方がテキトーだったのかがよくわかった。

 

投げる時にお尻にめちゃ乗りやすくなった。

 

ピッチング中の動きの修正方法がわかった。

 

などなど。

 

 

 

 

 

 

 

 

自主トレは終わりましたが、シーズン中もサポートは続きます。

今シーズンも彼らの応援を宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

この自主トレのトレーニング内容は、投手用トレーニングセミナーにて習得することができます。

https://jarta.jp/j-seminar/pitcher/

 

 

 

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こんにちは。


スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。


 


 


 


選手にトレーニングを指導する際、何を考えてというか、何を理由に数あるトレーニングの中から指導するものを決めますか?


 


 


 


僕の場合は、競技動作そのものの物理学をまず考えます。


例えばピッチングであれば、まずは力積とエネルギー保存の法則。


そしてバイオメカニクス。


詳細は省きますが、こちらをご参照。


http://jarta.jp/pitcher/


 


 


 


それらを前提条件とし、目の前の選手の動きを分析します。


だから全てのトレーニングに理由、つまり根拠がある。


そこに曖昧さは存在させません。


僕はそこが専門家としての責任だと思っていますし、非常に多様な要因によって流動的に結果が左右されてしまうスポーツの中にあって「確定できる数少ないもの」だと考えています。


https://ameblo.jp/bodysync/entry-12324960709.html


 


 


 


一方で、トレーニングには「弱いところを強くする」という考え方も存在します。


評価と呼ばれる方法で身体をチェックしていき、筋力が弱いところを発見したらその筋肉を鍛えるためのトレーニングを処方するというスタイルです。


筋力の評価はMMT(Manual Muscle Test)と呼ばれたりします。


 


 


柔軟性も同様。


可動域(ROM)検査と呼ばれるテストで関節や筋肉の硬さをチェックし、硬いところにストレッチを入れるように指導。


 


 


 


非常にわかりやすい考え方です。


一般的にも理解されやすく、受け入れられやすいと思います。


多くのジムなどでも取り入れられている考え方の一つです。


 


 


 


もちろん有効な考え方の一つなのですが、落とし穴が。


このスタイルで僕が非常に気になるところは、トレーニングの目的の部分。


特にスポーツでのパフォーマンスアップを向上することを目的としてトレーニングを行う選手は、注意していただきたく。


 


 


 


トレーニングを行う目的は、あくまでパフォーマンスアップのはず。


 


 


 


本当に、その弱い・硬いところを改善すればパフォーマンスは向上するのかを考える必要があります。


人間ですから、生活様式やその時の精神面の状況によっても筋力は変わります。


全身のどこもかしこもが同じように強い、ということはちょっとリアルではありません。


 


 


 


しかも弱いや硬いなど、専門家から「問題点」とされる部位は、実際たくさんあったりします。


スポーツ選手であれば、競技で使っているところと使っていないところには必ずギャップが生まれます。


だからって、限られた時間の中で、弱い部位を局所的に鍛えるだけで本当にパフォーマンスアップにつながるのか。


 


 


 


カラダは機械ではありません。


単に弱いところを強くする、硬いところを柔らかくするだけではパフォーマンスが上がるとは限りません。


 


 


 


そればかりか、闇雲に鍛えた結果、パフォーマンスが落ちたということも起こり得ます。


 


 


 


例えばピッチャーの大胸筋。


大胸筋を鍛えてしまうと、動作の中で大胸筋が働きやすくなります。


大胸筋が簡単に働きやすくなると、ピッチング動作においては回旋系の反射であるRSSCの発動を阻害してしまい、結果的に腕の振りが遅くなったり肩に怪我を起こしてしまったりします。


(大半の競技における大腿四頭筋も同様の構図)


 


 


 


なぜこのようなことが起こるかというと、トレーニングには筋力を向上させる作用の他に、「動きを覚えるという作用もある」からです。


筋肉を鍛えるために行なった「動き」を、人間は学習します。


本人や指導側が「今は筋力をつけるのが目的」、動きは後で。と考えていても、脳と身体はそう都合よく分類してくれません。


 


「筋力をつけたら、動きにつなげる」という発想についての意見>


https://ameblo.jp/bodysync/entry-12312095190.html


 


 


 


先の大胸筋の話でいうと、一般的に存在する大胸筋を鍛えるトレーニング方法と、ピッチングで回旋系反射の中で大胸筋が伸張・収縮するパターンは明らかに異なります。


 


 


 


僕が最も危惧しているのは、この部分。


 


 


 


筋力トレーニングが良いとか良くないとかいう表面的な観点ではなく、トレーニングで使う動作を身体が覚えてしまうというところです。


 


 


 


そういう意味で、弱いから強くする、硬いから柔らかくする、という発想は、手段の目的化というリスクを内包していると感じています。


 


 


 


 


 


お読みいただき、ありがとうございました。


 


 


 


 


 



全てはパフォーマンスアップのために。


 


 


 


 


 


中野 崇


 


 


 


 


 


追伸


こちらも参照してみてください。


「筋肉をつけるときだけは、動き方を学習しないでください!」


https://ameblo.jp/bodysync/entry-12250352472.html


 


 


 


 


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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

肩甲上腕関節ってご存知ですか?

