今日のお題は、
1 新世紀エヴァンゲリオン
2 汎用人型決戦兵器とは、
3 第参話 鳴らない電話
4 第十五話 嘘と沈黙
の4本です。
クルーNO.1001
アニおた担当のYOU-MINです。
アニおたシリーズは、悩みの答えや、幸せになるヒントをアニメや映画に求めるアニおたの送るお話です。
今日は、先日間違えて消してしまった
エヴァンゲリオンの話を再upします。
幻の
アニおたシリーズ VOL.Re1
新世紀エヴァンゲリオンのTVシリーズからのお話です。
最初の記事を読んでくれた方、👍をしてくれた方、この記事が初見の方、あらためてよろしくお願いします。
新世紀エヴァンゲリオン
みなさんは「新世紀エヴァンゲリオン」はご存知ですか。1995年10月から翌年3月までテレビ東京系列で放送された庵野監督によるアニメーション作品です。
庵野監督の作品として「シン・ゴジラ」「シン・エヴァンゲリオン」「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」などいずれかの作品は興味がなくても知っている方は多いと思います。
何を隠そう私はエヴァマニアなのです。
大災害(セカンドインパクト)が起きた後の2015年の世界(発表時点では20年後の世界)を舞台に、巨大な汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットのとなった子供たちと首都に襲来する謎の敵(使徒)との戦いを描いた作品です。
汎用人型決戦兵器とは
汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオンとは、使徒と呼ばれる生命体の殲滅を目的として作成された兵器です。
ロボットではなく人造人間と呼称している理由は、アダムもしくはリリスと呼ばれる「生命の起源」を人類がコピーして作った強大な生命体だからです。
エヴァ本来の力を押さえ込むための拘束具を兼ね備えた装甲板で人型になるように覆われています。A.T.フィールド展開する使徒に対して、エヴァは人類が保有する唯一の対抗手段とされています。
語源は「福音」を意味するギリシャ語のエヴァンゲリオン(εὐαγγέλιον, euangelion)に由来しています。また略称であるEVAは聖書の創世記にある最初の女性にもかけられているという訳です。
今日は1995年から放送されたテレビシリーズの中から、2つお話をしたいと思います。
第参話 鳴らない電話
この話のキーとなる言葉は「ヤマアラシのジレンマ」もとは、ドイツの哲学者ショーペン・ハウアーの寓話からのものです。
いつまでも鳴ることのない電話の状態から友達がいないかも知れない主人公の話をしたときにでる言葉です。
ヤマアラシの場合、相手に温もりを伝えたいと思っても、身を寄せれば痩せるほど体中の棘で相手を傷つけてしまう。
人間にも同じことが言えるわ。
今のシンジくんは、心のどこかでその痛みに
怯えて、億秒になっているんでしょうね。
引用元ー新世紀エヴァンゲリオン
第3話「鳴らない電話」/赤木リツコ
実際には、とても仲良くくっ付くんですけど...
主人公の少年 碇シンジくんは幼少期に母親を失い、父親との関係も複雑であるため他人との関わりを避ける傾向があります。
彼は他者との接触を避けることで自分を守ろうとしますが、同時に孤独感や心の空虚さに苦しんでいます。
ヤマアラシの寓話の様に他人との距離を保ちたいという欲求と他人との関係を築きたいという欲求の間で揺れ動く心理状態を表しています。
シンジをはじめとするキャラクターたちの孤独や孤立感、そして他者とのつながりを求める矛盾した感情を浮き彫りにしていて
人間の心理的な複雑さや他者との関係性の難しさを描いた重要なテーマとして、新世紀エヴァンゲリオンにおいて描かれています。
ただ、これらの心の葛藤は成長のために必要なもので、思春期の子供が自己同一性を形成し、自己のアイデンティティを見つける過程で重要な役割を果たします。
人は唯一心の成長が体の成長を上回る生き物です。思春期の頃には急激に体が成長して大きく戸惑います。
子供たちは、これらの葛藤を通じて自己の価値観や自己理解を深め、自己受容や自己肯定感を築いていくことが求められてらいると言えます。
第拾伍話 嘘と沈黙
恒常性(ホメオスタシス)とは生体の内部や外部の環境因子の変化に関わらず生理機能が一定に保たれる性質のことで、生物にとって極めて重要な機能です。
言葉自体は「変化しない」という意味を持っていて、
心理学的には
「現在の自分自身の行動や生活様式を変えようとしたときに、なるべく変えないようにする心の生理」を表しています。
今では一般や医学的にも使われる様になった「トランジスタシス」このアニメの中で使われた造語です。
第拾伍話では多くの嘘が語られていますが、父親を恨んでいた筈なのに父によく似た人を好きになってしまう。そこに「認知的不協和」が生じます。
心に相反する二つ行動や感情がある時に感じるストレスについては、こちらの記事を読んで見て下さい↓
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