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今日のお題は、タルムードから

 

キツネぶどう畑

 

1 パンドラの箱
2 流浪の民

3 偉人伝と母

4 キツネとぶどう畑
5 民族の教え

  の5本です


 本日の担当は、クルーNO.2002

MARUMOMOMOです。

 

折れない心
生きる力を育む
教えないという教え
VOL.5

 

今日は
ユダヤ民族に伝わる寓話「タルムード」から

キツネぶどう畑についてのお話です。

 では、よろしくお願いします。


引用-AmazonKindle
キツネとぶどう畑
折れない心と生きる力を育む絵本
著:MARUMOMOMO
 SAKUCHIN

  パンドラの箱

 

欧米には『銀のスプーンを咥えて生まれる』という

ことわざがあります。

洗礼に使う銀のスプーンは貴族に好まれたもので、それは生まれながらにして裕福であるという証であり、それにならって誕生のお祝いに銀のスプーンを贈るのだそうです。

 

そして私は、

生まれた時から全てがそろっている世界

夢の国、日本に生まれました。

 

世界人口の8割が発展途上国に生まれる世界で、日本に生まれる確率は1.5%程度。そしてこの時代に生まれる確率はどれほど小さな数字になるのかは考えたこともありません。

 

中国の東方1500海里にあるとされた黄金の島(ジパング)、かつて誰もが憧れた夢の国に生まれた私は、全てを持っていたのに

 

仲間、仕事、家族、お金

日常のそこにあった全てが私の元を去り、

最後は生きる希望をも見失ってしまいました。

 

そしてパンドラの箱の中に残った唯一の光すら気がつくことができず、自らの手で箱に閉じ込めてしまおうとしたのです。



一人ぼっちになった部屋で

何も出来ず

泣いて暮らす日々

そして何が悲しいのすら忘れてしまう。

 

初めから持っていたから

当たり前の幸せだと思っていたから

明日も同じだと思っていたから

 

失う事の悲しさを感じる事があっても

持っている事の幸せを感じなかった

 

だから

 

失う事に耐えられない

 

多くを持って生まれた私たちが本当に学ばないといけなかったことは、それを失ったときに乗り越える力です。

ですがそれを教えられる事はなく、必要だとも思ってこなかった。

 

学校で教わったのは、

 

『暗記と誰かと競うこと』

 

それほど、平凡で幸せな日常を暮らしていたのです。

 

毎年2万人を超える人々が自分の手でパンドラの箱を閉じてしまう。その数は戦争によって失われた兵士の希望に等しい。そんな戦禍の中においても、かつて全てを奪われて尚、それに抗おうとした民族がいます。

  流浪の民

 

神話の時代から数千年の歴史を持つというのに自国を持たず流浪の民として生きることを強いられたユダヤの人々

 

ユダヤ人の迫害の歴史は、モーゼが海を割り、エジプトから約束の地カナンまでの旅を物語った出エジプト記、ローマ帝国時代の奴隷、中世ヨーロッパのキリスト教徒からの弾圧、トナチスドイツによるホロコースト(民族浄化施策)、そして現代においても差別と偏見に晒されてきた迫害は、古代から現代に至るまでさまざまな時代や地域で起こってきました。

 

永らく続く流浪の歴史 その中で、彼らが何よりも大切にしてきたもの。それは

 

知識と家族

 

その知識は、どんなに辛い境遇に追いやられたとしてもそれに立ち向かう事のできる生きる力として

母から子へ寓話として語り継がれてきました。

 

何千年という過去から、未来に続く子どもたちのために

  

生きる力とは、

壁に立ち向かい

乗り越える勇気です

 

世界人口の僅か0.2%ほどのユダヤ人は我が国とはまったく違う教育、原理原則を重視して子供を育てて多くの偉人を輩出してきました。

 

それは、長い迫害の歴史の中で伝えられて来た

『目に見える財産はいとも簡単に奪われる。ただ、知識だけは何人たりとも奪う事はできない』という考えに根差した家庭教育が、彼らの子ども達を強くしなやかに育てるからなのです。

  偉人伝と母

 

教えない教えシリーズの中で何人かの偉人伝と彼らの母親との関わりについてのお話をしました。

  • ロックバントKISSのジーン・シモンズ
  • 物理学のアインシュタイン博士
  • 映画俳優のレオナルド・デカプリオ
  • 映画監督のスティーブン・スピルバーグ
  • マクドナルドのレイ・クロック 