専門家の方は当然知っていると思います。

 

 

 

肩甲骨と腕の骨(上腕骨)をつなぐ関節です。

 

 

 

深層はローテータカフ(肩のインナーマッスルの総称)、表層は三角筋や僧帽筋などで構成されています。

ピッチングでは、特にこの深層部分の筋群を使います。

だからこの部分が十分に良い状態になっている必要があります。

良い状態というのは、可動域が確保されていてかつ運動(投球)の中で働くという意味です。

 

 

 

それをすっ飛ばして表層部分の筋肉ばかりで投げてしまうと、肩の深部に怪我が起こったり、スピードはあるけどノーコン、ボールの質が低い、といった現象が起こります。

プロのピッチャーが細身でもものすごいボールを投げられる一つの理由として、こういう理由があります。(あくまで一つ、それだけではありませんが)

 

 

 

というわけで、ピッチャーのコンディショニングとしては非常に重要なこの肩甲上腕関節のコンディショニングの様子。

 

右投手でも左も行います。

 

 

 

みんな真面目にやってます。

 

 

 

それに併せて立甲と仙腸関節の可動性を混ぜ合わせたトレーニングも。

 

 

 

もちろん肩甲上腕関節や肩甲骨の可動性だけでは事足りませんので、立甲とローテーターカフを併せたトレーニングも行います。

きつすぎてこんな顔になってます笑

 

 

 

 

 

 

 

 

オーソドックスなものから、ちょっと複雑なものまで、ひたすら念入りに様々なストレッチを行います。

 

 

 

もちろんコモドストレッチも。

 

 

コモドストレッチは、たくさんの関節に同時にストレッチをかけることができる、複合系ストレッチといいます。

 

 

 

肩周りと同様、どの関節も柔軟性だけでは不足です。

だからストレッチの中にも「動きやすくなる」ための刺激を入れられるものを導入しています。

 

T-レフストレッチというトレーニング系ストレッチです。

(いろんな種類あります)

 

 

 

これらは選手各々の判断でトレーニングの合間にもかなり頻繁に行います。

動きやすい状態でトレーニングを行なった方がその質が高まる、という考え方です。

 

 

 

 

 

 

これはハーフシッティングフローの連続バージョン。

動画ありますのでご参考に。

選手はウォーミングアップとして60回ぐらいやっていますので、興味のある方はやってみてください。

背骨や股関節柔らかくしながらお尻周りのトレーニングにもなります。

 

 

 

 

 

そしてこちらは、ハーフブルーコというトレーニング。

 

 

 

かなりきついんです。

 

 

 

長かった自主トレは明日で終了です。

 

 

 

選手たちには身体操作やトレーニングなどたくさんの情報が入っているので、これから一緒に情報の整理をします。

最終的にシンプルに落とし込むためです。

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

ピッチングは、いろんなコーチがいろんなことを言います。

その結果、選手が混乱してパフォーマンスを落とすということは本当に多いです。

だから、必ず最後はシンプルに考えられるように選手と一緒に情報を整理して優先順位を本人が決められるようにしています。

 

 

 

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こんにちは。


スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。


 


 


 


昨日から西武ライオンズの武隈選手が合流しました。


 



 



 


 


 


北海道で身体を仕上げてきたとのことで、すでにものすごいボールを投げていました。



 


 


 


やっぱり一軍で活躍している選手はボールの質が違います。



 


 


 


プロ野球ではトラックマンというシステムが導入され、ボールのスピン数や回転軸などが計測できるようになっています。


 


 


 


「ボールの質」という主観的なものが、数値で表せるようになっているのです。


 


 


 


前回記事でも少し書きましたが、スピードガンでどれだけ速いボールが投げられても質が伴っていなければあっさり打たれてしまうのがプロの世界。


(もちろんそこには「出所が見づらい投げ方」という要素も含まれます)


 


 


 


そんなことを実感できる選手です。


 


 


 



 


 



 



 



 



武隈選手は当然初めてのトレーニングばかりなので、意図をしっかり説明しながらのトレーニングです。


 


 


 


 


他の選手も、その機会を利用して改めてトレーニングの意味を確認。


 



 



…のはず。。


 


 


 


 



自主トレのニュースや、なでしこ永里優季選手の特集でちょいちょい知られだしたコモドドラゴン。


 


 


 


武隈選手もすでに知ってくれており、コモドドラゴンを見にきた楽しみにしていたそうです。




方法と意図を説明して、、


 


 


 



トライ。


 


 


 



ええ顔になりました笑


 


 


 



それを見て嬉しそうな野上さん。


 


 


 


自主トレも残すところ、1日半。


 


 


 


 



最後までしっかり鍛えます。


 


 


 


 


 


 


 


 


 


お読みいただき、ありがとうございました。


 


 


 


 


 



全てはパフォーマンスアップのために。


 


 


 


 


 


中野 崇


 


 


 


 


追伸


スライドパンチというトレーニングの動画です。


ピッチングにおける身体のキレを向上するために選手たちも重視しているトレーニングです。


3分間行い、最後の15秒はラッシュ。


 







 



このトレーニングは、投手用トレーニングセミナーで学んでいただけます。



 



 



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