クルーNO.1001
アニおた担当のYOU-MINです。
アニおたシリーズは、悩みの答えや幸せになるヒントをアニメや映画に求めるアニおたがするお話です。
発達障害(ADHD・ASD・LD)、境界知能グレーゾーン、イジメ、不登校、抑うつ、PTSD、引きこもり等
悩めるあなたを応援しています。
今日は、少年マガジンに1997年から5年間連載された高校教師を描いた漫画
湘南の伝説の走屋(湘南純愛組)鬼爆の鬼塚英吉(主人公)が教師になり、学園の諸問題をとんでもない方法で解決するという学園物語
「GTO(ジーティーオー)」
をお送りします。
今年26年ぶりの新作ドラマも公開され、ちょっと話題です。
あらすじ
湘南極東高校に通う二人(鬼塚英吉と弾間龍二)は、暴走族(暴走天使)を潰し鬼爆コンビとして恐れられる伝説の不良でした。
ただ二人は喧嘩に明け暮れる毎日に嫌気がさし、偽装退学で学校を去りナンパ少年として変身することを決意するのです。
青春時代が終わる頃になっても英吉は童貞のまま、夢を東京での生活に求めて二人で上京を決意したのでした。(前作:湘南純愛組)
かつて湘南で、たった二人で湘南天使(暴走族)を潰した鬼爆コンビの一人である英吉は、替え玉受験で大検と大学入試をすり抜け大学生となっていました。
そして彼が次に『夢』を求めた場所が、学校の先生だったのです。
そんな英吉が大学生活最後の教育実習に臨む場面からお話は始まります。
あの小さなアパートへ(アニメ1話より)
教育実習は2週間、武蔵野吉祥寺東高校で「教育実習は教育の一部ですが、生徒たちはそう見てくれないのでくれぐれも注意してください」と念を押されます。
ところが彼の受け持ったクラスは、学級崩壊したクラスでした
初対面の生徒に唾を吐きかけられた英吉でしたが、教師になるためには教育実習をなんとしても無事に終了しなけれならない。苦虫をかみつぶした様な顔をして我慢するのでした。
落ち込む英吉に声をかけて来たのは、不良の巣窟とかしたO組の中で唯一普通そうな「水木ななこ」という女生徒とでした。
ななこの存在に癒され、同僚と屋台でおでんを突きながら、明日からも頑張ろうと決意する英吉でした。
ほろ酔いで家に帰る途中、公園で寂しそうに座っている『ななこ』を見つけます。
『家を飛び出してきちゃった』
『今晩、泊まらしてください・・・』
しかし、これは「ななこ」が考えた教師イジメの罠だったのです。
家に上がるなり、ななこは制服を脱ぎ下着姿になったところで
ゴメンね~ ♡
とたん男子生徒が部屋に流れ込み、写真を撮って言うのです。
『一週間まってやるから、100万円もってこい』
ななこがこんな教師いじめをするようになった一つの理由は、家庭不和と親の無関心でした。幼い頃は貧乏で小さなアパートで家族よりそって暮らしていたのに、父親の事業が成功し、母親も働きだしたことで裕福になり家が大きくなるとともに家族の関係も離れていったのです。
お父さんとお母さんの部屋には壁があって
触るととてもひんやり冷たいの
ななこが泣きながら話してくれた家庭の事情でした。
戻りたい、あの小さなアパートに
もうあんな壁なんて見たくない
英吉『俺たちは、どう転んだって昔ににはもどれねぇんだよ。それがどんなに最高だったとしても過去は過去』
英吉が考えた結論は、ななこの両親の部屋の壁を10ポンドハンマーでたたき壊すというものでした
ジャーマン・スープレックス(アニメ2話より)
なんとか教育実習を終えた英吉は、私立高校の教員採用面接を受けるのですが、面接官(教頭先生)は英吉がぶん殴ったチカンだったのです。
面接終了~
面接は散々で、売店でコーヒー牛乳を飲みながら、店のおばちゃんに愚痴をこぼす英吉
どうせ俺はクズだから、
あらあら若いのに自分をクズなんて言うもんじゃありませんよ。
だってよ~ガキの頃から先コーとかに「馬鹿だのクズだの」言われたら、そうなのかな~って思っちまうよ普通
ど~して先コーってみんなああなのかなぁ
そうせ俺は馬鹿だし喧嘩っぱやいし教師に向いてないかもしんねーけど
でも俺が先コーだったらぜっていしねぇぜ、てめぇの教え子をクズ呼ばわりするマネはよ~
そんなとき現れたのは、退学になり教頭先生に恨みをもつ若者たちでした。
解決できたら面接どうにかなるかもよ