彼らが、貧困・差別・偏見などで苦しみながら、それを乗り越えて、レジェンドとなった陰には民族に伝わる家庭教育て育んでくれた母の姿がありました。

  キツネとぶどう畑

 

適応障害で鳥かごに囚われた私ができたことは、


描くこと


タブレットで愛犬の絵を描いたり、アバターを描いたり

そんな日常の中、私のように苦しむ子ども達が少しでも減ることを願って絵本を書きました。

 

ユダヤの寓話(タルムード)から

 

「キツネとぶどう畑」


このお話は

キツネが生きるためにリスクをとってぶどうぶどうを食べる様子を親子で考えることで、生きる力を養うお話です。


そこに明確な答えは無く、あなたの子供自身が答えを見つけ、あなたとの問答の中でレジリエンスを育むお話なのです。
 
絵本を与えて終わりではなく、問答の中で人生の様々な困難に出くわしたときに、否定的で悲観的な判断を下さぬように笑って乗り越えられる強さを育む家庭教育が、子ども達に強さを与えます。

 

どうか、お子さんに読み聞かせてあげてください。

そして、あなたならどうするのかを尋ねてください。

選択肢は二つでも、答えはいくつもあるのです。

 

これからも学校では、暗記に偏重した教育で、そこに生きる力を育むものはありません。

 

子どもたちが何かを失った時、失意の中で立ち向かう勇気を育むのは教師ではなく、あなたなのです。

 

そしてそれは、幼い時から幾度となく繰り返される事によってビリーフシステムとして心の中に存在して、あなたがいなくなったとしても、あなたの代わりに子どもたちを守るのです。


教えない教えとは、無意識を支配している評価軸

出来事に対して、どういう感情を持つのかという深層心理の価値観を強くしなやかにすることです。

 

親の寿命は子どもより短い。これは自然の摂理です。


もし我が子の安全を脅かす障害があったとしても、永遠に守り続けることはできない。でもビリーフ(信念・価値観)として、あなたの想いを子供たちに残してあげられることができれば、あなたの言葉は「力」として子供へ、そしてまたその子どもへと続いていくことでしょう。 

電子書籍

Amazonが提供する「Kindle」にて

無料キャンペーン中

6.3.13〜17(16:59)まで

お試しに電子版を見ていただき、よろしければ紙の絵本(ペーパーバック)を使って、お子さまと問答してみて下さい。


お誕生や入園・入学のお祝いの贈り物に

あなたの想いは、きっと銀のスプーンを咥え生まれることよりも価値あるものになるはずです。あなたの想いが子へ孫へと繋がり例え、どんな不条理な試練にぶつかったとしても、未来に続く系譜がより良い決断を下すことを願っています。

  民族の教え

 

故郷を離れたユダヤの民が心の拠り所にしている二つの書物があります。

 

それはヘブライ聖書とタルムードです。

 

タルムードとは日本で言うところの昔話の様なものです。アウシュビッツなどの迫害で家族・財産など全てを奪われてきた彼らが神話の時代から大切にしてきたのは、誰からも奪われることのない知識と子ども達です。

 

世界人口のわずか0.2%ほどのユダヤ人がノーベル賞受賞者の20%を占め、スピルバーグやマーク・ザッカーバーグ等の超お金持ちや成功者が多いのは、幼少期からの家庭教育が基礎になっていると言われています。

 

そこで母親が子供達に話し語らうのが「タルムード」なのです。

心配しないで下さいね。

タルムードは宗教書でも思想書でもありません。

 

強く負けない心を育み、考える力をつけ、リスク管理を教える現代社会を生きるバイブルです。

 

一度読んでみて下さい。ユダヤの民がどうして強く優秀なのかがわかるはずです。

  

私は、適応障害で職を失い、PTSDが悪化

離婚も経験し、未だ療養の最中にいます。

 

全てを失ったと思いこみ、パンドラの箱を何度も閉じようとしました。

病院で見上げた知らない天井

生きている事の喜びは無く、悲しみは更に深まるばかりでした。

 

ただ、今はパンドラの箱の隅に希望という光を見つけ、

彼は、私に安らぎを与え続けることを誓ってくれたのです。

 

少しずつですが筆をとり、これから絵本を描いて行こう思います。誰かの力になる事で、私自身の生きる力を育む為に。

 

そして、いつか希望の子らと語らうために

 

【MARUMOMOMOより】

  

最後まで読んでいただき

 ありがとうございます。

 

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