英吉の威を借り、子供たちをクズだと罵る教頭先生に、英吉は怒りが抑えられずジャーマンスープレックスをぶちかましてしまったのです。
面接もさっぱり、おまけに面接官にジャーマン
教師になることをあきらめた英吉でしたが、二次面接に呼ばれ、そこに現れたの売店のおばちゃん。実は売店のおばちゃんは学園の理事長だったのです。
『OK 採用です・・・私があなたに期待しているのはあの力強いジャーマンなのよ』
実は、理事長には思惑があったのです。
元四(アニメ第3話より)
理事長が英吉に任せたかったのは、中等部3年4組(元2年4組)でした。
見た目はごく普通の生徒たちでしたが、子供たちは教師のことを敵対視していました。
担任によるレイプ事件がきっかけとなり、それ以来担任になる教師をクラス全員で貶めていたのです。
巧妙かつ狡猾な手段で
そこには、先生を排除することを正義だと信じて疑わない子供達がいたのです。フリーライダーを排除する日本人特有のイジメがそこにありました。
3年4組の担任イジメ
イジメ、親の無関心・過干渉。そこは、あらゆる混沌が渦巻いている学園で、
GTO(グレートティーチャーオニズカ)のとんでもない授業が子供たちの凍った心をとかして行くのでした。
卑怯者とされる恐ろしさ
3年前カンニングをした生徒が自死を選択したことで両親が学校を訴えた悲しいニュースが飛び込んできました。
内情はまったくわかりません。
ただ3年という年月を得て、民事裁判を起こした理由は、真実を知りたかったからかもしれません。
この高校は進学校で、カンニングにはもともと厳しい学校だそうです。
日本人は、リスクとリターンについて学校で学んでいません。
そして、ミスをした者への不寛容さは言うまでもありません。
カンニングをすることは「卑怯なこと」と普段から厳しく指導され、ペナルティも事前に通告されていたのだとしたら、少年がなぜリスクを冒してまでカンニングをしてしまったのか...。
私は、学校の先生を信じていませんでした。
それは、私も何度も先生に裏切られてきた経験があるからです。
鬼塚先生のような先生は
私の前に現れませんでした。
もし「卑怯者」と罵るのではなく「卑怯な事はするな」と諭してくれていたのなら。ただただそう思うのです。
鬼塚先生は、自分が正しいと思う事を信念として生きて来た結果『普通ではない』言い換えれば『良くない』不良(ツッパリ)と世間から認知されたのですが
全ての先生がとは言いませんが、多くの先生は清廉すぎるのです。失敗を知らず競争の中で人を蹴落とし、虐められない様に適度な距離感を保って『普通』を生きた人
理性で良心に蓋をして、イジメを見ない様に心をコントールする事を覚えた大人
そこに寛容と言う心は存在するのでしょうか
卑怯者の烙印を押されることは、クラスから排除される対象にされることを意味しています。それはイジメの対象としての的にされた事と同義なのではないでしょうか。
今日は、少年マガジンに1997年から5年間連載された元ヤン教師を描いた漫画
湘南の伝説の走屋(湘南純愛爆走組)鬼爆の鬼塚英吉(主人公)が教師になり、学園の諸問題をとんでもない方法で解決するという学園物語
「GTO(ジーティーオー)」
学校の先生の教えに子供たちの心の成長を求めるのは無理があると感じています。
先生が先生として存在するために勉強する時間の余裕など、今の学校にはないと感じているからです。
だからこそ我が国の教育を根本的に考え直す時期なのだと思っています。
では、今日はこの辺で
GTO(ジーティーオー)の前日譚(湘南純愛組!)も
AmazonPrimeビデオでお楽しみください
26年ぶりの新作ドラマも面白いですよ
YOU-MIN
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
苦しんでいる人へ
苦しんでいる家族へ
伝えたい
でも、私たちの発信力は弱く
届ける事ができません。
もし共感して頂けるのなら
フォロー・いいねをお願いします。
あなたの幸せを祈っています
よろしければフォローお願いします。
映画・アニおたシリーズは、こちら↓
🚩 ちはやふる
🚩 死刑にいたる病
🚩 暗殺教師
🚩 スラムダンク
🚩 め組の大吾